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慈光の部屋 狭い世界(第75回-3)

2017年06月13日 | 受験・学校
【道:道仲史郎先生(大進ゼミ塾長)、宮:宮嶋さん(FMジャングル)、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

慈:豊岡高校は素敵な学校です。僕の母校でもありますし、誇りに思ってます。でも、この価値観は、一歩、豊岡から外
  に出て、全国レベルで話をしたとき、鼻の先で笑われるレベルの話ですよ。そんな価値観にしがみついているから、
  卒業前の幸せな時期を過ごしている子に、「親から愛されてない」なんて言わせることになってしまったんです。この
  因果は何なんだって僕は思います。大人の世界の勝手な思い込み、勝手な価値観が、どれだけ子供たちを傷つけ
  ているんでしょうか。これは、子供の教育に携わる者として、声を大にして言いたいです。
道:但馬の教育の現状をよく照らしている話だと思いますね。
慈:言葉は悪いかもしれないけど、僕らは、日々、そういうことと戦っているんですよ。正直に言うと、僕もよく、そういう
  のにドップリ浸かって生きていければ楽になるかもしれないと思います。でも、「それがいつまで通用するの?」とも
  思うんですよね。こんな狭い世界に閉じ込められていることが、子供たちにとって良い訳がないんです。
道:うん。
慈:批判ではなくて、1つの事例として申し上げますけど、この間、ある方が、「福知山の私学なんて、あんまりできない
  子が行くところでしょ?」っておっしゃったんです。でも、神戸や大阪の高校に通ってるとなると、その高校のことを
  知らなくても、「できる子なんだな」ってイメージを持たれるんですよ。要は、ただの思い込みなんですよ。具体的な
  地名を出して、不快な思いをされている方もいらっしゃるかもしれませんが、福知山ってあまりイメージが良くないっ
  て、自分が高校時代をお過ごしになった頃の先入観を何十年間も持ってらっしゃるんですよ。
道:うん。
 (つづく)

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