あおばつづり

夫と4人の子と猫と犬、そしてワタシの、情感豊かな(?)サバイバル日記ってところです。

雨音の秋の早朝

2023-10-08 | 日記
 ようやく寒さを感じる季節になった。
 毎朝4時45分過ぎに目が覚め、5時のアラームを解除し、ぼんやり台所へ向かいコーヒーを淹れる。やや濃いめだ。そこからがはじまり。
 早朝は、世の中も静かだが、心も静かで澄んでいる。すると、濁っている時に見えなかった心象が、水をのぞくとカタチを見せていたりする。。。
 それを、ぼー………っと、コーヒーをすすりほうづえをついて、見ようとしてみるのだ。
 今朝は………
 息子、娘達、昨日は久々に旧友に会えて、楽しかったかな。
 学童でみていたこともあるあの子が、まさか亡くなるとは………なぜ?
 娘の同級生のお父さんの死。そして、その同級生が、ようやく外で姿を見るようになったことへの安堵。
 1人暮らしの娘は元気でいるか?
 息子は、これからどうしようか。。
 湧いてくる事柄に、いつまでも不安感がつきまとうものは、ないか?
 今起こっていることが例え悪いことでも、明るい中に見えるものは、悪い状態ではない。そうなのだ。
 澄んだ湖面をのぞくように、朝は私の心をのぞく。「神様、どうしたらいいんでしょうね……」それもたずねる。傍らに誰かいて、様々な意味と、理由と、この先どうなるか教えてくれたらいいのに。農業やっている人は常に天気を知りたいだろう。円相場の人もいるだろう。
 早朝の心は、何かある。
 

古民家にて

2023-05-20 | 日記
 この4月から、夫が既に4年目になる赴任先の町に、家族で引っ越してきた。一番末っ子が義務教育を終えるまでは少なくとも動くつもりはなかったのだが、家主さんが変わり、食品製造の社長で、工場拡大のために借家を壊すとのことで、急遽その知らせから一年後には借家を出ることになった。犬猫オッケーの借家を探すこと自体簡単ではない、の前に、町内に空き家はたくさんあっても貸し出すに至らず、車で2時間かかる夫の町近辺の不動産屋でいくつか物件を見学し始め、最後は空き家バンクに至った。
 築90年ちょっとの囲炉裏のあるお家で、肝心なところほリフォーム済み、敷地がやたら広く用水が流れており先祖代々の墓もあり、親族の方々がよく県内外から訪れる。夫が、「あなたが好む家はいつも草刈りが大変」と苦笑した。
 うちの犬は、6歳になってから家族に噛みつくことが続き、ケガがひどく一度保健所にも相談したが、譲渡された犬は引き受けられないと断られ、簡単に言えば大きな事故にでもならない限り手放すことも出来ず、トレーナーさんのアドバイスで、犬歯を削るという手術を受けることになった。その手術自体出来る動物病院が少なく、これもタイミングだと思い、決心した。
 日本犬の血の入ったオス犬は、成犬になってから噛むようになることがあるらしい。しかもなかなかなおらないとのことだった。夫も2度脇腹に噛みつかれ外科に行った。長女も同様、点滴まですることになった。私は危機一髪が2回で、もう怖くて触ることが出来ないし、獣医さんにも噛みついたため、「この子は注射が出来ないから、何かあっても薬の投与しか出来ないね」と。
 そんなこんなで引っ越してきた。
 長女は隣県の大学に進学、次女は高校進学、三女新しい中学校に転入で中3、息子は中1となり、不登校中で、私は前と同じ仕事につくことが出来た。
 4月最初は段ボール箱と荷物をまたいで生活していたが、その合間に入学式に参加、先日は、前の借家のネット回線撤去工事に立ち会いに行き、取り壊すはずの家の中に、社長の生活道具が大量に運び込まれていて愕然とした。冷蔵庫、テレビ、ベッド、開けたままのクローゼットにはたくさんの服がかかり、退居の話から全て従業員に対応させてきた社長ってやはりこんなヤツかと、一家族を退居させることは何でも無いことなのだと、改めて人柄を確認した気がした。床が日焼けしそうな縁側は、カーテンを残してきたが、リラックスチェアが置いてあったので、カーテンを外してきてやった。もともと私がつけたのだから。
 雨の中の撤去工事が終わり、家の鍵を返しに行くと、同業者らしい人かちょうど出てきて、鍵を預かり去って行った。
 世の中こういう人達が成功するんだ………だとしても、私はそうじゃない側で生きていきたい。
 引っ越して2ヶ月が経とうとしているが、様々ありつつも、立派な梁のせいで取り壊せなかったというこの新居の古民家で、私はようやく「この家に住みたかった」と安堵している。

台風の影響大

2022-09-29 | 日記
 朝肌寒く、日中暑い……そんな日が続いています。犬との散歩コースのあぜ道には、毎年恒例の紅白彼岸花が満開、土手に上ると、青い空、白い雲、稲田の黄色、彼岸花の赤白、ぼかし効果の靄がかかり、絵になる風景に、得してるのかなぁ……?と、思う日もあります。
 だいぶ14号のせいで、この町内の高校生の生命線とも言える電車が、補修工事のために運休となり、数日死にものぐるいの2往復をしましたが、朝2便、夕方2便のバスが出ることとなり、朝は以前より更に早く、5時には家を出ることとなりました。1時間40分、各JR駅停車で大きな駅に着き、そこで50分待って電車を乗り換え一駅目で下車、そこから1.5キロ徒歩で高校到着という過酷なスケジュールです………帰りのバスは早いので、間に合わないことが多く、迎えに行くことが多いです。来月上旬までの運休、早く……お願い!!!という気分です。
 長女は大学進学を希望しており、やる気推薦と言われる自己推薦型の入試をまず受ける予定で、諸々の手続きを終え、面接や実技の練習で、何かと忙しいです。無事これで通ったなら、すぐにでも、噛み合わせ改善のために矯正をはじめることになるのですが、そうなるといいなあと思います。
 次女は高校受験で、私立狙いです、制服の良さ、校舎のキレイさ、この辺りがポイントのようで、入試の点数で特待がとれたらね、と言ってあります。授業料が、お高いですから、全額免除レベルになって欲しいです。
 先週は中学体育大会、今週日曜日は小学校運動会です。
 冬休みには、だいたいのものを引っ越したいと考えています。
 では、また(^ν^)

約4ヶ月ぶりのアップ 夏休み終わり頃

2022-08-28 | 家計
 引っ越すことになった、辺りまでが前回だったようですね。
 まず、
・うちの犬が、夫→次女→長女→獣医さん→夫 と、噛みつき、流血でした。リードをつけようとした時に噛まれたり、なてでいる時にかまれたり、後ろから検温しようとして噛まれたり。。。
トレーナーさんに相談して、基本のしつけトレーニング中ですが、保健所が頭をよぎる夏休みはじめでした。娘も夫も病院に通うほど、犬歯の傷が深く、ショックも大きかったのです。ゆずが生きている間は私しか散歩も何も出来ず、あと長くみつもって10年は、生きていないとと、思っています。
・築92年の古民家に、少しずつ引っ越し荷物を運んでいます。
・高校3年の長女の顎か外れ、これが人生で4回目。大泣きパニックの娘を車に乗せて、大雨の夜中、夜間救急担当の整形外科の走りました。その後、口腔外科に相談して、たまたまレントゲンに写ったまだ埋まっている親知らずの抜歯をして、それが落ち着いてから矯正歯科の予約を入れる予定です。
・それよりも、高3の娘は進学を希望しており、そのためのオープンキャンパスにこの夏休み2つの大学見学をしました。1つは沖縄、1人で行きました。もう1つは隣県で、家族で行きました。総合型選抜入試というのに挑戦するので、今イライラピリピリしています。昨年の二学期、体調を崩し欠席も長く成績も満たないため、一般入試に自信がないようです。
・次女は中3、これの高校体験も、2つ行きました。
・のんびり過ぎる中2の三女の夏休み課題の計画は、私が全て立ててやらせました、おかげで毎年8月末は徹夜でしたが、今年は余裕すらあります。
・息子はスケボーにはまり、真っ黒になりました。スケボー道具をいろいろ買わせられました。

 私の学童仕事は計21日入ったので、週5の週はヘトヘトでした。ただ、子ども達が、え〜〜………、と言わずに手伝いをしてくれたので、とても助けられました。

 あと3日の夏休み、仕事が入っていますが、今日で2人の防火ポスター描きも終わりそうですし、最終日の長女抜歯が無事終われば、めでたしめでたしです。
 それにしても、まだ暑い!

母の日、久々のアップ

2022-05-08 | 日記
 晴れた日曜日の朝です。半袖で犬散歩がちょうどいい季節になりました。散歩コースの田んぼと堤防は、一度田植え準備前に草刈りされたものの、またふんわり一面雑草が生え、今朝から耕運機が入っています。南の方では既に2週間前に田植えが終わった田んぼを目にしました。台風対策のようです。こちらは寒暖差激しい盆地で、これからのようです。
 さて、長らくサボっておりどこから始めたらいいか。。。
 ひとまず、今年度いっぱいでこの借家を取り壊して、とある会社?が工場拡大するそうです。昨年終わり頃に大家さんが一般の人から、もともと同じ敷地内で食品工場をしていた経営者の人に変わり(家土地が売れた)、へぇ、そうですか
、我々の暮らしはそのままでいいなら。。。と安心していたら、生産品が健康的に医療データが出るほど良くてたくさん発注が来ているということで、今年度いっぱいで出てくれ、となりました。
 ただ家賃を持参したらそんな通告で、この暴れん坊犬と猫と(インコと)引き受けてくれる借家なんて。。。と、ボチボチ探し始め、もちろん空き家バンクや、不動産屋さんもあたり、結果、夫のいる町に来年度引っ越すことになりました。夫は、せっかくキレイに塗り直された町営アパートから、築100年弱の立派な古民家に一人暮らしを始めることになりました。
 梁が立派過ぎて取り壊せないからと借家に出した家を見つけました。囲炉裏もございます。どの部屋も広うございます。冬はとても寒いと家主さんから言われています。
 とにかく私は一目惚れくらいにその家が良くなってしまいました。敷地内に用水もあり、何かしらの祠(ほこら……?)があり、ちょっ……と怖いですが、トトロのめいちゃんちのようです。床下はこちらからあちらがスカスカに見える。寒いのは覚悟しています。。。
 体調悪かった長女は完全復活し、耳の中がジュクジュクしていた犬は、遂に病院に連れて行き吠えまくり、処方された高いお薬を10日間飲ませたら、な、何と、耳も、そして、長らく咳のような鼻のようなおかしな声を出して苦しそうだった症状まで治り、9千円払ったかいがありました。これはホントに想定外。
 そもそも、動物病院に連れて行くために仕事を休む決心がつかずにいたわけです。それもなぜ連れていくことにしたかと言うと、長女の部活試合が遠方で土日あるのに、何かのトラブルでバスは出ないので2日間送迎しろと。片道2時間を2日間送迎なんて嫌よ〜。
 普通はどうしますか?こういう時。最初は長女と車中泊するかと思いましたが、よし!キャンプしよう!ということで、最寄りオートキャンプ出来る施設がありましたので、電気使える一区画一泊4千円強で、初キャンプいたしました。
 長女を試合会場の体育館で降ろし、キャンプ場チェックインまでサイクリングしてみたり、砂浜があったので歩いてみたり、特攻隊の祈念館があったのでそこも訪れ、むしろそこに行くためのキャンプだったかのように再び太平洋戦争前後から年表や資料を読み返す機会となり、自分達がその夜寝る場所が、敗戦までの数ヶ月、特攻隊の飛行場の滑走路だったことを知り、言葉になりませんでした。。。
 そうこうして、子ら3人と午後2時にキャンプ場入りして、バドミントンやらトランプやらしていました。私はせっせと夕食準備。近くで薪を運ぶホンモノキャンパーをチラ見しながら、炊飯器、ケトル、スマホ充電器をこっそりフル装備して、カセットコンロでカレーを作りつつ炊飯器は「ピピーッ!ピピーッ!」と木立ちの間に響く電子音で、美味しくご飯を炊き上げてくれました。
 林の中にゆったりとそれぞれの区画があり、GW前にキャンプを先取りしたのか!とその夜気付きました。結局、試合は翌日は無かった!!ひぇぇぇ〜!!
 とにかくそんなこんなでせっかくなのでテントで一夜過ごし、けっこう寒くて何度も目覚めましたが子ども達は大満足で、天候もサイコーで爽やかにチェックアウトまでバドミントンを楽しみました。ケトルとは言え、林の中での早朝コーヒーは素敵でした。
 それでだ。土日キャンプなら月曜はクタクタに違いないと、仕事を休んでいたのです。それで、せっかくだから犬を病院に連れて行ったというお話です。耳の中を見る勇気が無かったですが、お医者さんちマズルガードして見せるとかなりひどいことが分かり、ドロドロの点耳薬をたっぷり入れていただきました。お薬も遠いからと多めにいただいて、すっかり元気になってくれて、本当に、こんな嬉しいことはありません。
 以上、「突然の引っ越し通達と古民家との出会い」、「長女の部活試合日程話聞き逃しによるフライング的初キャンプ事件と、犬の病気回復の神ってる関係」についてのブログでした。
 良い日曜日をお過ごし下さい(^ν^)