意志による楽観主義のための読書日記

面白きこともなき世を面白くするのは楽観力、意志に力を与えるのが良い本 *****必読****推奨**閑なれば*ムダ 

マンガできちんと分かる!遺産相続と手続き ****

2017年08月04日 | 本の読後感

いよいよ、こういうときが近づいてきた、と感じて読んだ。きっかけは年老いた母の施設入所。まだまだしっかりしていると思っていた一人暮らしで来年には卒寿を逢える母が、自宅内で朝トイレに行こうとして転んで頭をうち、起き上がれなくなっているのを近所の人が気づいてくれた。足腰の衰えに、頻尿、若干の短期記憶障害が重なった。そして救急車で運ばれ、施設にショートステイ、そのまま入所という運びである。母には健康でずっと長生きしてもらいたいが、準備をしておくことと覚悟も必要なことと感じた。

決まった年金と少しの蓄え、それに自宅が資産であり、相続税非課税範囲内のはずだから大したことはないと高をくくっていたが、遺言書がしっかりしていないとその後の手続は面倒なことになることを、叔父の手続きを手伝っていた叔母から聞いて知った。

本書には、相続開始から1年間のカレンダーから始まり、相続トラブルのベストテン、大きな流れ、生前贈与のメリットとデメリット、財産(不動産、金融資産、その他資産)評価の考え方、遺言書や公正証書などによる遺産分割の違い、遺言書の書き方、相続手続きの実際、相続時の節税と生前贈与、こうしたことがマンガ付きで解説されている。

マンガは、読む前にはおまけ程度に考えていたが、まだ起きていないことを想像するのに大いに役立つことに気がつく。つまり字面で「いざという時に慌てることのないように準備が必要」などと書いてあるのと比べ「ひゃー!!」と叫ぶ夫に妻が「どうすんのよ!!」と叫んでいる絵面を見るとヒシヒシと実感を持って、各種事態の切迫度合いとその情景が想像できるというもの。

本書読了後分かったことは、公正証書が最も単純な相続になるということ、そして知り合い二人に証人になってもらい、公証人役場に自分で行って作成する場合、非課税範囲以内の公正証書作成なら相続人一人あたり11,000円から23,000円程度でできるとのこと。施設に入所したけれども、まだまだ頭はハッキリしている母に遺言書の有無の確認と公正証書の作成を持ちかけてみようと考えている。

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