週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

ひつまぶし

2017年03月20日 | 呑み屋探訪(房総)




【春風に誘われうなぎ出汁のなか】哲露


 名古屋に出張した。

 テレビ塔の見える広場が気持ちいい。 

 花粉さえなければ、最高なのに。





 名古屋駅に、こんな看板。

 わが編集部がやっているシェフを使った仕掛けがここでも。

 どこもかしこもなりふり構わず。

 ひと昔前の媒体や広告はプライドと気概があった。

 はてさて。





 名古屋といえば、味噌煮込み、きしめん、味噌カツ、喫茶店のサービス。

 そして、あんかけスパだ。

 ここでも、おもろいメニューがずらり。






 シェフがオススメしていたひつまぶしの名店”しら河”へ。

 焼いて蒸す関東とは真逆の、外がカリッと、香ばしい鰻。

 あたしゃ、これが好きなんよ。





 一杯目はおひつをかき回してそのまんま。

 二杯目は、ご覧の通り、わさびと九条ネギ、ノリをかけて。

 ビールが欲しいが、まだ仕事が残っているので我慢。





 三杯目は、同じく薬味に、出汁をかけて茶漬け風にいただく。

 隣の地元とおぼしきおっさんが、鰻巻きを突く女性に話しかけていた。

 ひつまぶしの店は数あれど、この店を選んで正解よ、お姉ちゃんたち。

 微妙な口説き文句を肴に、ゆっくりと茶を飲んだ。

 栄町に降りたのは何年ぶりだろう。

 旅先のうまいもん。

 これぞ旅の醍醐味ですな。

 のぞみに飛び乗って、いざ大阪淀屋橋へ。 


  



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