毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 沸き起こる浅野コール。
 今日、2月25日(日)午後6時半から8時は、東京八重洲富士屋ホテル 2階  「浅野さんのハートに火をつける会」主催の集会。
 よろしかったら、あなたもどうぞ。

● 「浅野的」選択肢の必然性 ~有志の会 あふれた待望の声~
 2月18日 日刊スポーツ「政治の時間」 朝日新聞コラムニスト 早野透

 東京都知事選の候補者選びが大詰めである。石原慎太郎知事は3選に臨み、共産党の推す吉田万三元足立区長が名乗り出ている。民主党は迷走している。

 16日夜、国会近くの会議場「ルポール麹町」で「浅野史郎さんを東京都知事に出馬させる会」が催された。「浅野さん ハートに火を点けて」というポスターが張られた。司会の女性が「初恋の人にプロポーズするようなときめきで」と開会した。この会は、民主党から出馬を打診されたという前宮城県知事の浅野に、政党政派ではなく市民から出馬を求めようとわずか2日前に企画された。

 「厚生省の障害福祉課長だった浅野さんが初めて立ったときは、何の後ろ盾もない障害者たちが集まってぼそぼそと選挙運動を始めたんですよ。今度も無党派市民から始めたいんです」と呼びかけ人の代表格の五十嵐敬喜法大教授。

 1日のうちにメールが飛び交い、150人の部屋に250人が集まった。そこに元首相細川護煕の妻で、障害者のスポーツの祭典スペシャルオリンピックスの推進役細川佳代子が駆けつけてあいさつした。「2日前の夜、こんな会があるよと聞いて熊本からかけつけてきました」。熊本県知事だった夫護煕は、「権腐十年」、長く居座ると権力は腐敗すると2期8年で辞めた。浅野は3期12年、徹底的に情報公開して、知事交際費もすべて明らかにして透明性に掛けてきた。「浅野さんは細川を見習ってくれた。しかし今、汚職不正、知事の逮捕が相次ぎ、悲しい日本です」。だが、佳代子が会に駆けつけた最大の理由は、浅野が障害者のことに心を砕いた人生を送り、行政の中で闘ってきたことだ。佳代子は続ける。「障害者のある人たちは、純粋な心、思いやりの心で、わたしたちに人としての優しさを教えてくれる。その人らしく生き、助け合う、豊かな国。浅野さんがトップで率いてくれたら」。

 会場はしんとして聞き入って拍手がわき上がった。なるほど、浅野の出馬は、かつて障害者施設を見て「重度障害者には人格があるのかね」と語ったあの人との間で、人間観の違いを争う稀有な選挙になるかもしれない。

 東京都国立市長の上原公子は欠席予定でメッセージを寄せたのだけれども、日程をやりくりして駆けつけてそのメッセージを読み上げた。「東京は傷つきやすい生命を1200万も抱えた都市です。一人一人の命やつぶやきを見逃さない志を持った人が責任ある立場に必要です。自分の趣味や思いつきでほえまくることが強いリーダーシップだと思い込み、人権や権利は強い者だけに与えられている特権だと思っているかのような人とは早々にお別れしたい」。

 トラックいっぱいのバレンタインチョコレートだけでなくトラックを連ねて私たちは浅野さんの応援隊になりたいと上原は結んだ。この後、「ひとこと言わないと悔いが残る」という会場の参加者の列が並び、次々と発言が続いた。

 浅野史郎、59歳。「知事は卒業」というけれど、あなたたち団塊の世代はもう一働きして世の中に尽くしたいということではないのか。ご家族に苦労は掛けるけれど。浅野は出馬に「必然性を感じない」というけれど、そんなことはない。
 「石原的なるもの」に「浅野的なるもの」の選択肢を対置するのは、天があなたに与えた任務ではないのか。

   ◆浅野さんに携帯で一方的にお知らせ。浅野史郎さんを勝手に応援する無党派ネット。あなたもネットで大展開 2月21日
人気ブログランキングに参加中。ワン・クリック10点
→→←←



  
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


    浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』
    浅野史郎さんのジョギング日記
    浅野史郎さんの公式メールアドレス ⇒ yumenet@asanoshiro.org
    
 メールは、浅野さんが出張中でも、上記アドレスで「時々転送されてくるからいいですよ」とのことです。
 たくさん来ているようです。 

● 浅野氏「立候補せず」と改めて明言 東京都知事選」   2月19日 朝日新聞
 今春の東京都知事選について、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は18日、都内で講演後に記者団に対し、「どなたから要請されても受ける状況にない。これから先も同じだ」と語り、市民団体からの立候補要請にも応じる考えがないと明言した。浅野氏はすでに民主党の要請を断っている。
 16日には、浅野氏の立候補を求める市民が集会を開いている。浅野氏は、「(市民からの要請は)思いがけないことで戸惑っているが、民主党からの打診を断ったのは民主党だからではなく、どなたからでも受ける気持ちはない」と語った。
 これに先立ち浅野氏は、市民から「出馬要請文」と、約200人の賛同者名簿を受け取り、「熱い思いだけは分かりました」と答えた。

● 「市民団体、浅野氏に「要請続ける」 東京都知事選」  2月19日 朝日新聞
 浅野氏に立候補を求める市民集会の代表呼びかけ人を務めた五十嵐敬喜・法政大教授は、18日の浅野氏の発言について、「要請がすぐに受け入れられるとは思っていない。市民の声が盛り上がれば、出馬を決断させることができると思う」と語り、今後も要請活動を続ける考えを示した。
 立候補の打診を断られている民主党内には、「浅野氏の出方を見極めるべきだ」との声がまだ残る。しかし、党都連が候補者擁立の期限にしているのは、政治資金パーティーがある28日だ。浅野氏がこのまま立候補しないことを想定し、党所属の国会議員や前議員からの候補者選びを本格化させる可能性もある。
 ただ、待望論が根強い菅直人代表代行の擁立はしない方針を決めており、調整は難航しそうだ。党内ではこれまでに、海江田万里・前衆院議員や蓮舫参院議員、都連会長の円より子参院議員らの名前が挙がっている。

● 都知事選に出馬表明 黒川紀章氏の真意は  2月24日 東京新聞
 告示まで一カ月を切った東京都知事選に思わぬ“大物”が登場した。石原知事とは「四十年来の友人」という建築家の黒川紀章氏だ。石原知事に出馬辞退を促すことが目的と説明しているが、出馬の動機がいまいち不透明で、さまざまな憶測も呼んでいる。黒川氏の出馬の狙いは何か。あらためて黒川氏に真意を聞いた。 (山川剛史、橋本誠)
 「本気ですよ。本気。石原さんには、これまでの態度を悔い改め、出馬を辞退してぼくの選対本部長をやってぼくを当選させてくれと言っている。でも、彼は出馬するでしょ。最初からそう思ってますよ」
 黒川氏は二十三日、本紙の取材に応じ、都知事選への出馬の意志が固いことを強調した。
 前日の会見では、石原氏を「側近政治や議会を無視した傲慢(ごうまん)な態度」などと批判し、自らの出馬を「石原氏が勇退する花道づくり」と表現したが、石原氏の出馬・不出馬にかかわらず、出馬する気のようだ。
■かつての選挙 事務所提供も

 黒川氏と石原氏の親密な関係は有名で、竹下登元首相(故人)、安倍晋太郎元外相(同)ら有力政治家や財界人らでつくる「自由社会研究会」のメンバー。石原氏が一九七五年に都知事選に初出馬した際は、自らの設計事務所を提供したほどの仲だ。
 このため、今回の出馬表明について、一部には黒川氏が出馬することで、石原氏への批判票を分断し、確実に石原氏を当選させる“出来レース”とのうがった見方もある。
 だが、黒川氏は「どうしてそういう話になるんだろう。ぼくは立候補するんだよ。彼の助けにはならんでしょう。石原批判の票が割れる? だからそれが何? どうして石原さんが勝つと言えるのよ」と、苦笑しながら全否定した。
 投開票日の四月八日はパリにいる点も、「本気」度を疑わせる要因になっているが、黒川氏はニヤリと笑って言う。「明日からは釣りのバカンスだが、パリは仕事だからね。ぼくはロシアに住み、二十七カ国で仕事をしているから、いったん日本を出るとあちこちを回る。だけど、パリでは当確が出るのをウオッチし、当確が出たらすぐ飛行機で帰国する手はずだ。まだ信じないの?」
 一方、黒川氏の出馬の背景に、蜜月関係にあった二人の関係悪化を指摘する見方もある。九九年の首都機能移転をめぐる論議では、推進派の黒川氏は反対派の石原氏と対立。さらに、二〇一六年夏季五輪の招致に向けた施設整備をめぐっては、石原氏は旧友の黒川氏ではなく、建築家・安藤忠雄氏らに整備案策定を依頼する考えを示した。
 建築家の間では「黒川さんは野心家。安藤氏がもてはやされる状況に黙っていられるわけがない」との声が出ている。しかし、黒川氏はこの説も「安藤さんらの世代を使ってくれと(都庁側に)推薦したのはぼくの方なんだよ。どうしてジェラシーを感じるのよ」と一笑に付した。
 カザフスタンの新首都づくりのほか、中国河南省で始まったばかりの百五十万人規模の新都市の基本設計にも携わる。黒川氏の仕事のスケールは雄大さを増している。
 「こんなことができるのは世界でぼくただ一人。安藤さんはぼくが唱える反市場原理主義、共生の思想を学び、立派なひな鳥くらいにはなった。でも、石原さんに苦言を呈しないところを見ると勉強不足だね」
 黒川氏はこう言い切った上で、「石原都政が終わった後も、いいところは継承するよ。ディーゼル車規制と横田基地対策。ただし、側近政治と五輪招致中止、首都機能の移転。この辺りは石原さんの時とはがらっと変える」。

 ただ、黒川氏のこうした主張にもかかわらず、多くの関係者が出馬の背景のひとつに挙げるのが、東京五輪招致をめぐる確執だ。

 石原知事は湾岸地区をメーン会場として安藤氏を起用しているが、黒川氏らのグループは代々木周辺をメーン会場にする考えを示していた。政治評論家の小林吉弥氏は「安藤氏を意識し、焼きもちを焼いているようにも見える」と“私憤”の可能性も指摘する。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は、黒川氏が記者会見で「投票日はパリにいる」「一年の三分の一以上を海外で過ごしている」と発言したことについて「本気で職責を全うしようとしているとは思えない」といぶかる。

 「石原知事とは四十年来の友人」と自負する人物の登場に、“出来レース”説も飛び交う。反石原票が割れ、石原知事に有利に働くという理由。小林氏は「意思の疎通があるかは分からないが、あうんの呼吸の可能性はある」と指摘する。

 浅野史郎前宮城県知事の擁立を目指す市民グループ「東京。をプロデュース2007」の会員も「黒川氏は石原知事と距離が近い『応援団』。民主党の候補を分断する狙いもあり、勝手連的に動いているのではないか」と推測する。

 五十嵐敬喜・法政大教授(公共事業論)も「黒川氏は石原知事と同じ釜の飯を食った仲」とみる。

 しかし、伊藤氏は「石原知事は今の状況なら余計なことをしなくても勝てる。民主が石原知事の心胆をさむからしめる候補を立てる可能性は少ない」と否定的だ。

 五十嵐氏もこの点については「そもそも五輪は本当に行われるのか。石原知事自身一生懸命には見えず、ただのアドバルーンかもしれない。(そんな状況で)七十二歳の黒川氏が八年後の五輪の仕事を取りたいだろうか」と水面下の駆け引きに疑問符を付ける。

 もうひとつの対立軸が、首都機能移転問題。五十嵐氏には、かつて石原知事と論戦を繰り広げた改革派知事がほとんどいなくなる中、ひとり黒川氏が頑張っているようにも見えるという。

 「これ以上東京は広がってはいけない。都市工学の立場から言えば、黒川氏の主張の方が理にかなっている。石原知事と本気で決別したんでしょう。都民の選択肢ができ、乱戦模様になって面白い」と歓迎する。

 黒川氏の出馬で、候補擁立が難航する民主党の戦略はどうなるか。

 専門家には、都議会民主党が五輪招致に賛成しているため、民主党は黒川氏に乗れず、独自候補を出すしかないという見方が強い。

 「党本部は参院選の東京選挙区で二議席取るつもりでいる。仮に都知事選で勝てなくても七十万-八十万票掘り起こせば、組織票の候補と無党派の候補がどちらも当選する可能性が出てくる」(小林氏)という皮算用もあるようだ。

■菅氏以外では大惨敗の様相

 伊藤氏は、民主党が黒川氏を推す可能性も否定しない。「黒川氏とはイデオロギーが違うから、推薦する可能性は低いが、逆に言うとそこまで追い込まれているということ。菅直人代表代行以外が出れば、誰でも敗戦処理になり、大惨敗だ。それなら、外部の人を推したほうが、党の傷は少ない」

 虚々実々の駆け引きが展開される政界でも、唐突の感がある出馬劇。小林氏が首をひねる。

 「私憤なのか、石原落としを本気で考えているのか、いまひとつ読めない。政治の世界だから、黒川氏も石原氏もとぼけているのかもしれない。現時点では、真意は誰にも分からないんじゃないか」

<デスクメモ> 十数年前に取材に訪れた東京・銀座の中銀カプセルタワービルも、黒川氏の設計だった。サイコロを積み重ねたようなデザインが印象的だったが、老朽化が著しく、取り壊しが持ち上がった。カプセル型の住居部分を交換することで、「新陳代謝」する発想は悪くないが、選挙は建築物のように簡単ではない。(吉)



コメント ( 6 ) | Trackback ( )



« ◆風船とうわた... ◆浅野史郎さん... »
 
コメント
 
 
 
ありがとうございました (むく)
2007-02-26 01:37:14
てらまちさま
こんばんわ。
2日間のセミナーありがとうございました。
あとは私が全力投球するだけですね。
はい。がんばります。
家に戻ったら、バンクシャに浅野史郎さんが
出ていました。このあと
「浅野氏へのラブコール」集会に行かれたのでしょ
か?
 
 
 
名古屋の講座のあと、東京へ (●てらまち)
2007-02-26 06:45:01
★むくさん、おはようございます。

>2日間のセミナーありがとうございました。
あとは私が全力投球するだけですね。
はい。がんばります。

⇒去年からの講座、ご苦労様です。
 あとは、自分のちからで有権者をひきつけるだけ。

>家に戻ったら、バンクシャに浅野史郎さんが
出ていました。このあと
「浅野氏へのラブコール」集会に行かれたのでしょ
か?

⇒前のテレビのことは知りませんが、午後7時過ぎに会場に到着されましたよ。
 私も、浅野コールの「演説」をしました(笑) 
 
 
 
プロ市民の期待の声 (よみくま)
2007-02-26 09:43:48
浅野氏も、プロ市民や早野なんかだけに応援されても
ありがたくないんじゃないですかね。
 
 
 
受け止め方の違い (●てらまち)
2007-02-26 16:27:09
★よみくまさん、こんにちは。

>浅野氏も、プロ市民や早野なんかだけに応援されてもありがたくないんじゃないですかね。

⇒選挙に出たことのある人なら分かると思いますが、誰が応援してくれてもうれしいものです。
 散歩している犬が尻尾を振ってくれてもうれしい、というような表現がされることもありますように。

 ともかく、今の状況は、相当広範な声です。自民、公明、民主などの支持者や議員の中にすらそういう声があるのですから。

 浅野さんは、前向きに楽しんでいると、私には映ります。
 
 
 
民主党は政権をとる気も選挙に勝つ気もないのだ! (露子)
2007-02-27 04:20:13
菅代表代行も、慶応アダルトビデオ大学に取り込まれた浅野氏も、太陽が西から昇っても都知事選には出ないそうです。民主党も自民党もウラでは談合しています。そもそも都知事選に勝つ気など民主党にはないのです。確かに、菅さんは菅さんの子供に国会議員を継がせるまで議員の椅子に居座っているつもりなのです。もともと民主党は政権につく気すらないのですから、このまま自民党にポストや勲章をもらって栄耀栄華を送らせてもらうことになるでしょう。日本には健全な野党がないので、犯罪政府は新井泉さんを強制的に檻に閉じ込めて何でも彼に押しつけたのです。犯罪政府に強制的に人生を踏みにじられて殺された新井泉さんがかわいそうです。
 
 
 
基本ルール (●てらまち)
2007-02-27 06:45:45
★露子さん、おはようございます。

⇒以前にも、一部(後段)につき同旨のコメントをされた方がありました。
 前段含めて、ブログというものの一般的な趣旨からも、このブログの趣旨からも、著しく逸脱していると、私は判断します。
 次回があれば、削除させていただく場合もあり得ますことを申し添えます。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。