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なら記紀万葉イベントガイドが登場!(2012Topic)

2012年10月24日 | 記紀・万葉
今朝(10/24付)の産経新聞奈良版に「奈良の秋楽しんで 県がイベントガイド2万部発行」という記事が出ていた。

古事記編纂(へんさん)1300年を記念し、県は、市町村主催のイベントを中心に掲載した「なら記紀・万葉イベントガイド」を2万部発行した。秋の観光シーズンの盛り上げが狙いで、10月から来年3月までの東京開催も含む51イベントを紹介している。A4判、16ページ。県内を5エリアに分けて、イベントの内容や開催日、問い合わせ方法などを詳細に記している。

宇陀市では11月18日、お笑いコンビ「アルドルフ」が万葉歌碑などを案内する「八咫烏(やたがらす)に導かれて」、橿原市の藤原京跡では11月3、4両日、「歴史巨大迷路藤原京ラビリンス2012」が実施される。県ならの魅力創造課や県内市町村の観光担当課などで無料配布している。問い合わせは、県ならの魅力創造課((電)0742・27・8975、平日)。


私は、10/21(日)に行われた三浦佑之氏の講演会「古事記にうつる源流の郷(くに)」(川上村)の会場で入手した。県のHP(ならの魅力創造課の報道資料)にも、詳しく紹介されている。今年度中(13年3月末まで)に行われる記紀・万葉関連のイベントが地域別に分かれて掲載されており、とても読みやすく分かりやすい。これだけの情報を冊子にまとめるのは大変なご苦労だったことだろう。


今月初には、県は「古事記ゆかりの地マップ」も発行した。昨日の産経新聞奈良版(10/23付)「古事記ゆかりの地 マップで紹介 29府県167カ所ピックアップ 県が9万部発行」によると、

古事記編纂(へんさん)から1300年を迎えたのを記念し、県は古事記にちなんだ全国各地の史跡や神社などを紹介する「古事記ゆかり地マップ」を9万部発行した。北は福島県から南は鹿児島県まで、計29府県の167カ所をピックアップした。A2判で、地図面と物語面で構成。物語面では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)などに関する古事記の代表的な10の物語を紹介。その物語にちなんだ史跡や神社などを全国地図で示した。

全国のボランティアガイドの意見を参考に、県内以外にも兵庫や三重、宮崎など29府県から167カ所に絞って紹介。倭建命(やまとたけるのみこと)の東征、西征ルートも記している。マップは市町村の観光担当課や中小企業会館(奈良市)内の県ビジターズビューローなどで無料配布している。問い合わせは、県ならの魅力創造課((電)0742・27・8975、平日)。


こちらも県のHPに詳しい報道資料(ならの魅力創造課)が出ている。私も早速入手したところ、『古事記』ゆかりの167ヵ所がコンパクトにまとまって紹介されていて、驚いた。こんな詳細な情報は見たことがない。2009年11月の「地域紹介・観光ボランティアガイド全国大会」で奈良に結集した全国の観光ボランティアガイド団体から情報を募ったので、こんなに充実した内容になったようだ。

私は今年だけで4回も「90分でわかる古事記セミナー」のご依頼をいただいているし、奈良まほろばソムリエが案内する「『古事記』をめぐるバスツアー」(奈良交通)もご好評いただいている。難しいと敬遠されてきた『古事記』をこんなにわかりやすく鞣(なめ)してPRに努められたならの魅力創造課(県観光局)はじめ県下市町村、県下ボランティア団体のご努力には脱帽する。これからの行楽シーズン、ぜひ「なら記紀万葉イベントガイド」や「古事記ゆかりの地マップ」を片手に、県下各地をお訪ねいただきたい。




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