意思による楽観のための読書日記

筆跡のオーラ 吉田博行 **

パイロット万年筆で3万人の顧客の筆跡を見て診断してきた達人の書、ということで読んでみた。

まず、自分の筆跡、「大口門子様」と漢字で書いてみる。その各字から診断するというもの。「大」の字、最初の横棒、最初に力が入るか、最後か、全体的に力が入っているかで診断、最初に力が入る人は、新しもの好きで根気が続かないタイプ、あとの方に力がはいるのは慎重派でやや優柔不断。右のはねが長い人は感激屋、人の字の上の突き出しが長い人はワンマンタイプのリーダー気質、短い人は縁の下の力持ち、人の字の左の払いが長い人は自己顕示欲が強いタイプ。

「口」の字、左上が閉じていて、左下が空いているのは気前がいい人、逆に左上が空いていて左下は閉じている人は締まりやタイプで相談に乗ってくれる人右上の角が角ばっている人は自由奔放で社交家、融通がきかない。丸みを帯びている人は、要領が良いアイデアマン。

以下、筆者の経験によって導き出してきたという分析診断が続く。うーん、と唸ってしまう。あまりに思った通りの内容だから。電車の座席の端に座る人と年賀状の宛名の書き方の共通点などは少し頷けるが、最近はPC印刷が多いし、字を書く機会も随分減ってきた。パイロット万年筆も厳しい現実があるのかもしれない。

↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

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