検査結果

以前受けたAMH検査。
昨日ようやく、結果を聞きに行くことが出来た。

院長先生がパソコンのグラフを見せながら数字を紙に書く。
「2.06ng/ml、同年代の平均と比べるとちょっと少ないですね。でも絶望的というわけではないです。」

年齢で言うと大体40歳くらいの平均らしい。
やっぱり少なかったか…。
でも、びっくりするような数値でもないらしい。
「このままいけば、50歳くらいには閉経するかもしれないね」という感じだった。

卵子の数と質とは全く関係がなく、質の良い卵1個あればいいのだから、たとえグラフがほとんど0に近くても妊娠する人もいると。
また、グラフは普通は徐々に下降するのだけど、たまに上がったりする人もいるらしい。
つまり、こんな検査をしたところで妊娠できるかどうかの目安にはならない。
とりあえず「卵はまだある」ということが分かったくらいか。

「そもそもあなたはなぜ検査を受けようと思ったんですか？」と院長先生。

私が頑張って婚活しているのは、早く子供を生まなきゃいけないという思いがあるからである。
もしも最初から子供が生めないと分かっているのだとしたら全然焦らないし、なんなら結婚だって無理にすることもないし、少なくとも妥協して結婚することなどきっとないだろう。
だから、絶望的に低い数値だったとしたら婚活なんか止めてしまおうとも思っていた。

先生が「うちに来ている人の半分は不妊治療なんですよ」と。
この病院は本当にいつも人で溢れかえっている。
それくらい不妊で悩んでいる人は多いのだろう。
最近は、バリバリのキャリアウーマンで、頑張って仕事をして、ひととおりやり切って、40を過ぎてから子供を産めばいいやというような女性がわりといるらしい。
でも、年を取ってからいざ子供を産もうと思ってもその通りにはできないと。
だからと言って、年を取ったら子供ができないとか、子供がダウン症になるとか考えて結婚や子供をあきらめるのも違うと。
私の周りには、不妊治療をしている人もいるし、20代で結婚しても子供ができない人もいるし。
だから、結婚したら誰もが子供ができるとは限らないことはよく分かっている。
年を取ればどんどん難しくなることも、体外受精など必要になればべらぼうに金がかかることも知っている。

先生「不妊の原因は本当にたくさんあります。女性に問題がなくても男性が原因の場合もあるしね。」

teri「何か気を付けた方がいいことはありますか？」

先生「ありません！（キッパリ」

卵が少ない人は不健康だとかそんなことも全くないようで、本当に人それぞれとしか言えないらしい。

先生「パートナはいるんですか？」

teri「いません…」

先生「じゃあ早くいい人を見つけないとね」

そうか…。
じゃあこれまで通り、いつかは子供を産むという望みを持って婚活を続けることにするか。