寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第2449話) 次の誕生日には

2017年05月26日 | 人生

 “先日近所のスーパーに買い物に行き、レジに並んでいた時に、すてきな会話を耳にしました。私の前のお客さんが「きょう、わたし誕生日なのよ」と知り合いらしいレジの人に話しかけると、「おめでとう。いい日ですね」と返事があり、「最高の日だわ。ありがとう」と答えていました。
 私くらいの年になると年をとることが寂しくなってきて、誕生日はゆううつな日なのですが、誕生日を喜ぶ会話をしていたのは、ともに60代と思われる女性でした。ちょっと驚きつつ、2人の口調が明るかったせいで、私も幸せな気分になったのでした。
 誕生日がうれしいのは若い時だけだろうと思っていた私は反省しました。誕生日は、自分が1年頑張って過ごしてこられたことと親が生んでくれたことを感謝する日なのだと考え直しました。今年の誕生日はすでに過ぎて、その日はブルーな気持ちで過ごしました。2人の会話を聞いて、来年の誕生日は笑顔で過ごし、家族がおめでとうと言ってくれたら、素直にありがとうと言えるようにしよう、と考えました。それもまた親孝行なのだと思います。次の誕生日が楽しみです。”(5月10日付け朝日新聞)

 愛知県愛西市の主婦・丹羽さん(53)の投稿文です。誕生日を喜ぶか、ゆううつに思うか、捉え方と年齢に負うことが多いと思う。1段階の成長段階は喜びであり、2段階の衰えを感じる頃になると憂鬱になる。更にそれを越え、3段階のこの歳までよく生きてこられたと思う頃になると嬉しさと感謝に変わるだろう。この変化は人間の必然である。2段階では体力や容貌の衰えを嘆くのであろうが、実は人間的には大きく成長していることが多いのである。社会的責任、子育ての経験、一番行動するときである。目のとらえどころである。特に女性は容貌を気にしがちだが、家庭を築いた女性にそんなことは重要なこととはボクには思えない。嬉しいことに目を向ければいいのではないか。丹羽さんが言われるように、いつも「1年頑張って過ごしてこられたことと親が生んでくれたことを感謝する日」と捉えればいいのではないか。丹羽さんはそのことに気づかれた。来年はいい誕生日になるだろう。ボクなどはとっくに3段階である。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« (第2448話) 安心して投票 | トップ | (第2450話) 案内看板を... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。