夢幻遺跡

主にモンスター・コレクションTCGについて

【連載】アナログTCGの長所とカード専門店の今後(1)

2017年10月23日 | 日記
 初めましての方は初めまして。横浜でモンスター・コレクションTCGというカードゲームを遊んでいるゲンゲツという者です。
普段はモンコレ記事ばかりですが、今回は「アナログTCGの長所とカード専門店の今後」と題して、ちょっと挑戦的な記事を書いてみようと思います。
初回は書き始めた経緯と今後の予定?に関して。いわゆるイントロってやつです。


 最近、池っち店長がある方のブログ記事を紹介していて読んでみました。

読んでみると残念ながら、記事も、そして記事に対する池っち店長の反応も「アナログ/デジタルの比較」から飛躍して持論を展開しており、アナログTCGの長所と、今後の生存戦略について詳しく書かれているとは言いがたかったです。

 また、かつて私は池っち店長に対して次の質問をした事があります。

対する答えはこれでした。

この答えに対して私は、論点をはぐらかされている、そして結論が情に流されていると感じました。


 現在、アナログTCGおよび、それを扱うカード専門店は大きな転換期を迎えていると考えます。
それに対して、「アナログTCGはデジタルTCGとは別物である」「アナログTCGが廃れる事はない」「ユーザーと小売をないがしろにした企業は滅びる」
と、丁寧な分析をせずに唱えているだけでは、アナログTCGの寿命を縮めるだけではないでしょうか。
(別にこの部分は池っち店長個人を指している訳ではありません。TCG関係者全体に対してです)


 よって、この連載記事「アナログTCGの長所とカード専門店の今後」は、出来る限り客観的・分析的に書く事を心がけます。
なので、私の論調が偏っていた場合、随時指摘していただけると幸いです。


 第1回の締めくくりとして、基本的な私のスタンスと記事の予定を書いておきます。

~私のスタンス~

・私自身はカジュアルとガチの間をフラフラしているカードゲーマーである。
 経験TCGはポケモン、モンコレ、遊戯王、デュエマ(紙とvault)、幻想鏡現詩、VISION、ドレノ、シャドバ。
 アナログTCGにおけるコミュニケーションは楽しいと思っている。

・特に都市部において、カード専門店は多過ぎると思っている。再びバブルが来るとは思わず、これから更に淘汰が進むと思っている。

・Trading(交換)をTrading(商取引)にしたカード専門店の功罪は大きいと思っている。


~記事の予定?~

・デジタルの長所はアナログよりも数は多い(と思う)。

・アナログの長所…投機、駆け引き、物理コレクション、ランダム性の種類、地域メタ、ドラフト、人と知り合う機会。

・カード専門店はTrading(商取引)要素によって栄え、消費者がネットを利用してTradingを始めた事で大打撃を受けている。

・デジタル=「中古市場の存在しないTCG」

・TCGは専門に扱うにはリスクが大きいと思う。若~中年男性がメインターゲットの商材であり、相場変動も激しい。

・TCGはどこでもできる?デュエルスペースへ来る意味とは?

・「店に来る意味」「アナログで遊ぶ意味」を作り続けるしかない。


 執筆ペースは未定ですが、頑張ってちょくちょく更新していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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