男子ツアーの剣が峰
遼の参戦は、 日本ツアーを変えるか？？？
遼の日本ツアー参戦のニュースは、瞬く間に全国に広がった。というのは、遼は、意地を通してアメリカ参戦を第一からやり直す決心だとみんなが思っていた矢先だったからだ。
日本のツアーは死んでいるとは、極言しないが、活発だとは言い切れない。スターが存在しない日本ツアーは、ギャラリーの減少に歯止めがかからないのである。宮里勇作、」小平智で盛り上がるか、である。残念ながら、まったく華がない選手たちにそっぽ向かれて、痛ましいフィールドになっている。慈善運動もかねて、ツアーの選手たちは、余念がないが、マスコミが取り上げない状況は、いかんともしがたい。
遼が参戦すれば、間違いなく、ギャラリーは、もどってくる。場合によるが、５０００人の大台に増える可能性があり、女子ゴルフに興味を注いだスポンサーやギャラリーが、男子ツアーにもう一度足を運ぶかもしれない。人気の面では、遼は、松山英樹をしのぎ、飛車と角のたとえれば、一方でもの日本をうるおせば、盛り上がりのトーナメントが見られるだろう。
だから、本人の意思が、アメリカでトロヒーを抱くことにあるのは、外れてはいないが、日本の一年が、やがて実を結ぶ試金石になると記者は考えている。遼の生まれながらポスチャーは、そう簡単にまねができない。
ただ、過去の遼のままでは、世間が納得しないだろうから、新生遼として、再出発ではなく、第一歩として、我慢強く、新人のつもりで戦ってもらいたい。
