3月に作った自転車のペーパークラフトを松本市街の名所で撮影してきました。LARIXと名づけられたこの自転車は、タイヤの径が小さい、ミニベロという種類の自転車で、ランドナー風に仕上げています。LARIXとはカラマツ属を表す学名の属名です。信州生まれのオーダーサイクルブランドという設定です。フロントバックをつけていますが、ツーリングというよりは、タイヤが小さいので街を自転車で散策するほうが、やはり似合います。
この日は快晴!北アルプスが深志城のお堀から一望できるいい天気でした。まずは真っ黒な松本城をバックに撮影。松本城の外壁は漆塗りだそうで、毎年2人で塗り直すそうです。烏城のかっこよさを保つのは大変なものです。被写体が小さいのでZUIKOのマクロレンズの主戦場であります。カメラを通してみるとまた見え方が変わり、楽しいものがあります。
北アルプスをバックに撮りたかったので、奈良井川のほうへ出てみました。明科に大王わさび農場がありますが、北松本の19号線の近くにもわさび畑がありました。水路には鮮やかな緑の藻が生えていて、清らかな水の流れに癒されるのでした。残念ながらアルプスをバックに撮れるところは見つからず、ニセアカシアの木漏れ日の中で撮りました。ニセアカシアは河川敷に生えるマメ科の外来植物です。奈良井川だけでなく、地元の多摩川でもよく見られます。
もう一回松本市街に戻り、縄手通りや、上土辺りで撮影です。縄手通りの名の由来は松本城のお堀と女鳥羽川のあいだにある細長い土地にあるからであります。松本城は2重の堀がありましたが、今ではほとんどが埋め立てられています。市役所の堀が一番外側の堀の残っている所であります。西堀公園近くには土塁が復元されています。
背景が何処なのかわかる位に松本に観光にいらしてくださいね。ちなみに、右下の写真は四柱神社の鳥居です。
製作過程や細部の写真、ほかの作品が下記のリンクから見ることが出来ます。ぜひご覧ください!
T&T STUDIO
ちなみに、私の本物の自転車ARAYA FEDは、フロントフォークが曲がってしまったので、BIKE RANCHにて入院中です。650Aのフォークは流通していないため入手が難しく、オーダーで作っていただくことになりました。これから降雪のシーズンであり、自転車に乗って長距離を行くこともないので、春の復活を待つことにします。こちら、ペガサス自転車で有名な神金自転車商会のサイトに自転車の作り方が載っています。
フォーク作るってメチャクチャ大変なんですね。改めて大事にしなければと感じました。