居酒屋黙示録 新章 暖簾を繋ぐ刻

旧き善き銭湯を訪れ、立ち飲みを巡り、居酒屋で思う。

それすらも日々のはて

2017-10-15 14:34:33 | 日記
世間は何かと騒がしいが、俺の周りは至って平常運転、なのか?
まあ始まる前から終わったような選挙だの、いつまでたっても口喧嘩から発展しそうにない争いとか、最早乾いた笑いしか出て来ない。

そんなでも、季節は晩夏から初秋へと滞りなく進み、気が付けば今年も後3カ月を切ったと云うことになる。
誠に歳をとると、日は長く年は短し。
平常運転でも小さなイベントを積み重ね、ネタが貯まってきたのでカテゴリー毎に纏めておくとしよう。

先ずは風呂に関して。
広島では相変わらず、最寄りの銭湯位しか顔を出していないが、先日とある温泉施設の建替えが決まったとの話を耳にした。
元々、近くにあった国民宿舎が無くなったと聞いて、温泉施設も既に無いのだろうと思っていたのだが温泉の方はまだ営業していたらしい。
ちと遠いし、レトロ銭湯と云う訳ではないが、消え行く風呂ならば行ける内に行っておくべきだろう。
とまあ久々にプチ家出だな。
関東での散財からまだ立ち直っていないので、昼過ぎまで図書館等で時間を潰す。
さて、どっかで飯でもと外に出ると大粒の雨。
バイクのタイヤはかなりキテる有り様なのでこれはヤバいなと、携帯で雨雲レーダーを確認。
激しい雨域は30分ほどで抜けそうだと信じ、少し図書館で粘ると何とか雨着なしでバイクに乗れそうな振りになった。
プチ贅沢に近くの焼肉屋の昼定食を堪能して外に出るとまたもや雨は強くなりつつある。
スーパーの駐輪場で再度雨雲レーダー確認。
30分ほどでまた小雨。
漸く温泉施設に向け走り出せば、10分ほどでまた雨足が強くなりコンビニで10分雨宿り。
バイクのリアカーゴに入っているレインスーツを出せば事足りるのに、頑なに晴れ間を追及。
コンビニ以降は殆ど降らずに済んで、後数分という所まで来たところで急な土砂振り。
なんの嫌がらせだよ。

とにもかくにも着きましたよ、シーサイド温泉のうみ。
折しもカープ優勝記念価格で通常600円が400円に値引き中。
阪神ファンの俺だが、ここは黙って恩恵を受けておく。
エレベーターで2階に上がり、休憩スペース脇を通り脱衣場に。
設備的に桂浜温泉館に似てるがこっちの方が少し広いようだ。
浴室はかなり広い主浴槽とそれに付随した寝湯。
寝湯のジェットは設備老朽化のため停止中とのこと。
乾式サウナと水風呂、露天風呂もあり、露天風呂にあった打たせ湯も老朽化のため停止中。
カランは意外と少ないが、客も然程居ないので混んではいない。
さっと身体を流し、早速露天風呂に。
雨で気温は上がっていないが、寒いと云う程でもない。
江田島湾を渡って来る風は丁度良く涼しく、塩泉で火照った身体に心地好い。
雨雲が抜けるまで風呂を堪能し、滅多に入らないサウナに2度も入り、最後にもう一度身体を流して上がる。
中々汗が引かず、脱衣場の扇風機でゆっくり冷ます。
周りのおっちゃん達は常連の顔馴染みらしく、こちとら完全アウェー状態だが特に何もない。
服を着てまだ少し湿ったままの、チノの膝にドライヤーをあてついでに髪を乾かす。
短いから普段はドライヤーなぞ使いやしないのだが、まあどちらかと言えば今日は膝の方が乾いて欲しかった所だ。
休憩スペースで壁にもたれ、スマホで時間潰し。
雨が上がった所で長い道をのんびり帰りました。

風呂に関しての新しい話はこんなものか。
なおシーサイド温泉のうみは30年度に改装して宿泊施設付きの温浴施設になるそうです。
焦って行くこともなかったじゃん。

あぁ、前回のブログの矢部の湯で出会った同好の士の方から、写真を頂きました。
二十何年振りかに懐かしい姿を見ることができました。
親父の形見のルーペで隅から隅まで眺めては悦に入ってる。
お礼の手紙には広島、岡山のローカルな銭湯写真を同封させていただいた。
最初は何か名物でも送ろうかと思ったが、昔友達の見舞いに6千円のメロンと6千円のさくらんぼを持って行ったら内臓疾患で断食中で、後から友達に聞いたところ看護婦さんに非常に喜ばれたということがあり、それ以来人に食い物を贈るのは互いに人と為りを良く知ってからにしてるためこの度は見送った。
いつかまた相まみえることもあるだろうし、その時はまたゆっくり話をしたいものです。

さて話変わって本の事。
関東出張の折、有隣堂で横浜大戦争をさわりだけ立ち読み。
どうやら横浜の各区毎に神様がいて、横浜市の覇権を争う話のようである。
結構面白そうだが、ちょっと余裕なく見送る。
で、広島帰って来て図書館に本を返しに行った際に何気無く検索機で調べると何と既に入荷していた。
早速借りて読んだが、まあ懐かしいやら勉強になるやら、はたまた結構面白いであっという間に読了してしまった。
横浜育ちの4、50代には思わずにやりとする記述があちこちにちりばめられている。
横浜物としては以前横浜駅SFをネットで読んだが、あちらは東洋のサグラダ・ファミリア横浜駅が無限に増殖するところがテーマであって、終始横浜を舞台にしてる訳ではないので、どちらかと言えば横浜大戦争の方が俺の好みである。
その他借りたのが、原宏一の閉店屋五郎、珍しく歴史物の七人の吉右衛門、銭湯浪漫の三冊。
閉店屋五郎は小気味良いテンポで話が進み面白かった。
七人の吉右衛門は、映画「最後の忠臣蔵」をみて、原作である四十七人目の浪士を読んで、そしてここに至っている。
討ち入りの後、吉右衛門は何故仲間から離れたのか?
そして何故吉右衛門の墓が全国に七ヶ所も有るのか?といった謎に迫るドキュメンタリーで歴史物にはあまり強くないが面白く読めた、
銭湯浪漫は全国の銭湯で取材した経営者側の語るエピソードが多く、普段客側の書いた本を多く読んでいる者として新鮮な切り口の本だった。
在庫のある内に買っておくべきだろうか。
上記の四冊読了後、次に借りたのは原宏一の佳代のキッチンシリーズ最新作「踊れぬ天使」、樋口直哉の「スープの国のお姫様」椹野道流の「最後の晩ごはん」
と見事に食い物関係ばっかり。
もう最近なに読んでも面白いわって、自分の好きなジャンル選んでんだから当たり前だろって話。

飲み食いの方は特にないなあ。
前々から知ってたけど行く機会の無かった角打ちに、職場の送別会前に寄ってみた位か。
アウェーの洗礼などもなく至って普通に入れました。

年末にかけて結構忙しそうだが、何かネタを拾えるかねえ。
下手すると次の更新は新春の雑感になりかねない予感がしますが、まあ年末から久々の岡山仕事がありますので何とかなるでしょう。


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