寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第2524話) 共助の心実感

2017年11月06日 | 活動

 “町内会の組長になり、地元の小学校で九月上旬にあった防災訓練に初めて参加しました。子どもや若い母親からお年寄りまで皆積極的に参加していて、私には頼もしく思えました。
 体育館では段ボールで仕切りを作り、マットを空気で膨らませて避難所での暮らしを体験し、いつ来るか分からない地震などの災害への準備ができました。自分のことは自分でする自助の精神だけでなく、日頃近所でコミュニケーションを図り、いざというときに助け合う共助も大切だと実感しました。
 わが家の子どもたちがお世話になった学区や地域への恩返しの気持ちも込めて、今後は地域の催しやボランティアにも精を出していこう。そんな気持ちも芽生えました。”(10月14日付け中日新聞)

 名古屋市の会社員・小川さん(男・65)の投稿文です。我が町内も先日防災訓練があり参加しました。台風来襲中の中、中学校の体育館で行われました。参加者のほとんどは小川さんのように今年何かの役員の人。何年かに1度の体験で、どれほど役にたつだろうかと思うが、それでも毎年やっていけば体験者も増え、意味はあるだろう。小川さんも始めての体験に思いを新たにされた。今後に役立てられるだろう。
 最近の雨の強さは脅威である。河川の氾濫、土砂崩れは日本中至る所で起きている。ボクの地域でも、以前はほとんど問題なかった川が今年は溢水した。雨の強さに加え田畑が減っている。土地は風化するのが自然である。昔大丈夫であったからと言って今も大丈夫とはとても言えない。地震の脅威もある。自助、共助、公助と言われる。自助、公助はかなりよくなってきたと思うが、共助は大丈夫だろうか。ボクには薄まっているとしか思えない。


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