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カセットテープが流行っていると聞いて

2017-03-12 23:58:49 | ヨン様
こんばんは、ヨン様です。


最近、カセットテープの人気が再燃しているとのウワサを耳にしました。
そう、20年くらい前まで現役でオーディオ機器の一翼を担っていた、あのカセットテープです。
なぜこのようなことになっているのでしょうか。

いくつかのネット記事を見た範囲で言うと、以前カセットテープを利用していた世代の懐古趣味だけでなく、カセットテープを知らない若い世代の間でも購入する人がいるようです。
曰く、「デジタル音源に慣れた世代がモノとしてのカセットテープに興味を示している」というようなことだそうです。
普段iTunesで音楽を管理している私でも、基本的にはCDで音源を購入するので、モノとして音楽を所有しておきたいという気持ちは分からなくもありません。

ただ、それがなぜカセットテープなのか、という点については、正直ピンときていないという心持です。
カセットなって劣化も早いし全部聞くためにはA面B面を入れ替えなきゃいけなくて面倒だし、あまり機能面でのメリットが感じられません。
好きな方はノイズを含んだ音に懐かしさやアナログの暖かさを感じるのかもしれませんが、それに増して不便な印象のほうが先に立ってしまいます。

おそらく私自身があまり趣味としてのカセットテープに共感できないのは、現役で使用していた期間のことをある程度しっているからだと思われます。
私が自分で音楽を購買するようになったころには、ほぼカセットは駆逐され、CD全盛の時代となっていました。
そのあとMDにCDを移していた時期が一瞬あって、高校生のころにはiTunesで音源を管理していたように思います。
そんなこともあり、私にとってのカセットテープとは、「録音・複製その他の事情で、どうしてもCDが使えないときの代用品」という、非常にステータスの低いものでした。
そのような、リアルタイムでの交代時期を経ているので、「カセットテープ=時代遅れ」という刷り込みが生まれてしまっているのではないかと思います。

実際、私自身もリアルタイムで接していないメディア、例えばレコードなどに対しては、機能的な不便さにも関わらず、趣味としてそれほど不可思議な印象は持ちません。
レコードの場合1枚がかなり高額というのもありますが、メディアの交代時期を知らないからこそ、機能的な不便さよりも趣味性の高さに目が行くという側面もあると思われます。
さすがに自分で集めようとまでは思いませんけれども。

そういったわけで、私自身はカセットテープを趣味として持つという発想にかなり共感しにくい価値観に育ってしまっているようです。
しかし、そもそも流行とは直線的なものでなく、世代をまたいで形を変えながら再生産されるものです。
その波にたまたまカセットテープが乗ったとしても、別段不思議なことではないのでしょう。
おそらく年配者の方はレギンスを見て「ももひきじゃん」と思ったことでしょうし、ボブカットを見て「おかっぱやん」と思ったに違いないのです。
そう考えると、カセットテープも見る人が見れば(聴く人が聴けば)非常にモダンで新しいメディアなのでしょう。


流行についていけなくなると歳を感じますね…。
あんまり世間ずれしないよう気を付けたいと思います。

それでは!
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