橘花抄 Tachibanas flower story

葉室麟の『橘花抄』を読みました。
この作家は、いつもながら、この小説も良かったです。
江戸時代、九州、筑前黒田藩での時代小説でした。

主人公は、未婚の女性でした。
両親を亡くし、黒田藩の重役に引き取られた女性は・・・。
あまりの悲嘆さに失明して・・・。
前藩主と、現藩主と、家老や重役などで、争いがあり・・・。
二刀流の剣士への思い・・・。

兎に角、清らかに生きて、清らかな恋をして。
争いの中にあって、美しく生きる、主人公があって。

読みやすく、話の展開が良く、読書の楽しみが充分にあった小説でした。
私の読後評価は、満点の5☆に近い、4☆です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

平家物語 Heike Story

今日は、「歴史と文学の人々」の講義を受講しました。
『平家物語』について、学びました。

作者不詳で、語りとして成立したと学びました。
『源平盛衰記』が別に異本としてあることを学びました。

今日の講義では、
*武者は貴族の家人であった。
*清盛の父の代より、対宋貿易で儲けた。
*摂関政治は、摂政家が娘を生めなかったことより駄目になり、院政が始まった。
*清盛は諜報機関を使い、恐怖政治をした。
*平家は、武士が貴族化したことにより衰退した。
*福原遷都は不評で、平家衰退の原因となった。
*「禿髪」「鹿ケ谷」「「都遷」「「入道死去」の章を読み、そして解説をうけた。

午後には、各班で「1年目を振り返って」を話し合った。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

虚像の道化師 False Clowns

東野圭吾の『虚像の道化師』を読みました。
流行作家の、あの東野圭吾の短編小説集でした。

ガリレオシリーズでした、帝都大学物理学の湯川准教授が推理をします。

4編の短編でした。
新興宗教での、信者の男の転落死は・・・。
別荘地での夫婦の死体が発見されて・・・。
劇団の演出家が殺されて・・・。

この作家は、このシリーズは読みやすい。
ちょっと、安直に読めます。

ということで、私の読後評価は、少し低めの、普通の3☆とします。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

乾山晩愁 Late autumn of Kenzan

葉室麟の『乾山晩愁』を読みました。
この作家は、私の好きな作家のひとりです。

5編の短編集でした。
いつもの、歴史小説でした。

室町・江戸時代の、絵師たちの話でした。
歴史文学賞受賞作品でした。

尾形光琳の弟の尾形乾山の話、狩野永徳、長谷川等伯の話などでした。

この作家の作品はいつもそうですが、哀愁があり、温かみがあり、よいストーリーばかりでした。

読みやすく、短編集ですので、気楽に読めます。

私の読後評価は、4☆です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

陽子線がん治療 A proton line

今日は、午前中は「科学と人間の共生」の講義を受講しました。
「陽子線がん治療」について学びました。
がん治療の先端技術について学びました。

福井県立病院、佐々木医学物理士から、講義がありました。

「陽子線」はがん治療の新しい方法とのことです。
福井県立病院では、2011年から、この方法が始まっており、治療実績があります。

今日の講義を聞くかぎりでは、なかなか良さそうな治療方法です。
但し、先端医療です、健康保険外の治療です。

大阪では、この治療方法をこれから導入する動きがあるとのことです。
高価な設備がいるので、少し時間がかかるようですが。

午後は、「おおさか学」の講義を聞きました。
江戸と上方、東京と大阪の文化や言葉に、地域差があるのを、例を挙げて、説明がありました。
内容は、ちょっと、通り一遍のように思いました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

田ごと Tagoto

今日は、京都・四条川原町の「田ごと」で、食事をいただきました。

京都の繁華街の真ん中にある、日本料理店での会食に出席しました。

場所もよし、料理もよし、飲み物もよし、会話もよしでした。

楽しい会食でした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

清盛と女性たち The women and Kiyomori

昨日は、「歴史と文学の人々」の講義を受講しました。
「清盛をめぐる女性たち」の講義を学びました。

どんな内容であったかというと、

*平家、清盛の盛衰の話でした。
*平治の乱のあと、武力は清盛のひとり勝ちとなった。
*清盛は、女性たちを使い、姻戚関係でもって、宮廷の権力を握った。
 滋子(義理の妹)は後白河法皇の皇太后、高倉天皇の母となり。
 盛子(四女)近衛基実(摂政)の妻となり。
 完子(六女)近衛基通(摂政)の妻となり。
 徳子(三女)高倉天皇の皇后、安徳天皇の母となり。
*清盛の死のあと、平氏の衰退へとなる。

いつもながら、若井講師の名説明、名調子で、楽しく学べました、良く分かった。
良い講座でした、
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

新年会 The new year drink

今日は、「歴史と文学の人々」の講義の新年会に参加しました。

阪急茨木駅近くにある、「三府鮨」で行いました。
32名での飲み会でした。

講師2名も参加されました。

今年、私にとって、初めての新年会でした。
まずまず、良い飲み会でした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

噂の女 A Gossip Lady

奥田英朗の『噂の女』を読みました。
薄幸の下に育った女性の話です。
短編小説集であり、彼女にまつわる黒い噂での、関連する話が展開するので、長編小説ともいえる小説でした。

田舎の町で、評判の艶っぽイイ女・・・。
ダンナの生命保険を手に入れたと・・・。
年の離れた男性と結婚し、遺産を相続したと・・・。
謎のおんなの話です。
人の欲望を描いた話でした。

評価の難しい小説だと思いました。
読みやすいのは、読みやすいのですが。
従い、私の読後評価は、普通の3☆とします。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

油絵 Oilpainting

今日は、油絵教室に行きました。

「摂津渓」F8を描き始めました。
写真は、今日描いたその作品です。

下塗りを始めたところです。

ここまでは、いいかなあという感じです。
これから、どう描いていくか、具象で行くか、半抽象で行くか、悩ましい。

兎に角、途中で投げ出さず、最後まで、描きあげたいものです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ