週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

【連載】異国を旅して -韓国篇5(広蔵市場へ)-

2017年06月18日 | ★江戸っ子エッセイ★





【活気ある南の胃袋スンデかな】哲露


 韓国の旅、5回目。

 二日目の晩酌に広蔵市場へ連れてってもらう。

 地下鉄1号線の鍾路5街(チョンノオーガ)駅を降りる。

 そこから、ひょいと入るとアーケード。

 日本の地方都市でもあるような気軽さで歩いた。

 そこでとんでもない風景に出会う。





 


 それがここ。

 広蔵市場(クァンジャン・シジャン)。

 とにかく屋台の集合体の規模が巨大。

 様々な食材で作られたキムチ漬けはもちろん、豚の腸詰やら餃子やらアレヤコレヤ。

 お土産屋も豊富に揃うが何より、

 ここで生活する市井の人々のエネルギーに圧倒される。

 



 この広大な迫力。

 あちらで嬌声、こちらで怒号のような掛け声。

 麺屋からは湯気がモウモウと、揚げ物の音がジュージューと木霊する。

 ソウル市民になったつもりで、おもむろに屋台へ腰掛た。

 早速、hiteを頼む。




 
 ピンデトッは、緑豆の生地に野菜や肉が入ったお好み焼き。

 食感がしっかりと楽しめて、玉ねぎが大胆に入ったタレにつけると美味い。

 hiteの生に続けとばかり、炭酸の効いたマッコリにすすむ。





 キムパッはミニ韓国海苔巻き。

 具は沢庵、ほうれん草、人参と素朴。

 日本で韓国風海苔巻きといえば、太巻きのイメージであったが本場はこれだ、とあっさり突きつけられた感じだ。

 わさびでも唐辛子でもなく、特製の洋風辛子をつけて食す。

 シンプルな味がリピート必至ということで麻薬キムパッの異名がついている。

 あっしは土産ももらい、翌日の朝食にした。

 まさに癖になるお味だ。





 活きテナガダコの刺身(サンナッチ)。

 ウニョウニョと、生蛸の生きたままを口に入れる。

 残酷だが、究極の鮮度を誇る。

 韓国海苔が贅沢に盛られ、また、いい酒肴となる。

 それにしても、口中でもよく動く。





 このスンデ(豚の腸詰)が、Mお嬢さんのオススメ。

 美女は血の塊がお好きなようで。

 ソウル思い出の味とインプットする。





 日本では見たことない形の餃子。

 世界は広し。

 他に、ユッケやトッポギと、ソウルのおっさんと語り合う。






 最後にうどんを頼む。

 熱いのは美味いが、すぐに冷めてしまう。

 ソウルの冬が厳寒だ。

 冬はこの市場、閉鎖するの? と聞いたら、俄然盛り上がるとか。

 マイナスの気温の中で、啜るマッコリ。

 いやあ、恐れ入りやす。

 とにかく、どこの店に行っても、安定しているのはタダで食えるキムチ。

 あっしにはそれが何より羨ましい。

 我が国日本も、ぬか漬けくらいタダにしたらどうだろう。

 最近は、日本茶や水も有料。

 徐々に生きづらいと感じるのはあっしだけやろか。

 薬品の入ったような甘い焼酎に。

 ソウルの旅はまだまだ続く。

 次回はいよいよイムジン河を渡る。 






  




 


 

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