コメント
 
 
 
Unknown (ひろ)
2016-09-19 18:32:59
theropod様、ご無沙汰しております。
今回のNHKスペシャル。私も細かい問題はありましたが、合格点をあげて良いレベルだと思いました。

”類”の表記ですが、日本のマスコミでは当分直らないと思います。NHKにしても民報連にしても、教育・文化の表現は、”解りやすく混乱を来たさないことを第一位とする”となっているようですから・・・なので”属”と言う表現も、科学的に出す必要があれば出すが一般的でないなら出さない。その点T.rex は映画による認知度が高いから出す。グアンロンは学名表示しても視聴者が混乱するだけだから出さないというスタンスですね。

今後もこのレベルで行ってくれれば良いのですが、製作するメンバーが毎回違うので、たぶん頓珍漢な映像や説明は続くでしょうね。古生物好きがプロデューサーや監督にならない限りは・・・^^;
 
 
 
Unknown (アキヒコ)
2016-10-08 00:25:13
 僕は長崎産のチラノ類の歯の紹介があってくれただけで満足でした。
 実はリアルタイムでは見ておらず、今インターネットで拝見したのですが、やはり理解に苦しむ描写が多かった…というのが偽らざる感想です。特に、サイアッツとの関係について、チラノ系獣脚類がアロ系に取って代わったのは植物食恐竜の多様化(角竜、鎧竜:武装 カモノハシ竜:速く走れる 雷竜:武装と大型化)と関係あるのではないでしょうか。白亜紀後期に入って出現した新型の植物食恐竜をアロ類が食べつけず、北半球の生態系から外れていったため、空いたニッチにチラノ類が入って大型化した、といった内容が最も破たんが少なく、誰にでも理解しうると思います。たぶんサイアッツが2頭のチラノ類(これもそう。どうして「ティラノサウルス」なんてつけるのか!かえって混乱を招くだけなのに…。)にやられる場面など、アロファンの人はショックだったのではないでしょうか…。アロもかっこいいのに。
 恐竜と鳥の関係について言及するのは大いに結構ですが、「チラノは姿を変えて生きている…」というのを聞いた時、僕は危うくヒステリーを起こすところでした。系統関係をなんも分かっとらんではないか!!
 最後に、僕は分類学など勉強したてで、まだ何もわかっておりませんが、「~類」というのは厳密なリンネ式分類ほど混乱しにくいように思いますので、「~の仲間」くらいの意味で今後使う機会が増えればよいなと思っております。
 
 
 
そうですね。 (theropod)
2016-10-15 16:16:09
皆さんコメントありがとうございます。
「新種のティラノサウルス」という誤った表現を踏襲することは、かえって混乱を助長していると思うのですけどね。

植物食恐竜の多様化、アキヒコさんのいう通りと思います。そういう説明はいっさいなかったですね。また肉食恐竜の個体同士の闘争と、生存戦略とは全く別の問題だし。。

 またよろしくお願いします。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。