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しばらくは要らない、高速増殖炉

2006-02-04 02:00:48 | 社会一般
国と電力の共同負担提案 ポストもんじゅ建設で (共同通信) - goo ニュース

 プルサーマル計画というのがある。日本にある一般的な原子炉から排出される燃料(ウラン235)の燃えカスをつかって、プルトニウムというウラン同様に燃える物を作ろうというものだ。考え方はいたって素晴らしい。ウランは結局のところ化石燃料だから使えば当然なくなる。しかしながら今現在燃やしているのはウラン235といって全ウランの1%にも満たないものだ。残りのウランのほとんどはウラン238といって燃えないウランなのだ。これが燃えるようになればウランの資源寿命がぐっと延びるわけで、エネルギー問題の解決を相当長く先送りできる。

 また、プルサーマル計画が出たのはウランがあと数十年で無くなってしまうというという試算が計画があがった頃にあったことにも由来する。日本はエネルギーの大半を輸入に頼っている。世界的に化石燃料が無くなったら真っ先に困るのは日本ということで、今ある物をもっと長く使えないかという発想だ。

 高速増殖炉は日本以外でも開発を進めたが金属ナトリウムを使う点やプルトニウムの強力な放射能、事故の多発といった点からエネルギー不足で逼迫している中国以外は開発中止に追い込まれている。
 また、ウラン資源の寿命も当時の予想よりも大幅に長いらしいということがわかってきた今、わざわざ開発するのもという状況がある。

 数年前の答申で、プルサーマル計画はウランの使い捨てよりも高額になるという結果がすでに出ている。にもかかわらず、失敗の連続だった“もんじゅ”の次を作ろうと考えるのは、裏があるようにしか思えないのだが。
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