創作劇団 ポラーノ 稽古日誌

市川市民ミュージカルから派生したお芝居好きな大人達の演劇集団です。

稽古日記

2017-06-27 08:20:10 | 劇団日誌
またまた!
作品についてです♪
武田泰淳の「信念」は、戦後すぐに執筆されました。
故郷の英雄として、ある将軍の銅像が高台に建てられました。
しかし、戦争に破れ、その責任を問われ、こっそりと帰郷した将軍は、自分の銅像が惨めにも引き倒され、土にまみれていました。
しかし、その惨めな銅像に手を合わせる人がいた。
その人は、自分が手を合わせている将軍本人と気付かずに、その将軍の素晴らしさを必死に訴えた。
さらに、自分の息子は戦死したと告げられても信じず、この将軍が生きていたら、自分の息子も生きているという信念を持っていた。
それは、かって、将軍自身が、戦争に向かう若い戦士に対して、自分の元なら絶対に死なない、戦争は勝つと信念を植え付けていたものだった。
しかし、戦争に破れ、信念を失なってしまった将軍は、自分がそうして、植え付けてきた信念を逆に突きつけられてしまった!
というのが前半のお話です♪
それから、将軍はどういう行動をとったのか?
続きは、当日に!
意外な展開へ!
イシケン

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