パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

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カネを使わず頭を使って集客する方法

2012-05-29 06:32:16 | 営業1号
出玉系機種イベントが禁止になって、各ホールともどうやって集客していいのか分からない状態が続いている。

大手ホールですら芸能人イベントに頼っているところを見ると、ほかにアイデアが浮かばないのだろう。一部の県では禁止している攻略誌ライターを招いているホールも未だに散見される。

悩める店長さんにヒントでも。

その店は300台規模で平日は8人しかお客のいないようなホールで、業者への支払いも滞っていた。

とりあえず業者への支払いができるように、というオファーがとあるコンサルの元へ舞い込んだ。

大命題は支払いができる店だった。

まだ、1パチが世間にはさほど広まっていない時期だった。1パチが物珍しかった。

それで、まず全台1パチに営業を切り替えた。

1パチデビューに際し、コンサルは頭をひねった。

チラシにはデカデカとこう謳った。

「5000円以上持ってこないでください」

1パチがどういうものか知られていなかったので、ゲーセン以上に遊べることを伝えたかった。なおかつ、ゲーセン以上に遊べて、景品までもらえることを体感してもらう狙いがあった。

このチラシを3日連続で打った。

8人しかいないような店が3日目には200人になった。

とにかく遊べることをアピールすると共に、それを体感してもらうためにベースは思いっきり上げた。

玉が減らないので1日中打っていたら勝てるような釘にした。甘デジなら勝率は特に高かった。

交換は300玉交換だった。

1日打って勝っても500円〜1000円の世界だったが、玉が減らないので負ける客も少ない。客が客を呼んだ。平均で120人入る店になった。

この店とは別の店では客のクチコミを広めるためにこんな作戦を使った。

名づけて「男性客の玉箱は運ばない作戦」。

従業員には「玉が出過ぎて忙しいので、男性客には自分で玉を運ぶようにお願いして欲しい」と伝えた。

男性客は最初は怪訝な顔をしたが、本来自分が出した玉なら運ぶことは苦ではない。

思惑通りクレームよりも「従業員が玉運びもできないぐらい玉を出している」とのクチコミが広まっていった。


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警察庁玉川課長補佐講話を業界はどう受け止めたのか

2012-05-28 06:15:07 | 営業1号
消費者庁が景品表示法違反に相当する、と認定したソーシャルゲームのコンプガチャだが、コンプリートさせるのに数10万円も使うケースがあることから、射幸性の高さが問題視されていた。

射幸性の高さがあるゆえに、売り上げが上がるのはパチンコとそっくりだが、射幸性を追求する業者は、コンプガチャに代わる新たな課金システムを編み出す業者も出てきているようだ。

規制をかければ新たな道を探る。いたちごっこが続く、というところまでパチンコ業界に似ている。



業界のいたちごっこに激怒しているのが警察庁生活安全局保安課の玉川達也課長補佐だ。5月22日に開催された余暇進の社員総会で玉川課長補佐の講話内容の全文がビジョンサーチに掲載されている。

就任して1年あまりだが、ここまで踏み込んだ内容は異例でもある。

いきなり触れたのが広告宣伝規制の問題だった。

特定の機種を取材するライター等の来店イベントや、「この遊技機はスタッフが特に愛情を込めて掃除しました。」というような珍妙なもののほか、「混雑予想日」あるいは「リニューアルオープン(新装開店)から●日目」などという表現で従来の出玉イベントを告知してみたり、また、総付景品等の配布に殊更脱法的な意味を持たせるようにしてみたりするものがあるところです。法律の規制をくぐり抜けるためにこうした表現方法を駆使することを創意工夫と表現する営業者等もいるようですが、その感覚は、社会一般の感覚と離れており、そのような声を見聞きするにつけ、残念ながら、今もって業界の健全化が道半ばにあると感じております。

規制されれば新たな方法を考えることは、創意工夫ではないと断じている。広告宣伝の適正化については、警察庁のいうことが聞けないのなら、さらに厳しい内容になることを示唆している。

そのうち、ライターイベント以外に、イベントガールや芸能人にまで規制がかかれば大打撃を受ける会社も出てくる。

ライターイベントを完全禁止にしている県もあれば、未だに続けている県もある。要は指導に地域の温度差があるためだ。同じ県でも所轄によって判断が分かれる。

以前、一発機の撤去を巡って県警で撤去期限の判断が分かれた時があった。とっくに撤去になった隣の県ではまだ一発機がバリバリ稼働していた。

なぜ、地域によって温度差があるのか警察庁に問い合わせたところ、「地域によって事情が違うので一律にはいかない」との回答だった。一律に規制がかかれば一番厳しい基準に合わせられるので業界としては得策ではない。

そのためにも業界の自助努力を求めているが、一向に改善できない理由を私見と断った上で4つの業界慣習を挙げている。


1 違法な営業形態でも、たまたま摘発されなかったことをもって「既得権」と考える慣習

2 それが法に抵触しかねないものであれ、「他のぱちんこ店と同じことをしないと損をするかもしれない」と考える慣習

3 法律で禁止されていても、牽強付会の解釈により、本来存在しないグレーゾーンを追求しようとする慣習

4 営業の基本となる法律や通達をきちんと確認しない慣習


一部にこうした考えが蔓延っているため、射幸性を追求する営業がなくならない、と指摘する。

その一方でホールで提供する賞品は、いかなる賞品も等価交換することを求めている。

射幸性を煽るなといいながら、射幸心を煽る特殊景品の等価交換を推奨するのは如何なものか。


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業界人が二度と行きたがらない店

2012-05-27 06:22:04 | 営業1号
東京郊外、中央沿線沿いに古くからある店舗での出来事。

立地は駅前の商店街。営業歴は40年以上もある老舗店だが、この間経営者は何度か代わっている。



連休明けの平日、夕方、その店舗に入った業界人は1階のパチンコ店の客がゼロであることにまず持って驚かされた。パチンコ台数は140台ほどの小型店舗だが、ナゼ客がいないのかを調べたくなった。

各台のデータをチェックしてみると、この時間帯であるにも関わらず、スタータ回数が0の台がゴロゴロしている。

数えてみると98%が0。

朝からまったく客が来ていない。人通りも多い駅前店舗なのに不思議に思った。

釘が渋いのか? どれも平行釘だ。実際打って見る。

500円スタートを調べた。

最初の台が6回、次の台が5回、さらに次の台が8回だった。

2000円使って見るために、4台目に移った。持っていたカバンを隣の椅子に置いて打ち始めたときだった。

1人の店員が近づいてきて、満面の笑みをたたえながらこういった。

「お客様、そちらに置いているお荷物をこちらに置かしていただいてもよろしいでしょうか?」と玉を運ぶ台車を指差した。

500円スタートを調べているだけで、この店で粘る気はなかった。

客がゼロの店で荷物をどこに置こうが自由な店で、マニュアル通りとも思えるような対応に思わず声を荒げた。

「台車に荷物を置けというのはこの台で粘れということか? 移動する度にこの台車を押して歩け、ということか? 誰もいない店で隣の椅子に荷物を置いても迷惑にはならない。状況判断もできないその対応はないだろう」

20代後半の従業員は客からのクレームにひるむこともなく、再び満面の笑みで「申し訳ございません」と謝った。

マニュアルに従ったのか、客との会話のために親切心でいったのかは定かではない。

好青年だったのでこれ以上注意する気にもならなかったが、ガラガラの店でそんな対応しているから、客が来ない、という原因の一端を垣間見た感覚で店を後にした。

「こんな店で2000円も使うのならオイシイ晩飯でも食っておけばよかった」と後悔しきりだったことはいうまでもない。

追記

日曜日の夜7時過ぎ。

この曜日で、この時間帯でもパチンコ客は0。競合店は90人ほどの客入りだった。

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設置中のパチンコ台をピカピカに

2012-05-26 06:02:34 | 営業1号
長期間稼働している海シリーズともなると、どうしても盤面や釘がくすんでくる。店はきれいでもそのコーナーだけが、どうしても古びて見えてしまうものだ。

盤面を取り外して、クリーニングすれば、より細部にわたって汚れは取れるが、再度組み立てた時の配線ミスで液晶が点かないとか、電源投入でショートしたりする心配があるだけでない。

ホールから台を移動するための時間と費用と手間がかかる。

それなら、設置中にクリーニングすればいいのだが、ワンナックのパーラー事業部がその作業工程を紹介している。



通常のメンテでは落ちなかった汚れが新開発のクリーナーで盤面に付いた玉の黒ずみを落とす。釘の頭も専用のクリーナーで汚れを落とし、釘が新台の時に近い輝きを取り戻す。

釘が光っているだけでイメージが随分変わる。ユーザーも心機一転して打つことができる。

1台の作業時間は約20分。料金は1台4000円。


ビフォー


アフター

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ホールの営業外収益にコンビニの併設があった

2012-05-25 05:55:15 | 営業1号
パチンコの営業外収益として注目されているのがコンビニの併設。実際、郊外型店舗からビルイン型でホール企業がコンビニ経営に乗り出している。

そんな事業モデルの勉強会がパチ元会で行われた。

事業プランの説明を行ったのはファミリーマートで、同社は基本的に直営は行っておらず、ほぼフランチャイズで展開している。

同社の売上高は1兆4404億5700万円で、店舗数は2万242店舗で、このうち半数の1万1415店舗は海外で展開している。

なぜ、パチンコとコンビニの取り合わせなのか?

まず、ホールの出店立地は駅前型、郊外型にしても魅力的な用地に出店しているのでコンビニとは極めて親和性が高いことが挙げられる。

なおかつ、郊外店舗の場合、他の産業に比べると駐車場の敷地が広めに取られているので、コンビニスペースを取りやすいことも魅力の一つだ。

コンビニを併設することで、ホール側の最大のメリットは銀行がついてくること。こんなことを書けばアンチから批判が来るが、ATMはないよりあったほうが便利であることには間違いない。

ホールの立地は人通りが多い路面店なので相乗効果が高い。

2番目のメリットは、郊外店の場合、飲食店を併設するケースが多いが、それに取って代わるのがコンビニだ。軽食メニューが充実しているので飲食店が不要になる。

ホール内でパンやおにぎりなどの軽食のワゴン販売も可能になるので、席を離れずに食事が摂れる。

コンビニの建物として必要なスペースは約45坪。内装工事費は850万円〜1300万円。

ホール側が用意するのは契約金、土地、建物で、契約内容によってファミマ側が内装工事を負担するケースもある。

契約内容によって本部に支払う営業総利益フィーが違ってくるが、その幅は35%〜48%。

これではあまり儲からないように思えるが、立地によって本部から100〜200万円の土地・建物の賃借料がホール側に支払われる。

コンビニ経営はホールでやるのもいいが、本部が別途経営者を引っ張ってきてくれるので、賃借収入だけでも魅力はある。

大型郊外店の中には休憩室も広く取っているケースがあるが、45坪のスペースがあれば休憩室をコンビニに改装して、イートインスペースを設けることもできる。

敷地が狭く、駐車場もほとんどない店舗が売りに出ているケースがある。これをコンビニに改装しようと思えば、1階を駐車場にして2階を店舗にする方法が考えられるが、コンビニの場合、2階では絶対に客が上がってこないので、この方法は使えない、ということだ。そこまでコンビニの商品力はないので1階に限る。

近隣にファミマの既存店がある場合、出店がためらわれるところだが、そのオーナーにホールで併設するコンビニの経営もやってもらう手がある。



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