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さらば、こくうまカレーよ

2017-05-15 21:00:17 | かみさと
こんばんは。かみさとです。


慣れ親しんだものが唐突に自らの手から零れ落ちる喪失感、分かるでしょうか。
"そこに在るのが当たり前"のものが無い。
染み付いた感覚との致命的なズレ。二度と触れられないあのぬくもり。
こんなことならもっと大事にしておけばよかったという後悔。



以前から言っているように、節約のため自炊を心がけているのですが、
帰宅が遅い日や体調が優れずキッチンに立つのがしんどい日は、今でも吉野家のお世話になります。
吉野家のカレーは「こくうま」と「うまから」の二種の味がありまして、要は「あんまり辛くないカレー」と「辛いカレー」です。
辛いものが若干苦手な私は、よくこの「こくうま」カレーを大盛りで、その上チーズをトッピングした上で食していました。
チーズがルーをマイルドにして、たいへん美味しかったのです。

しかし、今ではその「こくうま」カレーを食べることも叶いません。


そう。


吉野家のカレーが、新メニュー『黒カレー』に統一されてしまったのです。


吉野家さん曰く、この黒カレーは
『あめ色玉ねぎ、トマトペースト、りんご果汁など、野菜と果物をベースに、15種類のスパイスをバランスよく配合した“本格ルー”で仕上げた、辛さと豊かな香りのカレーです。』
とのことで、これまでのカレーよりもかなり本格的な仕上がりであることが伝わってきます。
事実、スパイスの味わいはかつての「こくうま」カレーよりも数段グレードが高く、牛丼チェーンとは思えないほど。

しかし、そこに「こくうま」カレーの面影はありません。
だって辛いんだもん。

「こくうま」カレーを食べに吉野家に行ったら、何やら黒く染まった別物がそこにいたという感覚。
CCCコラボイベントの、エミヤとエミヤオルタが入れ替わっていたシーンを思い出します。
伝わらねえ。


モスバーガーのメニューが一部入れ替わり、かつてのモスライスバーガーきんぴらが消えたときも、今と同じような気持ちになっていたことを思い出します。
今では随分と具沢山になりましたが、今でも私にとってのきんぴらは、あの日のきんぴらです。

人気のチェーン店でも、看板メニューでもない限りいつかは入れ替わるもの。
「この店のこれが美味しい!」と譲れないこだわりをお持ちの方は、今食べているこれが食べ納めになるかもしれない……という気持ちを、どこかに持っていた方がいいかもしれませんね。
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