子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会

大阪で教科書問題にとり組む市民運動の交流ブログ

1月10日、大阪市教育委員会議の傍聴報告

2018-01-11 22:53:34 | 大阪市の教科書問題
1月10日、大阪市教育委員会会議で、今年の中学校道徳教科書採択は、昨年同様大阪市全体を1区として採択すると確認されました。

結果については予想されたことでしたが、ひどいのはその理由付けでした。昨年5月の教育委員会会議では2017年の小学校道徳教科書採択の後に、採択区の複数化について検討に入ると明言していました。ところが今回は複数化については一言も触れず、陳情書や外部監察チーム報告が指摘していた1区の問題点は、昨年すべて克服された、1区によって転校問題などのメリットもあるといって、中学校道徳教科書採択も1区採択にするとされたのです。林委員などは率先して自分も1区がいいと思うとお先棒担ぎをしていました。

そもそも教育委員会事務局は複数化については、今年9月の都構想の住民投票まで待ってほしいと議員を説得していたにもかかわらず、今日の理由付けでは今後もずっと1区でいく可能性が出てきました。

採択区が1区である限り、大量の採択を狙って不正の温床になります。われわれの取り組みによって昨年は育鵬社やフジ住宅のような不正がなかっただけです。

この大阪市教育委員会のペテンとモラロジー後援問題について追及する交渉の日程を現在調整中です。決まりましたらすぐお知らせしますので、多くの皆さんのご参加をお願いいたします。

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