寺小屋ブログ

学習塾・音楽教室「寺小屋」
田舎の中学生、高校生達のモチベーションのアップに少しでも役立ちたいと開設した塾のつぶやき

慈光の部屋 違う人生って?(第29回-7)

2016年06月28日 | 受験・学校
【太:太田博章さん、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

太:昔は、もっと引っ込み思案で、人と会うのは面倒くさがるタイプだったんですよ。なるべく目立たず、周りの人が目
  立つ方がいいと思ってたんですよ。今でもそういうところがありますけどね。
慈:…。
太:あら…。
  まあ、今は音楽ができるようになって、「太田」というのがアピールできるようになったんですね。ありがたいことで
  す。もう少し早くやっておけばよかったとも思います。
慈:もう少し早くやってたら、何が変わったと思います?
太:うーん。良いこと、悪いことの2つが思いつきますね。
  良いことがあるとすれば、もっと若くからやっていれば、自分の中で音楽家としての何かが花開いていたかもしれな
  いと思います。悪いこととしては、20代半ばとか、早くに自分の限界にぶつかってしまって、音楽から手を引いてし
  まうということですね。
慈:なるほどね。
太:僕は25歳くらいから始めて、ずっと上がってきている感じで、40代半ばで太田博章としての最高の音楽ができてい
  るという認識でいるので、どっちが良かったかとは言い切れないんですけどね。
慈:面白いねえ。もっと聞きたいけど、もうあまり時間がないですね。
太:いやあ、3週もしゃべらせていただいて、ありがとうございました。
慈:いえいえ。まだ閉めには早いよ。
太:もういいですよ。「ようけしゃべって。あんた、しゃべり過ぎ。」って、奥さんに怒られますよ。
慈:それは僕も一緒。僕の大好きな言葉が、「出る杭は打たれる。でも、出過ぎると打たれない。」です。
太:(ユメトーークで)佐伯さんがそれをテーマにしゃべってくれたんですよ。で、但馬中にその言葉が広まりました。
  もう1つ、出てない杭は引っ張られるとも言っておられましたね。杭をテーマにお話をされましたけど、慈光先生の
  話からインスパイアされて…。
慈:いやいや。たぶんオリジナルだと思いますよ。
  (つづく)

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慈光の部屋 遅咲きミュージシャン(第29回-6)

2016年06月27日 | 受験・学校
【太:太田博章さん、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

慈:じゃあ、大学のときは何をされてたんですか?
  僕は、てっきり大学のときにバンドとかしてたんだと思ってたんだけど。
太:大学のときは、バレーボールのサークルやバイトですね。僕が大学3年のときに、大阪の鶴見緑地で花博ってあっ
  たんですけど、奥さんとは、そこで出会ったんですね。
慈:ああ、そうですか。
太:将来奥さんになる人と、そこで出会ったんですね。大学のときは、そんな感じでしたね。音楽の話はしましたけど、
  自分でやるのは後の話ですね。カラオケは好きでしたけどね。
慈:そうなんだ。新認識でした。やっぱり『慈光の部屋』に来てもらって良かったなあ。
太:あ、ホントですか。薄っぺらい話ですよ。大丈夫ですか?
慈:てっきり大学のときから活動してらっしゃったと思ってましたね。
太:音楽は好きだし、ビートルズみたいになりたいという気持ちもあったんですけど、自分がなるにはハードルが高いと
  いう気持ちがあったし、友達とバンドをやることを想像したら、結構大変だと思ってしまう質なんですね。それを越え
  ていく情熱が高校や大学のときには湧いてこなくて、自分でやるところまで行かなかったんですね。意外に思うかも
  しれませんけどね。
慈:なるほど。大いに意外ですね。
太:ずっとやってきたイメージを持たれてるんですね。
慈:そうだね。学生の頃からギター片手にって感じでね。
太:そうか。今がそうだもんなあ。でも、そうではないんですよね。
慈:だそうですよ。皆さん。
太:そうなんですけど、キッカケがあったら、いつでも音楽を始めればいいと思いますよ。僕が今やってることは、自分
  の人生の反省の上でやってるんですよ。今では、人前で恥ずかしがらずに歌ったり、しゃべったりしてますけど、昔
  はそうじゃなかったんですよ。
  昔からやってたら、もう少し違う人生が歩めてたって思うところがあるので、一生懸命できるんですね。
慈:なるほどね。
  (つづく)

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慈光の部屋 太田さんにとっての音楽(第29回-5)

2016年06月24日 | 受験・学校
【太:太田博章さん、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

太:僕には5つ離れた姉がいるんですね。僕が幼いときにビートルズのカセットテープをガンガン鳴らしてたんですね。
  で、僕はそれを聞いて、「カッコいい音楽だなあ。」って、同時に英語のカッコ良さというのを感じたんですね。
慈:なるほど。
太:そういう感じで、姉の影響で小さい頃から音楽との接点ができていたんですね。そして、自分が中学、高校になっ
  たときには、もっと洋楽を好きになってきて、歌詞を見て、自分で洋楽を歌うようになったんですよ。で、高校ぐらい
  になると、周りでバンドを始める人もいたんですけど、僕自身はバンドを組んでまでやろうとは思ってなくて、いろん
  な音楽を聞いて、自分なりに表現するのが好きだったんです。で、大学を出て、社会人になったぐらいで、ようやく
  自分で歌を歌うようになって、その3年後ぐらいにギターを買ったんですね。
慈:いくつぐらいのとき?
太:たぶん25歳ぐらいのときです。記憶は定かじゃないですけど、安いヤマハのアコースティックを買って、自分の伴奏
  で歌を歌おうって思ったのは、社会人になってからなんですね。
慈:へえ、社会人になってからなんだ。
太:そうなんです。ビリー・ジョエルやクイーンとか、好きな洋楽のアーティストがたくさんいたので、まずは、その楽譜
  を買ってきたんですね。でも、ちゃんとレッスンを受けた訳ではないので、最初は押さえられるコードを覚えて、楽譜
  にあるコード進行を弾いていくことで、伴奏ができていくということがわかって、それに合わせて歌が歌えるように
  なったのが、社会人3年目の頃なんですね。
  その後、会社の同僚と音楽の話で盛り上がって、バンドをするようになったんですけど、それが28歳のときでした。
慈:28歳。そうなんだ。
  (つづく)

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慈光の部屋 ステージで歌いたい(第29回-4)

2016年06月23日 | 受験・学校
【太:太田博章さん、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

慈:「何で現役のときにもっと勉強しなかったんだろう。何で浪人なんかしたんだろう。」って、浪人生活はつらいのはつ
  らいんですけど、それまでは情けないと思ったことは一度もなかったんですよ。でも、11月頃だったと思いますけど、
  そのコンサートで初めて情けないと思ったの。で、「絶対に、もう1年浪人はしたくない。来年こそは、あんな風にステ
  ージで歌いたい。」って思ったんですよ。
太:素晴らしいですね。それで、結果を出されたんですもんね。
慈:ホントに、コンサート中はポロポロ涙が止まらなかったんですよ。周りの人から見れば、歌に感動してるように見え
  たんでしょうけどね。
太:「この人、何でこんなに感動してるの?」って思いますよね。
慈:本当は最後までいなきゃ駄目だったんだろうけど、堪らなくなって会場を出たんですね。
太:すごいお話ですね。
慈:それぐらい音楽が好きなんだよね。もはや音楽は血であり、肉であるという感じですね。
太:なるほど。久本先生って、そういう音楽との関わりをずっと貫いてらっしゃいますよね。
慈:…あ。もうこんな時間。
  太田さん、僕にしゃべらせ過ぎたら駄目だよ。僕が収録時間を気にしなきゃいけないんだから。
太:あ、そうか。
慈:それでは、本題の太田さんにとっての音楽の話をしてもらいましょう。
太:はい。
  (つづく)

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慈光の部屋 脱出計画(第29回-3)

2016年06月22日 | 受験・学校
【太:太田博章さん、慈:久本慈光(寺小屋塾長)】

慈:現役で大学に行って、合唱部に入ってた同級生から、「コンサートをするから、受験勉強の合間の息抜きにでも来て
  くれる?」ってお誘いが来たんですよ。
太:浪人のときですか?
慈:うん。で、行きました。
太:あら、行ったんですか?いいんですか?
慈:あ、これ、放送でしゃべっても大丈夫かなあ…。
太:ジコウの部屋ですから。まさにジコウだから大丈夫ですよ。
慈:うん、時効だから大丈夫だよね。
  僕は割と年上の人と仲良くなるのが得意なんですよ。で、予備校の寮の食堂のおばちゃんともすごく仲良くなって、
  表玄関が閉まっても入れるように、コンサート当日に食堂の裏口のカギを開けといてもらうようにお願いしたんです
  よ。
太:なるほどね。それは世の中を上手に生きていく1つの手段ですよ。悪いことではないと思いますけどねえ。
慈:子供が聞いてないことを望みますけどね。
太:いや、そういうことはあってもいいんですよ。今だから言える話ということで。
慈:まあ、そうして、準備万端コンサートに出かけた訳ですけど、開けておいてもらう必要がなかったの。
太:どういうことですか?
慈:泣けて泣けて、コンサートの最後まで聞いていられなかったんですよ。「今、自分はなにをしているんだ?」って。
太:ああ、そういういろんな感情が…。
慈:そう。「普通に大学に入っていれば、今、舞台の上で歌ってるのは自分じゃないか。なのに、歌も歌えないし、門限に
  も縛られて、観客の1人としてコソコソと見るだけだ。」って…。
太:なるほど。そういう自分に対する思いが湧いてきたんですね。
慈:そうなんですよ。
  (つづく)

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