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てらまち・ねっと



 ブログで時々とりあげて、データなどを確認する子ども貧困問題。
 先日、NHKで「子ども食堂」のことを流していた。
 今朝は、その他、OECD調査の「子どもの貧困率」のことも確認。
 ということで、次をブログに記録。
 
●2015年版“幸福度調査”で、日本の「子どもの貧困率」がOECD平均を上回る/イロリオ 2015年10月14日
●子どもの貧困率、日本は15.7%で国際平均超え 親子間の負の連鎖を断ち切るには/ウートピ 10.22
●貧困家庭の子どもはいじめに遭いやすい…OECD調査/リセマム 10.15
●貧困母子家庭を救いたい!子ども食堂の可能性/ダイヤモンド 2015年3月20日
●食を支える「子ども食堂」 子どもの貧困問題について/NHK 10/23

 ところで、一昨日の天気予報から予想した今日26日の朝の気温は「5度」。
 今朝は、「山県市役所」のネット速報は実際に「4.7度」(5時半)。ウォーキングから帰ってパソコンでブログを作った今、見たら「4.5度」(6時50分)だった。昨日の朝は13度だったから、10度近く低い。
 サツマイモを地下室に入れてよかった。

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●2015年版“幸福度調査”で、日本の「子どもの貧困率」がOECD平均を上回る
          イロリオ 2015年10月14日 長澤まき
日本の子どもの貧困率がOECD平均を上回った。

2015年版「幸福度調査」を発表
国際機関の経済協力開発機構(OECD)は13日、加盟国36ヶ国を対象とした「2015年度版の幸福度調査」を公表した。
それによると、日本の「子どもの貧困率」はOECD平均を上回っているという。

子どもの貧困率が、36ヶ国中11番目に高い
調査によると、日本の子どもは読解力などの「学習到達度」は加盟国の中で最高水準にあり、「乳幼児死亡率」も低くなっているが、子どもの貧困率は15.7%とOECD加盟国中11番目に高く、平均(13.7%)を上回っている。

また、親と過ごす時間は1日あたり約109分で、OECD平均の150分より大幅に少ないことも明らかになった。

子どもの貧困率、27年で5%超上昇
日本では、子どもの貧困率が上昇している。

厚生労働省によると、1985年に10.9%だった「子どもの貧困率」は2012年に16.3%まで上昇。

また、2009年までは子どもの貧困率は全体の貧困率よりも低かったが、2012年は逆転。2012年の子どもの貧困率は16.3%と、相対的貧困率16.1%を上回った。

北欧諸国は子供の貧困率が低い
世界における子どもの貧困率はどうなっているのだろうか?

今回の調査によると、OECD加盟国で子どもの貧困率が最も高かったのは、イスラエル。

一方で、デンマークやアイスランドなど、共働きしやすい家族支援を優先して施策を実施した北欧諸国では子どもの貧困率が低くなっていた。

「格差が子どもの機会を奪う」と指摘
OECDは、人生の満足度や読解・問題解決能力、将来の選挙投票意思という点でも裕福でない子供の方が低い結果が出ているとして、両親のレベルで拡大している格差が子どもの機会を奪ってしまう状況になっていると指摘。

アンヘル・グリアOECD事務総長は、世界フォーラムで次のように述べた。

国民全員、特に子供の、ニーズに応えようとしなければ、政策がより良い社会を構築することはできない。格差縮小に向けた闘いは、全ての人が満足した人生を送れるように平等な機会を確実にすることから始まる。特に幼少期からそうである必要がある

OECDは「拡大する格差の影響を最も受けているのは子供だ」と訴えている。

●子どもの貧困率、日本は15.7%で国際平均超え 親子間の負の連鎖を断ち切るには
          ウートピ 2015.10.22
貧困の連鎖を断ち切るには
OECD(経済協力開発機構)が今月発表した「よりよい暮らしの指標2015」で、日本の子どもの貧困が深刻な状態にあることが示されました。同調査によると、日本の子どもの貧困率は15.7%で、OECD加盟36カ国の平均13.7%を上回っています。経済的にも豊かであるはずの日本で、なぜ子どもの貧困率を減らすことができないのでしょうか。

親の経済力による教育格差
日本では義務教育制度のもと、すべての子どもに教育の機会が開かれています。今回のOECDの調査でも、日本の子どもは、教育を受ける権利を剥奪されることなく、高い学力を有し、創造性や問題解決能力に優れていると評価されています。

しかし、実際のところはどうなのでしょう。高校や大学、専門学校などに進学したくても、学費が払えないために諦めざるをえないという子どもは少なくありません。そうした子どもは職に繋がる知識や技能を得られず、低賃金の仕事を余儀なくされます。

また、奨学金を借りて進学した場合でも、卒業と同時に数百万円もの学費の返済が肩にのしかかります。海外では無償で大学に進学できる国もあるのに、日本の学費はあまりにも高すぎます。

残念ながら今の日本では、子どもの能力や希望とは無関係に、親の経済力によって教育の機会が左右されるというのが現実です。

貧困は親子間で連鎖する
貧困家庭で育った子どもは、職業選択の幅も限られ、大人になっても貧困から抜け出せません。貧困の負の連鎖は、親子間で続いていく傾向にあるのです。このことをOECDは「人生のスタート時から格差が生まれている」と指摘しています。さらに、家庭の経済状況は健康状態や成績、友人関係に影響を与え、人生の満足度までも左右するといいます。

特に貧困率の高いシングルマザー、共働きの家庭では、親が夜遅くまで働きに出ているケースも多く、夜間ひとりで過ごす子どもがいます。そうした環境では、深夜徘徊から犯罪に巻き込まれる危険性も高まり、また、必要なコミュニケーションを得られないことから、自信を喪失し、学習能力が低下するという悪循環が起こります。

ある子どもの貧困支援団体の例では、家庭で孤立する子どもを集めて一緒に食事をしたり、宿題を手伝ったりする活動を通じて、子どもが学習意欲を取り戻していく姿が確認されています。小・中の基礎学力が身に付かず、進学を諦めていた子も、支援団体のサポートにより学びなおす機会を得て、晴れて高校に合格したという話もあります。

貧困の連鎖を断ち切るには、教育支援とともに、子どもの生活支援も重要な課題となっています。同時に、働きながら子育てができる就労支援や、貧困に陥らないための雇用の安定化も行っていく必要があります。

DVも貧困の一因になっている
隠れた問題としてDVも、子どもの貧困に影響を与えています。子どものための無料学習支援団体「おおた女性ネット」の代表者、宗像さゆり氏は、自身も元DV被害者であったという過去をふまえ、DVがシングルマザーの貧困の一因になっている事実を指摘しています。また、DV家庭で育った子どもはその精神的ダメージから自己評価が低くなり、いつも恐怖や緊張におびえ、落ち着いて学習できない状態に置かれているといいます。

夫婦間や家庭内のトラブルだとしてDVを見過ごさず、被害対策や防止策、DVが及ぼす影響について、もっと認知を広げていく必要を感じます。(参考:内閣府「平成27年3月 子供の貧困対策に取り組む支援団体の活動事例に関する調査研究活動事例集」より)

貧困は個人の問題と捉えられがちですが、子どもの貧困が親子間で連鎖していることを考えると、決して自己責任論で片づけられるものではありません。国際比較や家庭状況、教育との関連性から見ても、社会的対策が不可欠な問題であるといえるのではないでしょうか。
(内野チエ)

●貧困家庭の子どもはいじめに遭いやすい…OECD調査生活・健康 未就学児
      リセマム  2015.10.15
 10月13日に発表された経済協力開発機構(OECD)最新レポート「How's Life?」によると、今日の拡大する格差の影響をもっとも強く受けているのは子どもであることがわかった。「How's Life?」は、子どもの暮らしに焦点を当て調査を行った。

 OECDによるレポート「How's Life?」の調査対象は、OECD加盟国34か国にロシアとブラジルを加えた36か国。発展度合いをGDPで計測してきた従来の方法と異なり、生活の質の調査に注力した。

 レポートによると、子どもの出生時にどれだけの格差があるか調査した結果、経済危機以降では調査対象の3分の2の国で子どもの貧困率が増加していることがわかった。また、OECD諸国の子どもの7分の1は貧困状態にあり、全体の10%は失業世帯にあるという。

 今回の報告書は、OECD調査のなかで初めて子どもの暮らしに焦点を当て調査したもの。裕福な家庭ほど子どもの健康状態が良く、学校生活も幸福であることが示された。また、裕福でない家庭の子どもは学校でいじめに遭う確率が高く、人生の満足度や読解・問題解決能力、両親とのコミュニケーションなどでも裕福な家庭の子どもに比べ低い結果となった。

 レポートの要約は、10月15日現在、英語、フランス語、スペイン語が公開されている。詳細はOECDライブラリーやOECD Tokyo Centreで閲覧可能。

●貧困母子家庭を救いたい!子ども食堂の可能性
     ダイヤモンド みわよしこ [フリーランス・ライター] 【第2回】 2015年3月20日
 日本では、子どもの6人に1人が貧困状態にある。その背後にあるのは、家庭の貧困であり、親たちの貧困だ。とりわけ、ひとり親家庭の貧困率は50%を超えており、深刻な状況となっている。

しかし現在、子ども時代のまっただ中にある子どもたち、特に貧困状況にある子どもたちに対し、美味しい食事・幸せな時間・地域とのつながりを無料で提供する「子ども食堂」の試みが、全国各地で行われている。

今回取材した「大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAO)」の「いくのCPAOしょくどう」も、その一つだ。

昭和にタイムスリップ?
子どもたちと大人たちの楽しい空間

 2015年2月27日夕方、大阪環状線寺田町駅から外に出た私は、スマートフォンのナビゲーションを半信半疑で眺めていた。画面には目的地と、そこまでの経路が示されている。しかし周辺を見る限り、示された経路どおりの道路が存在するようには見えない。駅構内の地図も参照して、スマートフォンの画面をもう一度よく見てみる。目的地の方向は間違いなさそうだ。ナビゲーションの示す道路が本当に存在するかどうかは不明だが……。

今回訪ねた「いくのCPAOしょくどう」の本日のメニュー
 この夕方の私は、「大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAO)」が開催する「いくのCPAOしょくどう」に参加し取材するため、CPAOの事務局が置かれている「松野農園」へと向かっていた。CPAOは2014年11月より、「いくのCPAOしょくどう(大阪市生野区)」「とんだCPAOしょくどう(大阪府高槻市)」の2つの「CPAOしょくどう」活動を行っている。「CPAOしょくどう」の意図は、

「子どもは無料! でごはんを一緒につくって食べようという試みです。しんどい状況にあるシングルマザー親子に『実家の様な居場所を地域につくろう』、地域で『子どもたちを見守りサポートしよう』という、”養育の社会化”のモデル事業として進めていく予定です(CPAOブログより)」

 ということだ。主に子どもたちを対象とした「子ども食堂」には、「要町あさやけ子ども食堂」など数多くの先行例がある。また、15~25歳の若者を主対象とした(社)ストリート・プロジェクトの「ごちハウス」の試みもある。

「子ども本人や若者本人を主対象にしている既存の試みと、様子や雰囲気はどう違うのだろう?」

 と考えながら、ナビゲーションの指示に従って進むと、幅1.5~3メートル程度の細くぐねぐね曲がった道があった。両側には、個別の浴室のない木造アパートを含め、昭和20~40年代に建造されたと思われる建物が数多く立ち並んでいる。道沿いには銭湯があり、ジェットバスなど数多くの浴槽のある「スーパー銭湯」となっている。近隣住民だけを客層とする昔ながらの銭湯経営は、この地域でも苦しくなっているようだ。ちなみにこの地域は、大阪大空襲の被害を免れたため、戦前からの町並みや道がそのまま残っているのだとも聞いた。

 廃業した銭湯・廃業した豆腐屋などと思われる家屋を眺めつつ、路面のあちこちにある陥没に車椅子の車輪を取られないように注意しつつ15分ほど行くと、目的地らしき建物が見えてきた。近づいてみると、内側にいた誰かが入り口のガラス戸を開けた。子どもたちの歓声が聞こえ、美味しそうな匂いが漂ってくる。間違いなさそうだ。

次のページ>> 大人約25人、子ども約15人が参加した食堂
・・・・(略)・・・

●【最新のTV情報】【おはよう日本】食を支える「子ども食堂」子どもの貧困問題について。
     NHK総合 10/23 07:19 /JCCテレビすべて
貧困状態にある17歳以下の子供の割合は16.3%で6人に一人に上り、過去最悪を更新。
こうした中、注目されているのが「子ども食堂」。
子供に無料、または格安で食事を提供している。
都内で開かれた子ども食堂。

運営しているのはボランティア、子供は無料、大人は300円で月2回夕食を提供している。
食材のほとんどは寄付で賄われている。

利用しているのは共働きで食事の準備をする時間がない家庭や経済的に苦しいシングルマザーの子供など様々。
子ども食堂に通うシングルマザーと中学1年生の娘を取材。

小学2年生の時に娘が不登校。
日中娘を1人にすることができず、母親は仕事を辞めざるを得ず、生活保護に頼らざるを得なかった。
食事も毎日おにぎりの日々で会話をしながら楽しい食事は感じなかったという。
そんな時に聞いたのが子ども食堂の存在。
今、この子ども食堂をはじめたい動きが広がっている。

英語教室の教師や少年補導員など地域に接してきた人たちが希望している。
子ども食堂に助けられた少女は学ぶ意欲を取り戻し、再び学校にも通い出した。

娘の手が離れたことで母親は再就職し、生活保護を受けずに生活している。
首都大学東京・阿部彩は「大人になっていく途中の段階で健康の格差が生まれていることになれば、貧困の連鎖をつなぐもうひとつのメカニズムに成りかねない。

地域で子ども食堂のようなあたたかい場所があるといったことが少しずつ貧困の連鎖の鎖を断ち切っていく」と述べた。
国の子どもの貧困支援について。

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