『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

銀河鉄道の汽笛の音で、おめでとう (鉄郎、機械の体手に入れるってよ)

2017-01-01 | Music(音楽):音楽は風に乗る

思いついたままなタイトルでして、あんまし深い意味はありません。


時差あるから、欧州はまだ昨年末におります。

そして、日本は暖冬と聞くんだけど、こっちゃ雪ばっか降ってます。

雪のなか、某居酒屋にて無事に年越しソバを堪能。

日本のお出汁はやはりイイね!


昔から何でも分析しすぎる癖あるんで。

全然更新しないこのブログで、急に2回連続でN夙川ボーイズ(「んしゅくがわボーイズ」と読みます)のミュージック・クリップを貼り付ける。

この自分の行為の意味を分析するのは、まあ止めときます。

分析したって、ロクでもない結果しか出まい。





Hello,999はN夙川の歴史で一番キャッチーな曲だ。

唐突に演奏が始まり、遠ざかるスリーナインの汽笛の音で幕を閉じる。


あのー、よくミュージック・クリップで曲前に10秒くらい余白が入るでしょ。

校庭が写っててセミの声がするとか、公園が写ってて子供の声がするとか、そういうイメージショット的な。

あれ要らぬ(笑)

このPVみたいにスパッと曲に入るのがイイよね。

忙しい現代人的には。


しかし、リンダのドラムは絵になるなぁ。

このバンドはその日によってメンバーの担当楽器が変わるんだけど、

ライブでリンダがドラムだと、ステージがちと不安定(笑)になる時あんのもご愛敬。

そんな些細な問題は、女子がドラマーであるという、この素敵な事実が吹き飛ばす。

今後、日本のバンドのドラムは全員女子で良い。

もー、メンバーで一番太ってる男子がドラムをやる時代は終了(笑)

太ってる男子諸君はこれからはドラマーでなくDJにまわり給え。

それか、真矢みたいにラーメン屋。


それにしても。

このバンドはトライアングルながら、マーヤとリンダが曲中コミュニケーションを取りまくる傍ら、

ギターのシンノスケBOYsと他のメンバーの間には何の交流も認められない。

一瞬のアイコンタクトさえ無い。


このクリップに至っては、シンノスケのギターソロになった瞬間、

ものすごくローテンションなマーヤのファッションチェックのコーナーが始まってしまう。

内田裕也みたいな「ロックンロール」、要るんかいなコレ(笑)


昔、サッカー日本代表を率いたオシム監督が、アタッッキングサードまでボールを運んで、アタッカーにボール預ける役割を

「水を運ぶ者」

と例えたんだけど。

(オシムさんの言葉はいちいち必要以上に深い。水を運ぶ者て・笑)

前衛の二人が暴れる後ろで黙々とリフを刻み続けるシンノスケは、N夙川における水を運ぶ者という事だろうか。





スペイシー(宇宙的)なサウンドをもう1曲。

このPVにはケビン・スペイシーが友情出演しています。(USO desu)


プロデューサーが佐久間正英さんって事もあるだろうけど、プラネットマジックは、ちょっとくるりっぽい音作りの曲だなと思う。

イントロから、わざと抑えて抑えて。

単純なリフの繰り返しのなかでリスナーを昂らせていくってのは、中期くるりが得意としてた手法ですよね。(一体いつがくるりの中期なんだ・笑)


N夙川ボーイズの活動期(2007-2016)に高校生だった子たちは、本当にラッキーだったと思う。

青春時代にブルーハーツを生で聴けた世代くらいラッキー。


彼らのすごいところは、音楽を始めた初期衝動、彼らの中にあるロックへの憧れみたいなものが前面に溢れ出てる。

それって慣れてくと、だんだん出なくなってくるでしょ。

自分がスターになっちゃうと。

そして、人生はマンネリとの闘いでもあるから。

あ、いま「闘え!ラーメンマン」の方の「闘う」って漢字出ちゃった(笑)

懐かC!

この漢字、30年くらい書いてなかったなぁ。


みなさん、お節食べて良いお年を。

おしまい。


<熱帯雨林>

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