寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第2461話) 踏切での手助け

2017年06月20日 | 出来事

 “今年二月の初め、早朝の出来事。一宮市の玉置光代さん(六二)は、車でスーパーマーケットに出掛けた。途中、名鉄今伊勢駅近くの踏切に差し掛かると、遮断機が下り始めたため、停車した。その時だった。目の前の三十代ぐらいの女性が遮断線を持ち上げて線路内に入って行くのが見えた。ここは名鉄とJRの線路が並んでいるので、ひんぱんに遮断機が下りる場所として有名。そのため、違反と承知しつつも、遮断線を手で上げて通る人をよく見かけるという。玉置さんは「またか」「危ないなあ」と眉をひそめて女性を目で追った。
 ところが、である(後略)。”(6月4日付け中日新聞)

 志賀内さんの「ほろほろ通信」からです。「ところが、である」この続きはどうなるのでしょう。それを次に紹介します。
 “その女性は向こう側の遮断機近くの線路の上で、うろたえて立ち尽くしている年配男性に声を掛け、踏切の外へ連れ出したのだった。よく見ると、その男性は白い杖を手にしていた。目が不自由なようだ。その後、女性はこちらを向き、遮断機の前に立って電車が行き過ぎるのを待った。通過後に渡ってくるつもりらしい。ここで玉置さんはハッとした。推察するに、女性は踏切の線路内で目の不自由な男性とすれ違った。踏切を渡り切って、いったんこちら側に来てから、男性のことが『大丈夫かな』と心配になって振り返った。(中略)自らの危険を顧みず、速やかに手助けをしたあの女性に、心から拍手を送りたいと思いました」と玉置さんは話す。”となります。この勇気にボクも拍手を送るが、これは難しい判断が要る。一つ間違えば、共倒れである。線路内の救出について、時折美談として報道されることもあるが、悲惨な話もある。山や海の遭難者者の救出でも同じである。とっさに適切な判断をすることは難しい。衝動的ではいけない。実はボクに経験がある。線路内に帽子を飛ばした人がある。ボクはまだ電車は来ないと思っていたので、とっさに線路内におり、拾い上げた。そしてホームに飛び上がったところで通過電車が来た。思いがけない電車にびっくりした。通過電車があることを忘れていたのである。線路内に下りることは2度としていけないことと思っている。

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