日がな一日のんびり暮らしています

のんびり暮らす中で、気になったことなんかを書き込んでみたいと思います。

福祉関連の講演会に行って感じたこと

2017-03-06 12:00:50 | 日記
2月最後の日は、都内の下町、立石まで講演会に行ってきました。
私が住んでいる所から、葛飾区というエリアは、交通の便からなかなか無縁に近いエリアです。
でもこの2月は、今回で2回も出かけています。
前回は5日の日曜日に、青砥のホールまで、コンサートに来ました。
そこで、今回の“講演会”のチラシを見て、月末の火曜日に来る事になったのです。

会場となっていたところが、路線の乗り換えや駅からもわかりにくい場所だったので、土地勘がない私にはかなり大変でした。
月頭にきているのに拘わらず、日暮里での乗り換えに迷ったり、私に馴染みのない京成線の番線で分からなくなったり、全く勉強してない私でした。
また、会場への案内図がかなりいい加減なものだったりで、曲がるとことを間違ってしまったようで、携帯で地図検索をしたところ、少し方向が違っていました。
もっと早く文明の利器を使えばよかったと実感しました。
考え方を変えかなりの運動になったと考えれば、慢性的な運動不足の私には逆にいいことだったりしたのかもしれません。

講演内容に関して言えば、私の期待以上のモノでした。
期待していなかったのか、と言われてしまうかもしれませんが、私の関わっている環境下での講演内容なので、自分の考え方を補完したり、整理すること、新しいことの補充といった意味での聞きに行ったというのが本音でした。
しかし、話を聴いていくなかで、参考になることや、これから使えるヒントがいっぱいありました。
話を聴く中で、これはメモらないとと思うことが多く、必死でメモを取りましたが、帰ってきてメモを見るとまるで速記文字になっていました。
これでは読めないので、忘れないうちに振り返りをしておかないと、聴いた内容が忘却の彼方に行ってしまいそうです。

今回は、来場者の属性から“子どもを対象とした貧困”と“子ども食堂”に分けて話をして頂きました。
子ども食堂事業は、各地域の児童館活動の中でも、子ども食堂を行っている館も少なくありませんし、研修会でも講話の中で、時に触れることが多い事業です。
私の健全育成の流れの中での運営ではあるものの、直接的な関わりは現在はありません。
しかし、今回の講演を通じて「食堂」というのは“切り口”であって、そこに流れているものは“福祉”のWell-fare Well-being そのものであるという事を実感しました。
各団体の運営の状況を含めて、福祉活動、地域活動の2局面からの実践として聞く事が出来ました。

更に、活動を通じて、「地域連携」の形にすることが大切だ。
「1mmでも前に進めること」の大切さ。
の2つの点を力説されていました。
同時に、「考えすぎないで、出来ることを“あるだけ支援”すること」が何より重要だと語られていました。

福祉というカテゴリーでの活動という事に関わっている中で、どうしても自分の立ち位置や活動が全体的にどこにあるのかを見失うことが多々出てきます。
そんな時に、今回聴いたヒントが生かせると感じました。

湯浅さん、今回は優しい語り口で話されていましたが、熱い人でした。
今回の話の中で、“大人の貧困”に対しては世間の目は向かないものの、“子どもの貧困”には関心が高い、しかし“子どもの貧困”の根底には“大人の貧困”がある。
だから、今は“子どもの貧困”の活動にも力を入れているということでした。
福祉に関わると、すそ野が広がっていきます。
学ばなければならないことが次々に出てきます。
その度に、行政のサポートが届いていない状況が見えてきます。


自分がいつ福祉の見地からのサポートが必要になるかわからない中で

これからもきちんと生活していけるのかの不安が解消されない社会の中に居て

不安に思う


のは、私だけなのでしょうか。



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