Love In Action - Utopia ユートピアというと口にゴムではなく、こっち。
開館30周年記念特別展
渋谷ユートピア1900-1945 −帝都をのぞみ、武蔵野に棲む−
渋谷区立松濤美術館
12月6日(火)−1月29日(日)
http://www.artandscience.jp/column/archives/726
今年4回目の松濤美術館です。
開館30周年ということもあるんでしょうが、見に行った展示はいずれも興味深く、しかもそれぞれがまったく違うものばかりでした。
今回の「渋谷ユートピア1900-1945」という展示は特に力が入っています。
チケットの図柄が数種類あったり、ポスターを販売したりとずいぶんお金と手間をかけていることにも驚かされました。
http://ichiootsuka.com/ichionews/2909
「渋谷ユートピア」というのは池袋モンパルナスに対抗する、という訳でもないんですが、意外に画家がたくさん存在していた渋谷区在住の画家達や渋谷区にまつわる作品を展示するための総称です。
今でこそ渋谷区というと都会的なイメージがありますが、有名な岸田劉生の「道路と土手と塀(切通之写生)」に画かれているような自然たっぷりの場所だった訳です。
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=29664
今回の展示でも、この別ヴァージョンという感じの、劉生の同じ場所を描いたと思しき作品や、彼の影響をたっぷり受けた仲間による同じ趣向の作品を見ることができました。
岸田劉生という非常に個性的な画家に共感していた仲間なら、そうか、ここまで似てしまうんだなあ、というしかないくらい岸田劉生に似ている。
同じような場所を描いても河野通勢なんかはずいぶん違ってましたけど。
個人的に一番嬉しかったのは菱田春草の「落葉」。
展示会場のトップに飾られていましたが、「落葉」シリーズの中でも、滋賀県立近代美術館所蔵の作品で、実際に見るのははじめて。
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=10327
大きな「落葉」とは違って、こぢんまりとしているようですが、見れば見るほど、目を惹きつけられて離せなくなってしまうのは同じ。
シンプル過ぎる画面を見ているうちに、自分が林の中、そして、木の沼の中にでも入り込んでしまったような感覚に陥ります。
この風景が代々木だというのも、今では信じられない話ですが。
絵画だけでなく、建築や街の様子に関する展示もありました。
ハチ公像の展示なんてものもあったんですが、それを見て、そうか、ハチ公像って、片耳が折れていたのか、と今更ながら発見。
どうやら皮膚病のせいみたいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hachiko.JPG
渋谷区に存在してた、小さな画壇(?)を紹介すべく、画家たちが住んでいた場所を地図で紹介しているんですが、家の場所より、そうか、この駅とそんな駅が意外に近くにあるのか、今度出掛けるときに歩いていってもいいなあ、などという余計な発見ができました。
先日の「池袋モンパルナス展」のように、その地図を安く売ってくれるといいのになあ。
「道路と土手と塀(切通之写生)」の現場は駅からちょっと離れているけど、実際に行ってみたい。(ひ)

開館30周年記念特別展
渋谷ユートピア1900-1945 −帝都をのぞみ、武蔵野に棲む−
渋谷区立松濤美術館
12月6日(火)−1月29日(日)
http://www.artandscience.jp/column/archives/726
今年4回目の松濤美術館です。
開館30周年ということもあるんでしょうが、見に行った展示はいずれも興味深く、しかもそれぞれがまったく違うものばかりでした。
今回の「渋谷ユートピア1900-1945」という展示は特に力が入っています。
チケットの図柄が数種類あったり、ポスターを販売したりとずいぶんお金と手間をかけていることにも驚かされました。
http://ichiootsuka.com/ichionews/2909
「渋谷ユートピア」というのは池袋モンパルナスに対抗する、という訳でもないんですが、意外に画家がたくさん存在していた渋谷区在住の画家達や渋谷区にまつわる作品を展示するための総称です。
今でこそ渋谷区というと都会的なイメージがありますが、有名な岸田劉生の「道路と土手と塀(切通之写生)」に画かれているような自然たっぷりの場所だった訳です。
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=29664
今回の展示でも、この別ヴァージョンという感じの、劉生の同じ場所を描いたと思しき作品や、彼の影響をたっぷり受けた仲間による同じ趣向の作品を見ることができました。
岸田劉生という非常に個性的な画家に共感していた仲間なら、そうか、ここまで似てしまうんだなあ、というしかないくらい岸田劉生に似ている。
同じような場所を描いても河野通勢なんかはずいぶん違ってましたけど。
個人的に一番嬉しかったのは菱田春草の「落葉」。
展示会場のトップに飾られていましたが、「落葉」シリーズの中でも、滋賀県立近代美術館所蔵の作品で、実際に見るのははじめて。
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=10327
大きな「落葉」とは違って、こぢんまりとしているようですが、見れば見るほど、目を惹きつけられて離せなくなってしまうのは同じ。
シンプル過ぎる画面を見ているうちに、自分が林の中、そして、木の沼の中にでも入り込んでしまったような感覚に陥ります。
この風景が代々木だというのも、今では信じられない話ですが。
絵画だけでなく、建築や街の様子に関する展示もありました。
ハチ公像の展示なんてものもあったんですが、それを見て、そうか、ハチ公像って、片耳が折れていたのか、と今更ながら発見。
どうやら皮膚病のせいみたいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hachiko.JPG
渋谷区に存在してた、小さな画壇(?)を紹介すべく、画家たちが住んでいた場所を地図で紹介しているんですが、家の場所より、そうか、この駅とそんな駅が意外に近くにあるのか、今度出掛けるときに歩いていってもいいなあ、などという余計な発見ができました。
先日の「池袋モンパルナス展」のように、その地図を安く売ってくれるといいのになあ。
「道路と土手と塀(切通之写生)」の現場は駅からちょっと離れているけど、実際に行ってみたい。(ひ)










