週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

嵯峨野の朝。

2016年10月16日 | ★江戸っ子エッセイ★





 嵐山の宿を早朝から飛び出す。

 前夜の酒もなんのその、離れて暮らす友との朝RUNもこの旅の楽しみで来た。

 涼しい山の朝とはいえ、まだ夏の名残で気温は高い。

 軽いストレッチ後、軽快に走り出した。





 天龍寺を駆け抜け、桂川に出る。

 山と川の霊気が生の喜びを与えてくれる。

 鷺が潔く立ち、鮎釣り師がぽつぽつと長い竿を操っていた。 






 名所の渡月橋は遠景から眺めるのがよろしいようで。

 渡って戻って、嵯峨野の竹を目指す。

 台風の影響で雲が怪しいけど、天上の蒼さが清々しい。

 この辺り、ランナーやバイクリストも多い。

 自転車で回っても気持ちいいだろうな。







 船着場の先に、静止画のような川面が輝いている。

 天と水に森の緑が鮮やかだ。

 風の少ない朝の特権だろう。






 猿ってこんなに凶暴なのか。

 人が他の生き物たちの行き場を奪って、何を言っているという本末転倒だ。

 人間様の行いの業は深い。 





【青竹のすっくと伸びる秋の涼】哲露


 憧れだった、嵯峨野の竹林。

 まさに自然界のナチュラルマイナスイオンのシャワーを浴びる。

 汚れきった都会の排気ガスやらストレスやらが溶けて落ちていく。

 涼しい冷気が笹を揺らす。

 駆け抜ける足音だけがざっくざくと木霊する。




 


 洛西随一という、野宮神社のじゅうたん苔。

 京都駅の喧騒から近いところで、こんなものに遭遇できるのが古都の魅力の一つだろう。

 鳥居は黒木で、樹皮がついたまま建っている。

 これぞ原始の慣いそのものだ。

 嵯峨野の宮恐るべし。

 宿に帰って風呂を浴びる。

 朝飯で、名編集者のご夫婦と挨拶を交わした。

 市内を散策するという。

 熱中症にお気をつけを。

 あっし達は、貴船神社の納涼床に向かう。

 次号も乞うご期待。 

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