ニュースなどを見ていると、最近の経済状況は世界的にも落ち着いていないなと
思う。
昨年のアメリカのサブプライム問題から焦点があたり、アメリカ金融が負債を
背負い込むと、その改善に向けて金利を低く設定し金融対策が打たれた。
アメリカ市場に蓄えれていたお金が原油という別の投機先へ向けられた。
新興国の経済成長は顕著で、年間の給与体系も10%から20%上がり、
市民の生活水準も上がる。生活水準が上がると贅沢というものに
邁進するものである。給与を上げるためには、製造業であれば多くの時と
費用を費やし製品を売り回収となる。
当然、その過程で物価というものが上昇し(日本はまだ少しずつであるが)
市民の生活も少しづつであるが、影響が出始めている。
中国、ベトナムなどの新興国などの経済成長とともに、原油、電力など
のエネルギーの消費も激しくなる。ましてや、原油の残存量がいったい
いくらなのかの懸念先行で、世界的に原油の取り合いになっており、投機の
対象となっている。
新興国では、給与の上昇とともに消費活動も上昇傾向。循環としてインフレ傾向
もあり、安定するためには、逐次対策も必要。
一国内だけのハンドリングでなんとかなっていたものがそのコントロールが効かず
厳しい経済状況がインフレを後押ししているような気がします。
自由競争市場の日本には、まだ大きな影響はでていないが、