彦四郎の中国生活

中国滞在記

「三重苦」に悩まされた10日間あまり❷―歯の痛みにたまらず、3年ぶりに中国の病院に行く

2017-05-18 20:06:48 | 滞在記

  5月15日(月)に歯科医院に行くために、もうすぐ卒業する4回生の学生の楊君に病院に一緒に行ってもらうことを前日に依頼した。4回生は授業がないので午前中だけ診察している大きな病院にも一緒に来てもらいやすい。この日は私も担当授業がない日だった。午前9時半に「福建中医薬大学附属病院人民病院」(3年前の2014年2月に初めて中国で行った病院)近くのバス停で待ち合わせをすることにした。(中国の大きな病院は患者がとても多く、2時間以上の待ち時間などが普通)

 アパートを8時半に出る。アパート近くに 新しく「牙科」(歯科医院)ができていた。つい最近できたようだ。新しいので、わりと衛生的でやや明るい感じはする。中を覗き込むと「患者も医者もだれもいないので、早く診察と治療をしてくれるかもしれないなあ」と思いながら、待ち合わせ場所に向かう。バスに乗り下車。中国の小さな国旗をバイクに付けて、中国の民族歌を大きな音量で走っているおじさんの姿。

 バスを乗り継いで「博美詩邦」というバス停に着く。しばらくすると楊君が大学から来てくれた。小さな「牙科」の診療医院に行くか、大きな付属病院に行くか どちらがいいか彼としばらく相談した。歯の痛みの様子からして、どうやら単なる虫歯ではないようなので(歯の下の神経が痛む)、単に虫歯の穴を塞げは治療がすむという様子でもない。結局治療設備が整っているであろう付属病院に行くことにした。10時ころ病院に着く。3年3カ月前に行った病院だった。

 6階に「口腔科」があった。行ってみて驚いた。雰囲気が明るい。しかも、同時に医師が6人いるようだ。ほとんどの人は「牙科診療所」に行くためか、長時間の待ち時間を覚悟していたが けっこう早く順番が回ってきた。6つある診療ブースのうちの一つに行く。ちょっと むっつりした 若い男性の医師だった。診察してもらうと「虫歯ではない。歯根と歯肉の間に隙間ができていて、神経を刺激して痛みが起きている。治療方法は2つある。①歯を抜いての治療②痛み止めの薬だけの治療、このどちらかだ。どうするか?」(学生の通訳)   あと1か月と少しで日本に帰国できそうなので歯は抜かないでほしいと伝えた。

 しばらくしたら医師が若い女医に代わった。学生の話では、「さっきのこの男人は実習(インターン)の医者。この女医さんが本当の担当医師です」とのことだった。レントゲン室に行くように伝えられた。レントゲンを撮り、その映像を見ながら女医さん(名前は林紅)が治療方法について説明してくれた。「①歯を抜いての治療、②歯に小さな穴を開けて治療する ③痛み止めの薬でしばらく過ごし、日本に帰国してから本格治療をする」 どれにしますかということでを聞かれたので③と伝えた。「わかりました」と言われた。けっこう親切そうな女医で安心できた。1階の薬局には大勢の人が並んでいた。30分ほどして「薬局番号⑦」に名前が表示された。薬を受け取り早速服用する。

 昼の12時ころに病院を後にした。楊君へのお礼に近くの繁華街の「宝龍(バオロン)」という場所のデパート内にある寿司店に行くことにした。薬を服用して30分くらいで刺すような痛みが消えてきた。食事はできそうだ。寿司店はもうなかった(閉店)。他の店を探し始めたたら「焼き肉一番―にくまつり―」という店を見つけた。日本の文字もたくさん見られる。久しぶりに焼き肉をたべようということで、店に入った。「いらっしゃいませ!」と若い中国人従業員たちの日本語--。なにか日本の「居酒屋チェーン店」のような雰囲気だった。焼き肉も日本人が食べやすい味付けだった。もろキュウリもあった。リラックスできる焼き肉居酒屋だった。またこの店に来たいと思った。従業員も丁寧な対応だった。最近できた店らしく、6〜7人の若い授業員たちの雰囲気からして私が初めての日本人客かもしれないと思った。店内の音楽も日本の歌だった。

 この店を出る時、「ありがとうございました」と従業員から唱和された。2〜3軒隣の店の前にはは中国雲南省の民族衣装を着た若い女性が店内への勧誘をしていた。繁華街デパートを後にして、学生の楊君と「さようなら」をした。アパートに帰るためにバス停に向かう。バス停近くの交差点には、中国人らしい男性の髪型をした男たちがタバコを一服していた。電動バイクに乗るおばさんの服装とバイクの水色のコントラストがきれい。亜熱帯地方特有の赤い花が咲いていた。この日の午後から 歯の痛みから かなり解放された。早く日本に帰国して かかりつけの歯科医院で治療を受けたいと思う。

 「三重苦」の小さな病的症状に同時に悩まされた10日間が過ぎていった。ああ、辛いことも多いなあ 中国生活は。今日18日(木)の午後から、パソコンに新たなウイルスが入った可能性があるようで、操作をすることが難しくなってしまった。また、新たな悩みが生まれた。これも日本にいれば、パソコン修理・回復業者にきてもらえれば けっこう早く解決できて長く困ることもないのだが---。パソコンやインターネットの不具合は、私の中国生活においては いろいろな面で深刻な事態となることを意味する。

 

  

 

 

 

 

 

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