渋谷に行ったついでに「レオノール・フィニ展」をみてきました。
1907年アルゼンチン生まれ。
パリで活躍し、絵、舞台芸術、演出も行っていた女性。
絵はシュルレアリスムの影響が濃くて、エロティシズムにあふれた作品を描いているということだったので、どんな変わったものなのかという期待をもって見てきました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、作品が年代によってずいぶん異なっています。
面白かったのはダリやマックス・エルンストと交流があった頃のシュルレアリスムの作品よりも、その後、女性の視線から見た独特のエロティシズムを描いている時期の作品でした。
確かに、エロティシズムを描いてはいるが、女性の肉体や性を客観的に一歩ひいたところから見ているような気がします。
植物や虫をイメージさせる女性の絵もあったりして。
それにしても活躍の時期が長かった(なくなったのは96年)だけに、作品の傾向がどんどん変わっていくのが面白い。
そして、波乱万丈だった彼女の人生や、彼女自身について興味がわきました。
蛇足ですが、長生きするというのも才能だという気がします。
ブルトンやエルンストと交流のあった人が80年代まで作品を描いていたんですから。
これって宇野千代展に行ったときにも思ったことですけど。(ひ)
**いろいろデータ**
・駅からかかる時間 JR山手線 渋谷駅より徒歩7分
・観るのにかかった時間 約1時間
・今回の観覧料 1200円
1907年アルゼンチン生まれ。
パリで活躍し、絵、舞台芸術、演出も行っていた女性。
絵はシュルレアリスムの影響が濃くて、エロティシズムにあふれた作品を描いているということだったので、どんな変わったものなのかという期待をもって見てきました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、作品が年代によってずいぶん異なっています。
面白かったのはダリやマックス・エルンストと交流があった頃のシュルレアリスムの作品よりも、その後、女性の視線から見た独特のエロティシズムを描いている時期の作品でした。
確かに、エロティシズムを描いてはいるが、女性の肉体や性を客観的に一歩ひいたところから見ているような気がします。
植物や虫をイメージさせる女性の絵もあったりして。
それにしても活躍の時期が長かった(なくなったのは96年)だけに、作品の傾向がどんどん変わっていくのが面白い。
そして、波乱万丈だった彼女の人生や、彼女自身について興味がわきました。
蛇足ですが、長生きするというのも才能だという気がします。
ブルトンやエルンストと交流のあった人が80年代まで作品を描いていたんですから。
これって宇野千代展に行ったときにも思ったことですけど。(ひ)
**いろいろデータ**
・駅からかかる時間 JR山手線 渋谷駅より徒歩7分
・観るのにかかった時間 約1時間
・今回の観覧料 1200円
すごいたくさんまわってるんですね。
パスがあると、いかなそうなところまで足をのばしちゃったり、それで新たな発見もあっちゃったり、楽しそうですよね。
東京だと、いーっぱい広範囲にあるから期間内にまわるのは大変そうだけど。
同じ料金なら、と、つい欲張ってたくさん見ようとがんばってしまいました。
ゴッホ展は混んでいて、絵を見ているのか、人を見に行っているのか分からない状態でしたね。結構、同じ芝居や美術展を見ているので、どこかですれ違っているかもしれません。