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てらまち・ねっと



 東京の築地と豊洲の市場問題、小池知事が止めて再考したのに、最後は訳の分からない「両論併記」の方針に変更。
 混乱が影響してか、豊洲の工事の入札が成立しないと先月から指摘されていた。
 結局、著しい割高な契約の方向に進むらしい。都民の税金がどう使われるのか・・・
 ★≪小池流改革が裏目に 安全対策工事は入札不調…移転日程に影/産経 11.17≫
 ★≪豊洲追加工事の再入札、予定価格を約4割上げ/日経 11/21≫

 それでも、入札は成立しなかった。
 都は、工事が間に合わないおそれから、随意契約への切り替えを検討。しかし、随意契約は入札に比べ透明性が低く費用が膨らむ可能性が高い。
 トップの勢いがなくなると何もかも落ち目、か・・・・ということで、都の「豊洲市場について」のWEBを見てから、以下を記録しておく。

●豊洲市場の工事で入札断念 特命随意契約へ/NHK 12月4日
●豊洲追加工事、都が随意契約検討 入札不調続けば /日経 12/4
●豊洲工事、随意契約へ変更検討=入札不調で-東京都/時事 12/04
●豊洲市場 「随意契約」を検討/FNNニュース 12/04
●豊洲がピンチ!工事の入札断念 「随意契約」検討も/テレビ朝日 12/04
●豊洲市場の一部工事の入札断念、「特命随意契約」に変更へ/TBS 4日

 なお、今朝は気温3.6度でウォーキング。

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●豊洲市場について   東京都中央卸売市場
 ‎豊洲市場における土壌汚染対策 ... · ‎移転に関する調査及び工事の ... · ‎施設概要

豊洲市場について
豊洲市場の特徴 豊洲市場がどのような市場になるのかご説明しています

整備状況 整備が進む豊洲市場の様子をご覧いただけます

豊洲市場へのあゆみ これまでの移転の経緯についてご説明しています

施設概要 主要施設の概要データを掲載しています

●小池流改革が裏目に 安全対策工事は入札不調…移転日程に影
         産経 2017.11.17
 築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(江東区)への移転問題で、小池百合子知事の施策が裏目に出ている。肝煎りの入札改革で豊洲市場の追加の安全対策工事の入札不調が相次ぎ、年内に契約成立にこぎ着けなければ移転スケジュールへの影響が懸念される。豊洲市場内の観光拠点の整備もメドが立たず、業界団体との移転日の調整も足踏み状態。都政邁進(まいしん)を掲げる小池氏は、最重要課題で綱渡りを余儀なくされそうだ。

リミットは年内契約
 「入札に参加する事業者にとっては、真っ暗闇の中でフェアウエーを狙ってボールを打つようなものだ」。入札業務に携わる都職員の一人は頭を抱えた。

 入札改革は、東京五輪・パラリンピックの会場整備費や豊洲市場整備費を「高い」と問題視した小池氏の意向で試行している。参加事業者が1者だけとなる「1者入札」の原則無効や、落札上限の「予定価格」の事後公表などが柱。事業者は工事の仕様などから予定価格を推定し入札金額を決めることになり、入札不調のリスクをはらむ。

 庁内では移転日程という制約に加え、工事の専門性や難易度から随意契約にすべきだとの声が上がったが、9月から9件の工事の入札手続きを開始。その結果、1者入札や予定価格超過などで7件が入札中止・不調となり、1件では4億380万円(税込み)の予定価格に対して入札金額が7億4千万円(税抜き)と大きく離れた。
 都と市場業界側の間では来年7月末までに工事を完了させた上で、10月11日に豊洲市場を開場させる方向で協議が行われてきた。都幹部は「7月末に間に合わせるために年内に契約を成立し、年明け早々に着工する必要がある」と話しており、再発注に向けて予定価格の見直しを含め入札条件の精査を急ピッチで行っている。

五輪計画直撃
 小池氏が6月に打ち上げた「築地再開発」の方針も影を落とす。都が江東区に約束した豊洲市場内の観光拠点「千客万来施設」整備の事業者「万葉倶楽部」(神奈川県)が、築地再開発で採算が取れなくなる可能性があるとして対応を検討し、整備事業が不透明な状況に陥っているのだ。
 江東区は今月6日、「整備が確定しない限り、市場の受け入れを再考せざるを得ない」などとするコメントを発表。市場業界側に動揺が走り、都と業界側で豊洲の開場日を決める協議会の開催が中止された。

都の村松明典中央卸売市場長は、山崎孝明区長に面会し「最大限の努力をする」と説明。その後、山崎区長は15日の定例会見で「(小池氏に)来られたら言うことを聞いちゃうかもしれない」などと歩み寄りに含みを持たせたものの、決着には至っていない。
 市場移転が大幅に遅れれば、築地跡地を活用した東京五輪・パラリンピックの輸送計画を直撃する。都幹部の一人は願うように言った。「知事には当事者たちの心情をくみ取り、解決に向けた行動をとってほしい」

●豊洲追加工事の再入札、予定価格を約4割上げ
      日経 2017/11/21
 東京都は20日、豊洲市場の土壌汚染対策で追加工事3件の再入札の手続きを始めた。3件とも予定価格(工事の上限価格)を初回の入札より4割程度引き上げた。再入札への参加希望業者は24日までに申請する必要がある。
 
対象は市場の主要建物3棟の地下水管理システムの機能強化工事。初回の入札は3件とも参加業者が入札を辞退し、不調になっていた。都は業者が受注しやすいように、予定価格を引き上げた。

 これまで追加工事9件のうち、業者が落札したのは2件にとどまっている。
 都は2018年7月末までに、工事の確認作業も含め追加工事を終える予定。追加工事を完了した後、18年10月中旬に築地市場から移転する方針だ。ただ、入札の不調や中止が続けば、移転日程に影響する可能性もある。

●豊洲市場の工事で入札断念 特命随意契約へ
          NHK 12月4日 12時27分
東京・築地市場の移転先となる、豊州市場の安全対策について、東京都の小池知事が「高価格体質で透明性が低い」などとして改革に着手した制度のもとで行った入札で不調が相次ぎ、都は、一部の工事で入札を断念し、「特命随意契約」に切り替える方針を固めました。入札に比べ、透明性が低く割高になるおそれも指摘される特命随意契約への転換により、改革の進め方が問われることになりそうです。

豊洲市場では、地下に盛り土がなく、空間があることが発覚し、盛り土に代わる安全対策として地下の空間の底をコンクリートで覆う工事などを行うことが決まっています。

このうち、一部の工事については、入札への参加を希望する業者が規定の数を満たさず不調となり、東京都は事後公表だった予定価格を事前公表に切り替えましたが、先月27日に行われた入札では、参加した大手ゼネコンが予定価格を1億円以上も上回る価格を提示したため、不調に終わりました。

相次ぐ入札の不調を受け、都は、来年10月の豊洲市場のオープンに間に合わないおそれがあるとしてこの工事について入札を断念し、特定の業者を選ぶ「特命随意契約」に切り替える方針を固めました。

関係者によりますと、交渉の相手は先の入札で都の予定価格を上回る価格を示した大手ゼネコンが有力で、都は、来週にも見積もりを依頼し、今月中に契約を結ぶことを目指しています。

ただ、特命随意契約は、入札に比べ、透明性が低く割高になるおそれも指摘され、今回、契約が成立した場合、都の予定価格よりも膨らむ可能性もあるということです。

小池知事は、就任後、都の入札は「高価格体質で透明性が低い」などとして、入札制度の改革に着手した経緯があるだけに、特命随意契約への転換により、改革の進め方が問われることになりそうです。

●豊洲追加工事、都が随意契約検討 入札不調続けば
         日経 2017/12/4 12:29
 豊洲市場の土壌汚染対策の追加工事で入札不調が続いている問題で、東京都が随意契約への切り替えを検討していることが4日、分かった。今後も不調が続く場合は競争入札を断念する。業者と一対一で価格などの条件を調整し、確実な工事契約を目指す。2018年10月中旬と想定する築地市場からの移転時期から逆算し、必要な工期を確保する狙いだ。

 豊洲市場の追加工事は計9件。うちこれまでに落札したのは2件にとどまっている・・・(略)・・・

●豊洲工事、随意契約へ変更検討=入札不調で-東京都
        時事 2017/12/04-13:45
 東京都の築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策の追加工事で入札不調が相次いでいることを受け、都が随意契約への切り替えを検討していることが4日、分かった。都は2018年10月中旬の豊洲移転で業界と合意しており、7月末までに工事を完了させるため、必要な工期を確保する狙いがある。

 都は今年9月から追加工事9件で入札を開始したが、中止や不調のため成立は2件にとどまる。着工が遅れれば、移転スケジュールに影響を及ぼす恐れがあることから入札を断念し、随意契約へ切り替えの検討が必要と判断した。ただ、随意契約は入札より透明性が低く費用が膨らむ可能性があり、批判を招くとの見方がある。

●豊洲市場 「随意契約」を検討
        FNNニュース 12/04 16:20
東京・豊洲市場の土壌汚染対策の追加工事で入札の不調が続いている問題で、東京都が一部の工事の入札を断念し、随意契約への切り替えを検討していることがわかった。

豊洲市場の追加の対策工事では、9件で入札が始まったが、不調が相次ぎ、これまでに落札したのは2件にとどまっている。
関係者によると、都は、このままでは、業界団体と合意している2018年10月中旬の移転に、工事が間に合わないおそれがあることから、随意契約への切り替えを検討しているという。

ただ、随意契約は入札に比べ、透明性が低いとして、費用が膨らむ可能性が指摘されている。
小池知事は、就任後、入札契約が不透明だとして、入札制度の改革に着手した経緯があり、随意契約に転換した場合、改革の進め方が問われることになるとみられる。

●豊洲がピンチ!工事の入札断念 「随意契約」検討も
     テレビ朝日 2017/12/04 18:46
 豊洲市場の工事で入札を断念し、業者を指名する「随意契約」の検討を始めました。

 来年10月の開場が決まった豊洲市場では、地下空間の床をコンクリートで覆うなど9件の追加安全対策工事が予定されています。入札では不調などが相次ぎ、これまでに2件しか落札されていません。関係者によりますと、予定価格を事前公表して不調となった工事について、東京都は入札を断念して業者を指名して行う「特命随意契約」を検討していることが分かりました。都の大規模工事の入札は、小池都知事の指示で一社入札を中止とするなどの新制度が試行されています。

●豊洲市場の一部工事の入札断念、「特命随意契約」に変更へ
         TBS (04日16:41)BIGLOBEニュース 12月4日(月)19時19分
 入札の不調が相次いでいる豊洲市場の追加安全対策工事で、東京都が一部の工事の入札を断念し、特定の事業者を指定して契約を結ぶ方針を固めたことが分かりました。
 東京都の小池知事は入札制度の改革を進めていますが、来年10月に移転する豊洲市場の追加安全対策工事で入札不調が相次ぎ、移転の遅れが懸念されています。

 関係者によりますと、先月27日に行われた水産卸売場棟の工事の入札が3度目の不成立となったことを受け、東京都は、この工事を「特命随意契約」に変更する方針を固めました。「特命随意契約」は、特定の事業者を指定して契約するため、入札に比べ割高になるおそれもありますが、関係者は「工期が半年以上かかるので、移転日から逆算すると次の手を打つ必要がある」としています。

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