いい加減社長の映画日記

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/THE IRON LADY

2012-03-19 06:45:50 | 映画(マ行)
メリル・ストリープが、「鉄の女」を、どう表現するのかに、興味があって・・・

オフィシャルサイト

【ストーリー】
夫デニスを亡くして8年、ようやく始めた遺品整理の手を止めてマーガレットは遙か昔を振り返る。
勤勉で雄弁な父を尊敬して育った小さな雑貨商の娘はオックスフォード大学に進学し、政治家を目指す。
初めての下院議員選に落選し落ち込んでいた時に、プロポーズしてくれたのがデニス・サッチャーだった。
専業主婦にはならないと宣言して男女の双子をもうけた後、ついに当選して国会議事堂に乗り込むのだった。

【スタッフ&キャスト】
監督: フィリダ・ロイド
出演: メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、アレキサンドラ・ローチ、ハリー・ロイド、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ファレル、イアン・グレン、リチャード・E・グラント、アンソニー・ヘッド

メリル・ストリープのアカデミー主演女優賞に恥じない演技に尽きる。

マーガレット・サッチャーの伝記映画だと思って観ると、ちょっと期待はずれになるかも?

認知症を患ったマーガレット・サッチャーの回想という形で、軌跡が語られていく。

家族よりも、政治の世界を優先し。

イングランドのために、その一生をかけたような印象。

経済を停滞させる原因となっていた労働組合の力をそぎ。

フォークランド紛争では、断固たる対応で国の威信を守り。

その強い信念と行動は、「鉄の女」という言葉にピッタリ。

でも、映画の中では、そういった部分よりも、家族や側近などとの人間関係が中心に描かれていく。

認知症を患ったサッチャーの姿は、なんとも痛々しい感じもあり、せつなくなる。

周辺も、元首相という敬意はありながらも、哀れみを感じているところもあり。

サッチャー自身も、そういった周辺の雰囲気を感じることが、ジレンマとなる。

しかし、その部分は、なにも感動を与えてくれなかった。

むしろ、イングランドという国を復活させるリーダーシップを発揮した部分に、感動を覚えた。

国民や議会の反対をものともせず、自分の信念に従って政策を進めていく。

今の日本と比較すると、なんと違いのあることか・・・

今の日本にこそ、こういうリーダーが必要なのだが・・・

賛否はわかれるでしょうが、私は好きな作品です。


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