ひとり ときどき、ふたり散歩

「見て・撮って・歩いて」
ぶらっと歩き、日常の出来事を書き綴ります。
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目黒 とんき ここは極上

2018年01月19日 | グルメ

池波正太郎の「散歩のとき何か食べたくなって 新潮文庫」の一文に
こんな文があります。

『みがきぬいた清潔な店内
 皿の上でタップ・ダンスでも踊りそうに、生きがよいカツレツ。
 
 私は先ず、ロース・カツレツで酒かビールをのみ、
   ついで串カツレツで飯を食べることにしている。』

池波正太郎も足しげく訪れた一流のお店。

 
平成6年から恵比寿で働いて、24年の歳月が流れてしまった。

食べに行こう行こうと思いながら、もう平成30年になる。


今、全国にある「とんかつ屋」がお手本としたお店。

究極至高の名店、その名は「とんき」。昭和14年の創業です。

79年もの歴史をもつ、老舗とんかつ店です。

 

正月も過ぎた頃、JR目黒駅で降りて「権之助坂(ごんのすけざか)」を下り、
家具屋「ACME」に寄って「大鳥神社」に向かいます。

その足で「太鼓橋」をわたり、
左たもとに「太鼓うなぎ屋(創業300年)」が建っていたの思い出しながら
「目黒雅叙園」を右に見て「大円寺」に向かいます。

 

大円寺は大黒様、「目黒の七福神巡り」で人が詰めかけています。

 

干支方位が敷石に彫られています。

 

JR目黒駅に向かう「行人坂」の急坂をよいしょよいしょと登ります。

 

登りきる手前の路地を左に入ると、憧れの「とんき」が見えてきました。

開店は16時、時計を見ると15時半。すでに8人が並んでいます。

シャッターが開く頃には、40人以上の行列が寒さの中立っています。

早めに並ぶ理由は、カウンターから見える職人技を見たいがため。

 

白木の長~い清潔なカウンター、庭も見える奥の角に座ります。

品数はこの14の短冊のみ、無駄のない厳選された品数です。

 

ビールにはピーナッツ、ぬる燗には昆布と椎茸の佃煮のアテが出されます。

ビールは正月用のキリンラガー、お酒は大関 上撰。

 

店に入ると、まず目に入るのが広い広いカウンター席です。

2階はテーブル席、個室もあり、1階は全席カウンター、

清潔で余裕を持った広さの厨房を、コの字に取り囲んでいるカウンター席は、

ひきしまった空気が流れ、多くの照明に照らされて、

極上のパフォーマンスを見させてくれます。

 

カウンターの上に置かれた、爪楊枝入れ。

コップが何気なくかぶせられ、お店の気の使いようが分かります。

 

特に注目したいのは、とんかつを切る専門の職人さんです。

一分の無駄もなく “切り分けていく“その動きは見ているだけで飽きません。

 

カウンター席の後ろには、椅子が置かれ順番待ちの方が並んでいます。

疑問に思うことは、待つ人はランダムに座って、順番はどうなっているのか?

「とんき」のベテランの職人さんは、入ってきた順番とオーダーを、

完全に記憶しているのだそうです。

 

料理が出来るまでの間、職人たちのプロフェッショナルな仕事が観察できます。

とんかつを揚げ方も、小麦粉と卵を3回つけてから
目の細かいパン粉をつけるのも独特で、160℃に熱したラードで
20分ほどかけて、じっくりと揚げています。

千切りキャベツを盛る人も適量を正確に、パセリも綺麗に飾り付けています。

 

席に座って30分ぐらい経ったでしょうか。

注文していた「ロースかつ定食」と「ヒレかつ定食」が目の前に並びます。

付け合せは「キャベツ」と「トマト」と「パセリ」と「からし」のみ。

キャベツが無くなると、どこからともなくお代わりが添えられます。 

 

「ご飯」も自由、「豚汁」は一杯なら、お代わりを尋ねられます。

※このシステムが、他のとんかつ店に波及しています。

 

つれあいが気づきました。自家製の「お新香」の下には、

ひと滴の醤油が分からないようにさされています。

 

「ヒレかつ」と日本酒も合いますね~
当然ながら とんかつ の美味さは当たり前。
実にジューシーかつ、旨味たっぷりの上質な肉が使われています。
それを包む「とんき」ならではの「クリスピーな衣」が、
上質な肉を包みこんでいます。

こちらにも、ひと滴のソースが右下にかけられています。

 

「ロースかつ」は、もちろんジューシー
とんかつの普通の切り方は、縦に切られていますが、
タテ切りに加えて、一本ヨコ切りが入っています。
しかも真ん中にヨコ切りするのではなく、
微妙に中心をズラした比率で12個切られています。

 

とんかつ屋とは思えない、“さらしの厨房が見事“な店の雰囲気です。

清潔に保たれた厨房には、衣をつける人、揚げる人、切る人、

皿の準備をする人、かつを盛る人、提供する人と、

すべての仕事に担当する職人がいて、みな黙々と自分の役割に徹しています。

専門の職人たちの動きはまさしくプロそのものです。

その様子を眺めながら、揚がるかつを待つ時間もまた至福そのものです。

 


ちなみに、ロースもヒレも、どちらも美味しくて悩みどころですが。

もしも2人で行くのならば、ロースとヒレを分けて注文したほうがよく、

3人ならば、それに串かつを入れればよいのかも。


やっと念願が叶いました

一生に一度は食べておきたい とんかつ と この風情、もしも誘われて断る人は

またひとつ、楽しむチャンスを逃すことになりますよ。

それぐらいの、目黒「とんき」のかつです。


夕暮れのお店をあとにしながら、満ち足りた表情になるのは

私だけでしょうか つれあいも 満足げです。


※ひとつ残念なことは、御飯と豚汁の出し方が、逆になっていること。
みなさん、御飯は左、豚汁は右にと並べ変えていました。


●お店データ『とんかつとんき』
住所:東京都目黒区下目黒1-1-2
営業時間:16:00~22:45
定休日:火曜・第3月曜

 

下記リンク は、私の「ピクスタ」アカウントです。

販売中の写 真を見ることが出来ます。どうぞご覧下さい。

写真素材 PIXTA

写真

素材のピクスタ

 

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熊本 白小豆陣太鼓「お菓子の香梅」

2018年01月07日 | グルメ

予約しなければ買えない、。希少な北海道産白小豆を使用した数量限定の「白い陣太鼓」

 

「お菓子の香梅」より、「白い陣太鼓」とも言われる希少な“白小豆陣太鼓”

北海道産で大切に育てられた白小豆を使用した“白小豆陣太鼓”

なめらかな食感とスッキリとした優しい味わいです。

 

紙の「御菓子ナイフ」が丁寧に2枚はいって、

お菓子の大きさも(4cm弱)と丁度よく、美味しい御菓子です。 

 

 ひと箱に2個入り、箱の形状の曲線も太鼓の円を連想させます。

 

 

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銀座 キルフェボンに並ぶ

2017年12月24日 | グルメ

平日の日10時すぎに訪れると、行列の整理のため警備員の方も3人待機しています。

この風景も毎年見られる、銀座「キルフェボン」の風物詩

 

「白イチゴのタルト」も美味しそう

 

クリスマス期間限定のメニューはこちら

 

今年は、4番目。開店は11時、寒空の中待ちます。

 

求めたのは2種類、「ブルーベリーとホワイトチョコクリームのタルト」と「イチゴのタルト」

 

プチンとはじける食感の甘酸っぱいブルーベリー

 

甘酸っぱくジューシーなイチゴをふんだんにのせ


 毎年の我が家の恒例ごと、11時の開店時には50人ぐらい並びます。

 この期間、カットケーキは買えません、全てホール売りです。

  ちなみにキルフェボンの本店は、浜松にあります。

 

 

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