みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

栗の花

2017年06月16日 | 俳句日記

「牛歩」に付き合っていたら、今日の
予定が千々に乱れてしまった。
人間、時間に追われるほど不幸なこと
は無い。

およその人は、アドレナリンを最大に
分泌して、てきぱきと物事の処理に努
めるのだろうが、おそらく思考は半分
も働かせていないはずだ。

目先に振り回されるとは、このことを
言う。
結果、大事なことを失念してしまう。
ふと思い出した時はもう遅い。

寝不足の頭を抱えて、アドレナリンが
尽きかける頃、ようやく事を終えると
もう5時を回っていた。
さて、今日は何を書くか?

タバコを咥え呻吟するが、哀しいかな
私の鍛え方が足りない脳は、反応して
くれない。
仕方ない、サボるか⁈

いや待てよ!こんな時は外へ出るのだ‼︎
チャリに跨がり阿武隈川へ急いだ。
途中、何時もお参りする諏訪神社に、
斯く斯く然々と次第を祈った。

日は西にお帰りになりつつある。
焦りと共に角を曲がった途端、霊験と
はこのこと、目の前に栗の花が咲いて
いた。

天は未だわれを見捨てず、奥の細道の
「軒の栗」を思い出した。

《世の人の 見付けぬ花や 軒の栗》

芭蕉が、須賀川の相楽等窮を訪れた際
に知り合った隠遁の俳友、栗斎を讃え
た句である。
芭蕉は遁者てある彼の生き方を愛した。

地味な花だが、実は縄文の昔から人々
の営みを支えて来た。
俳句という文学も未来永劫、人々の心
を支えて行くことだろう。

帰りに、読者のいるスーパーに寄った。
カウンターで応対してくれた方の名前
が相楽さんであったのは奇遇だった。

〈馥郁と 奥の生命や 栗の花〉放浪子

6月16日〔土〕晴れ
いや、参った参った。
早速、DHA.EPAを買って呑む。
お若いの、体だけでなく、頭も鍛えて
おいた方がいいぜ。
歳とってから苦労する。
あと4日。

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