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天理駅前広場コフフン/4月23日(月)竣工記念イベントが開催!(2017 Topic)

2017年04月22日 | お知らせ
天理駅前広場に誕生した観光周遊拠点・コフフン(CoFuFun)。いよいよ明日(4/23)には竣工記念イベントが開催される。式典は12:45~14:00(雅楽の演奏、高校生によるマーチングバンドの演奏など)。14:15~15:00は地方創生トークライブ(広場をデザインした佐藤オオキ氏や服部滋樹氏など)。夕方には星空上映会も開催。同市の公式HPによると、
※トップ写真は県のHP、他は天理市のHPから拝借

天理駅前広場コフフン オープン!!
ついに天理駅前広場コフフンがオープンしました!子どもから大人までが楽しめるイベントをドンドン開催していきます。詳しいイベントカレンダーなどはこちらからご覧ください。なお竣工記念式典を4月23日(日)の12時45分から開催します。
(注)天理駅前広場コフフンには90分まで無料の駐車場がございますが、満車の場合は天理駅前の立体駐車場をご利用ください。


この斬新な試みは、ツイッターなどでさまざまに取り沙汰取り沙汰され、産経新聞(4/19付)の【関西の議論】欄でも《宗教都市「天理」のイメージを変える? 14億円投じた駅前広場「コフフン」のインパクト》として紹介された。全文を紹介すると、

天理教の発祥地で知られる奈良県天理市に4月1日、古墳をモチーフにした新たな観光拠点施設がオープンした。その名も、「天理駅前広場コフフン(CoFuFun)」。「『フ』一つ多いんちゃうの?」と突っ込まれそうな独特のネーミングに加え、平板ブロックが敷かれていただけの駅前に突如出現した巨大な円状の構造物は、強烈なインパクトを放つ。14億円もの費用を投じて整備された「コフフン」とは一体、どんな施設なのか-。様変わりした宗教都市の玄関口を取材した。

■突然上陸した円盤…?
真っ白な円形の構造物が5つ立ち並んだ広場。それぞれの直径は13~26メートルと、目を見張る大きさだ。ある日突然、異世界から上陸した円盤やUFOを思わせ、SFチックな雰囲気も漂う。

コフフンは、市が新たな観光周遊拠点としてにぎわいを創出しようと、昨年4月から整備。総事業費約14億3200万円は、ほぼ全額を国土交通省が地方自治体に交付する「社会資本整備総合交付金」でまかなったという。

円形の構造物には、トランポリンとして遊べる遊具「ふわふわコフン」▽滑り台などとして遊べる遊具「すりばちコフン」▽200人を収容できる野外ステージ「ステージコフン」▽観光案内所やカフェが入った「インフォ&ラウンジコフン」-などの機能を持たせた。周囲には青い芝生が敷かれ、ブランコなどのほか高齢者も手軽に利用できる「健康遊具」も設置されている。

■著名デザイナー、佐藤オオキ氏が手がける
コフフンのデザインを担当したのは、商品パッケージや家具、建築など幅広い分野のデザインで世界から高い評価を受けている「デザインオフィスnendo」(東京都)代表の佐藤オオキさん(39)。平成14年に東京オフィスを構え、3年後にはイタリア・ミラノにもオフィスを設立。2006(平成18)年には米誌ニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された著名デザイナーだ。nendoは、市が26年度にプロポーザル方式で公募した「駅前広場等空間デザイン作成等業務委託」に応募し、エントリーした9社の中で最高評価を獲得した。

天理市には奈良県内で最多の1600基もの古墳があり、佐藤さんは古墳をモチーフにデザインを考案。「コフフン」の名称については、「『古墳』の響きや、市民が『ふふん♪』と自慢げに思う語感、英語で『共に(co)』『楽しむ(fun)』『喜ぶ(fun)』(カッコは記者による注釈)意味を合わせ、CoFuFunと名付けました」とのメッセージを市に寄せている。

■ツイッターで話題に
この独特なネーミングとインパクトの大きい構造物は市民らを驚かせた。短文投稿サイト「ツイッター」では、早速さまざまな意見が飛び交った。

「コフフンって施設の名前 かわいすぎやしないかw」「コフフン 言いづらい コフフン 腹に力が入らない コフフン くしゃみ出そう」-。中には、「えっ…コフフン…14億円?!」「真価を問われる時がいずれ来るでしょう」といった厳しい意見も。

■オープン初日は大にぎわい
さまざまな注目を集めながら迎えたオープン初日は、幼児や小学生を連れた家族で大にぎわい。おいしそうな香りをただよわせる屋台が並び、「ステージコフン」からは楽器の音色や歌声が。芝生にはビニールシートを敷いてお弁当を楽しむ姿もあった。

子供を「ふわふわコフン」で遊ばせていた天理市出身の会社員、奈加麻里子さん(34)は「無駄に広かった駅前が大変身していてびっくり。子供の遊ぶ様子を親が座ってみていられるので安心」。電機メーカーに勤務していたという同市の村田富夫さん(57)も「独創的でおもしろい構造。ステージコフンの音響がとてもいい」と話していた。

■宗教色強い街のイメージ克服なるか
市民にも好評のコフフン。巨費を投じて整備した背景には、宗教色が強い街のイメージを変えようという市の思いがある。市が27年10月に作成した地方創生総合戦略「天理市人口ビジョン」での市民意識調査では、自由回答欄に「宗教の街というイメージが強い」「天理教への依存が大きいため、信者の減少が街に影響を与えている」などの意見が目立った。

実際、街中には天理教の関連施設が数多く並び、教団が運営にかかわる医療機関や学校もある。市は「宗教文化都市」を掲げ、「宗教はカルチャーでもあり、まちづくりのパートナーでもある」としているが、そのほかの街の魅力を発信できていないとの見方も。

市総合政策課に設置された「コフフンにぎわいづくり推進室」の吉本幸史係長は「(巨費を投じた)コフフンについては、『このご時世に…』との厳しい意見も承知している」としながらも、「今まで知られていなかった天理の魅力、“生の天理”を見てもらうきっかけになる」と期待を込める。

宗教都市の玄関口を様変わりさせたコフフン。今後、街の新たな素顔を伝えるランドマークとして定着し、「天理」のイメージを変えるのかどうか注目される。(浜川太一)


かつて天理市は、人口に占める若者人口の比率が日本で最も高い町だった。市内へ行くと、今もたくさんの高校生・大学生を見かける。そのせいか、ラーメンもたこ焼きも美味しい。宗教都市である一方で若者が多く、また崇神天皇陵や黒塚古墳に代表される古墳が、県内で最も多いのである。

皆さん、ぜひ明日(4/23)は、コフフン竣工記念イベントへ!






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