『マグノリア』
”Magnolia”
1999年・米
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
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病に伏し、余命幾ばくもない老人。
死を予期する彼は、看護士に、息子を探し出してくれと頼む。
そして、若き日に妻と息子を捨てた事こそが、人生最大の過ちであったと告白する。
ちょうどその頃、息子はステージでスポットライトを浴び、熱狂的な観衆に向けた講演のまっ最中。
彼は世の迷える男性たちに、いかに女をネジ伏せるかを説く、カリスマ・セックス伝道師となっていた。
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ストーリー云々以前に、188分の尺が尋常じゃないでしょ。
映画の中で、クイズ番組に出演中の天才少年が番組の長さに耐えられずオシッコを漏らしてしまうシーンがあるけど、映画を見てるこっちもMajiで漏れちゃう5秒前。
長いのよ、話が。
監督はんが脚本も書いてはるようやけど・・・
偶然がもたらす人生の機微、みたいのを観客に教えるにしても、もっと手短に伝えなあきまへんわ。
この映画見てる最中に、うちらかて3時間ぶん、年をとってまうわけどすえ。
(京都弁って、ほんとに文句が言いやすい)
映画そのものとは関係ないが、この頃のエイミー・マンは神がかっている。
今振り返っても、この頃のアルバムがピークだと思う。