お願い：いい年こいて、しゃれのわからない人と、13歳未満のお子様は読まないでください。意味の判らない人はほん訳コンニャクを食べること。バブルフィッシュでもOKです。なお、筆者はどちらも試したことがない。詳細をお知りの方はご連絡ください。
昨日はなかなか彼女に「付き合ってください」と言い出せない真性オタクたちに、いかにすれば言葉に出せるかその実践的な方法を伝授した。さっそく、実戦で試している勇者たちも多いことだろう。しかし、事を急いては仕損じるを肝に命じていて欲しい。1年ぐらい、じっくり時間をかけて、ミッションに取り組むことを希望する。そして、念願の彼女をゲットできたら、次はエッチだ。ここでもまた、少しづつ僅かに変化を起こさせて、最終的には目的を達成する手法をとる。
人はごく僅かな変化にはなかなか気づかないものだ。毎日、顔をあわせている彼女の髪が伸びていることに気づくであろうか？昨日より今日は0.5mm～1mm伸びているとはなかなか気づかないであろう。1ヶ月ぐらいして、なんとなく長めかなと意識して初めて気づくはずだ。この事実を利用するのだ。
まずは、毎日、彼女の手を握ろう。毎日、握る手位置を徐々に上の方へ移動させていくのだ。それも気づかれないように。掌から手首へ。手首から腕へ。例えば毎日1mmづつ移動させれば相手は気付かない。髪の毛理論だ。もうお気づきだろう。
あとは徐々に手を胸部に向けて移動させるだけだ。
もう一つ、重要なことがある。それは、最終の目的地を胸にしないこと。その昔、ギリシャではアキレスと亀の競争があって、先行する亀をスプリンターのアキレスが追い越せない事態が起こっていた。
つまり、アリストテレスは自然学において、ゼノンを論駁する目的で、以下のように紹介している。
アキレスは、亀の後を追いかけている。ある時点に亀のいる地点に、アキレスが到達するとしよう。すると、その時点では、亀は少し前進しているはず。それで、さらにその時点で亀のいる地点に、アキレスが到達すると、その時点でも、やはり亀は少し前進しているはず。従って、これを無限に繰返しても、アキレスは永久に亀に追いつけない。
最終目的地を彼女の胸とした場合、乳首が移動することはまずないと考えられるのだが、用心にこしたことはない。事実、宮崎あおいは＜21歳を過ぎても成長する＞と言っている。万が一、パラドックスにでもなろうものなら、永遠に彼女の胸は触れないことになってしまう。したがって、ここでは、最終目的地を彼女のつま先になど、身体のできるだけ遠い位置に置くことでこのパラドックスを回避できることは、賢明な読者はお分かりであろう。
ただ、私はこの方法を実行しようとして、大きな障害に出くわした。毎日、TSUTAYAに行くことは可能なのだが、彼女といまだに手をつなぐことができないでいる。なんとか、彼女と手をつなごうと努力しているのだが、これがなかなかチャンスがない。困り果てた私は、にちゃんねるで相談してみた。そうしたら、あるお方からすばらしい妙案をいただく事ができた。
すなわち、「胸から手に向かって徐々に移動してけばいんじゃね？」ということだ。
こんな簡単なことに気がつかなかった私は恥ずかしい。穴があったら埋めたいほどだ。
今日、会社が終わったら、早速、TSUTAYAに行き、試してみたいと思っている。
おわり。
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