テレビじじいの観戦日記

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あっ、またまたジュリーがいちゃもん 柔道怪判定

2012-07-29 22:12:39 | 日記
オリンピック柔道のジュリーってのはとんでもないシロモノだ。ビデオ判定を取り入れて正確を期すということなんだろうが、大相撲と比べてもたもたしているもんで、選手にぬか喜びさせるかわいそうな制度になっている。

女子52キロ級のイタリア選手。主審が1本というので喜んでいたら、取り消し。技ありにも有効にもならない。NHK放送席は解説してくれないもんで、テレビじじいは場外だったのだろうかと想像したが…。

試合続行。どうやって気力をもう一度奮い起こすんだ。幸い、この試合はその後イタリア選手が勝った。


男子66キロ級の海老沼匡が準決勝進出した試合では、思わず失笑してしまった。もちろん海老沼を応援していたのだが、あの審判団はひどい。

ポイントが入ったら勝ちの延長戦。海老沼がチョ・ジュンホを倒し、主審は有効の判定。精魂尽き果てた勝利を海老沼は噛み締めた。

おっと、ジュリーからいちゃもん。判定は取り消され、試合続行。なんとか気力を取り直し、海老沼は旗判定に持ち込んだ。

さっきの勝ちが取り消された時の技があるから、海老沼の白3本だろうと思うと、これがなんと青3本。ウワー、負けちゃった、ひどい判定。会場のブーイングも当然だ。とおもったら、おっとジュリーが主審を呼びつけ何か言っている。

畳の上に戻った主審は副審2人を呼び寄せ、何やら相談。

前代未聞と放送席のいう旗の上げ直し。今度は白3本揃いました。海老沼の勝ちだって。


篠原信一男子柔道代表監督は、シドニー五輪で誤審のため金をとりそこねている。どんな感想になるのかな。