彦四郎の中国生活

中国滞在記

京都・嵐山❷―「御髪神社」(その2)―日本とその周りの国々の宗教事情

2017-07-27 03:20:52 | 滞在記

 「遺伝子に打ち勝てますように レッッ フサフサ!  〇〇祥平」「髪の毛が少しでもおおく残りますように 白髪が残してくださいまし  〇〇卓也」「美容師国家試験合格!!たくさんの人に指名されるスタイリストになれますように! トータルビューティも  〇〇実由葵」「これ以上、夫の髪が抜けなくなり、はえてきますように  妻 〇〇絹江」「菅〇人と知香とその家族の髪の毛が抜けた分だけ また はえてきますように  〇知香」などの絵馬。菅〇人って、旧民主党のあの人のことだろうか?同姓同名なのかもしれない。

 この「御髪神社」は、社務所的な小さな建物はあるのだが神社の人はいなかった。全国のどこにでもあるような寂れた神社のようにも感じる小さな神社だが、全国唯一とあって 髪の悩みを持つ人や理容関係者など ぼつぼつ 参拝者があるようだった。髪に関する悩みや願いを持つ人は、ぜひ嵐山観光を兼ねて 御髪神社を訪ねてみるのは如何だろうか。

◆ 日本の神社―「八百万の神(やおよろずのかみ)」※八百万もの神がいるとされる日本という国であるが、少し日本の神社というか「神道」などのことも分かってき始めた感もある。神社庁に登録届をしている「神社数」は8万5千あまり。未登録のものも含めると10万を超すようだが--。そのうち、①武神を祀る「八幡(はちまん)さん」約4万4千社、②農業神を祀る「お稲荷さん」約3万社、③学問神を祀る「天神さん(天満宮)」約1万社と、これがベスト3のようだ。周囲を海に囲まれ、漁業も盛んな日本の国。④海神を祀る「金毘羅さん(戎[えびす]さん)」も全国には多いように思える。

 「野宮神社」では4つの神が祀られていた。このように、日本の神社には、一つの神社に行くと、本殿の周囲に小さな社(やしろ)があって、本殿とは違う神が祀られていることも多い日本の神社でもあるような気がする。

 京都市内には、サッカの関係者がよく参拝する(蹴鞠にまつわる)神社もあるし、私が住む京都府八幡市には「飛行神社」などもあり、航空関係者がよく参拝する。この飛行神社に祀られているのは、二ノ宮忠八という人で、彼は世界で初めて飛行機の原理というものを開発しようとした人だ。ライト兄弟に少し遅れてしまったが。このように、様々な神社がある日本という国である。

 いずれにしても、日本人は歴史的に多くの神に祈ってきた民族だ。宗教的には多くの人が「仏教と神道」をゆるく信仰している民族なのだろう。神仏習合といえなくもない。そして、儒教の影響もある。

◆中国や韓国の宗教事情と合わせて、「日中韓」の信仰比較を考えてみたいとも思い始めたこの頃。日本の周りの国々では、フィリピン人はほとんどがキリスト教の熱心な信仰をもつ。アメリカ人もカナダ人もキリスト教徒が多いだろう。中国人は、多少は日本と似ている宗教事情の面もある。最近は宗教に関心を持つ人も少しずつだが増加傾向にあるようだ。最も多いのが「道教」かと思う。いろいろな人や想像上のものを神として祀っている。最も多いのが、三国志の英雄「関羽」を祀る「関羽廟」かと思う。仏教にかんしては、儒教の影響もあり先祖崇拝は日本人より熱心な人が多い。

 韓国は、儒教社会の影響が いまだ強いとされ とりわけ「目上の者」に対する礼というものは厳しいものがあるようだ。そのようなことを嫌う側面もあるようだが、平等的なキリスト教を信仰する人の割合が30%近くあるともされる。韓国では、仏教は日本や中国のように 信仰の対象となることは 少ないようだ。ロシアはキリスト教(ロシア正教)信仰が多く、モンゴルは「ラマ教」(チベット仏教)の信仰の影響が強い国だった。

◆私は、「日本の国ってどんな国」ということに ここ20年来 興味関心を継続的にもっている。このため、日本の周りの国々(アメリカ・カナダ・ロシア・モンゴル・中国・フィリピン)には、それぞれ何回か訪れたことがある。日本の周りから日本を見ると、また日本のこと 日本人のことが 新しい視点から見え始めて来る。でもまだ、韓国と北朝鮮とベトナムに行ったことがない。北朝鮮は当分無理だろうが、韓国・ベトナムには 機会があれば ぜひ行ってみたいと願っている。

※9月からの日本文化論15回の授業案として、1回はこの宗教観に関するものを行いたいと思っている。

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