tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

カースト

2017-04-16 22:09:42 | プチ放浪 都会編

カーストといえば、バラモン(司祭)、クッシャトリア(王侯・武士)、ヴァイシャ(農業、牧畜、商業)、シュードラ(隷属)の身分制度を思い浮かべる。
インドでは、これらの身分を色を意味する「ヴァルナ」と呼んでいる。
インドに侵入したアーリア人は、皮膚の色で自分たちと先住の被征服民族を区別した。この言葉に身分や階級の区別が加わった。
このヴァルナの区別とは別に、生れを同じくする者たちの集団を意味する「ジャーティ」がある。15世紀末、インドにやってきたポルトガル人は、ジャーティを血統を意味する「カスタ」という言葉で呼びならわし、これがのちにカーストの語源となった。
したがって、インド人がカーストというのは、実は洗濯夫の集団「ドビー」とか、掃除夫の集団「スイーパー」、物貰いもカーストの一つ。それぞれのジャーティは、いずれかのヴァルナに属するが、ヴァルナの外にはじき出されるジャーティもある。これがアンタッチャブルとかアウト・カーストと呼ばれる人々。マハトマ・ガンジーにより、生まれ変わったら神の子として再生することを信じて、ハリジャン(神の子)と名付けられた人々だ。


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