TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

花と蝶

2015年09月23日 | 上山の四季
上山東口の彼岸花が満開でした。写真を撮っていたら蝶々が蜜を吸いにきました。
彼岸花の根には毒があるのでしょうけど、花の蜜は蜜なんでしょうね。











東口は今、こんな感じです。盛りは過ぎましたが、サルスベリも咲いています。

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静かな中尾根コース

2015年09月22日 | 山(県内)
静かに山に登りたくて中尾根コースで五家原岳に登ってきました。
誰もいないと思っていたら駐車場(駐車スペース)に先客がいて、お互いにびっくりでした。
「なぜここに人が…」って感じ。


(愛車アトレー君の前に先客の車が!)

先客:「ここから登るんですか?」
私 :「はい。静かな処を登りたくて…」
先客:「私もですよ。でもここで人に会ったのは初めてですよ」
私 :「はい。私も初めてです」

あいさつを交わしてそれぞれに登り始めました。

中尾根コースの登り始め 国立諫早少年自然の家が推奨しているコースみたいで(以前はなかった)、途中途中の指導標はしっかりしていて道に迷うことはありません。


目印の赤テープ(その先には青テープ)


静かな森の中 


尾根道を登り切った所(逆コースの入り口) 山頂のレーダー塔群には、初めての人は興ざめするかも知れませんが、ここまでの尾根道が気持ちがよいのです。


五家原岳山頂


山頂まで車道が通っているので、自転車で登ってくる人もいます。私も自転車を持っているのでしばらく自転車談義をしました。



帰りは横峰越コースの途中から中尾根にと思っていましたが、入り口が分からず結局横峰越コースを最後まで。


途中の登山道横で昼食。


本日のお昼は、だし巻き卵焼きとおにぎり、カレー味のカップヌードル


分岐点の横峰越


四差路になっていますが、ここを手前に20分下れば横峰越の登山口で、中尾根コースの登山口はそこから3分です。昼食の時間も含めて3時間、静かな山歩きを楽しむことができました。

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のんのこ 諫早まつり

2015年09月20日 | 諫早

彼岸花はえらいですね、その時季になるとちゃんと花を咲かせるのですから。

ところで、9月19日に諫早の秋の風物詩「のんのこ諫早まつり」がありました。
昼の部は、浅草サンバカーニバルのように街中を踊りながら練り歩くのですが、これは見ることができませんでしたので、第2部のステージ踊りの模様を紹介します。


会場となる諫早市役所前の中央交流広場


人をかき分け見るのもやっとだった浅草のサンバカーニバル(←クリック)とちがって、こちらは余裕で見物




「銅皿賞」に輝いた有喜福祉村チーム踊り


「銀皿賞」の真和会チーム。「仕事の合間に練習しました」とのことでした。




新体操クラブチーム


体操の技を取り入れたのんのこ踊りを披露




表彰式の様子



その後行われた「九州有名芸能の祭典」

熊本県荒尾市の豊渕会「炭坑節」


島原不知火連「阿波踊り」

この後が「のんのこ総踊り」で、会場の見物客も一緒に輪になって皿踊りをするのですが、所用があってこれには参加できませんでした。参加したかったのですが…

のんのこの皿踊りといえば約30年前、ワンゲルの先輩であるS本さんの結婚披露宴のことが思い出されます。
奥様は諫早のご出身でしたが、披露宴の余興に、その町内会の皆様が小皿を持って会場を輪になって踊られたのでした。踊りの優雅さもさることながら、その連帯感の強さにいたく感激されたAさんが、これはワンゲルのチョチョッキに勝るとも劣らんとのたまい、みんな行くぞと飛び入り参加をしたのでした。見よう見まねで楽しく踊ったことが懐かしく思い出されました。
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「氷壁」

2015年09月13日 | 山にまつわる話
夏の北アルプスに行ってから無性に井上靖の「氷壁」が読みたくなった。
山の資料を見ていたら、「氷壁の宿・徳沢園」といった具合に、やたらと「氷壁」の文字が目に入ったからだ。

これまでに本はずいぶん処分したが「氷壁」は残していたはずだと、本棚を探した。


よくぞ無事に…、われながら物持ちのよさに感心する。


はたして三十数年ぶりの「氷壁」だが、私自身が年を取ったせいか、主人公より主人公の上司である常磐大作の言動にほれぼれしながら読み進んだ。
この物語が書かれたのが半世紀以上も前なので、今とは全く社会情勢や組織の考え方が違うわけだから、単純に常盤大作の考え方を今の時代にあてはめることはできないと分かっていながらついハマってしまった。

山登りのために無断欠勤や給料の前借り、はては山岳遭難まで引き起こし会社に迷惑をかけ窮地に追い込まれた部下を、会社の上層部の不興をかってまで守り抜こうとする常磐の生き方は、まるで一服の清涼剤のようだった。

物語の結末はすっかり忘れてしまっていた。
主人公の魚津が、婚約者を残して滝谷で落石に遭って死ぬ件では思わず「えっ!」と声を上げてしまった。物語ではあるが、魚津まで死なせなくてもと井上靖氏を恨めしく思った。

常盤大作は魚津の死を職場で伝えるときに、黙祷の後にいつもの大演説をぶった。死者にむち打つようなことは避けながらも、熱弁の結びは「ばかめが!」だった。

「ばかめが!」の言葉に、常磐のいいようのない悲しさと魚津に対する愛情の深さがにじみ出ていた。

「氷壁」といえば、ナイロンザイルが登攀中に切れたことで、様々な憶測が飛び交う中パートナーを信じて疑わない山男の友情がテーマのように書評等で紹介されているが、やんちゃな部下と上司の人間愛という視点で読み解いても実に味わい深い作品であった。
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地静かなれば天に乱れなし

2015年09月13日 | エッセイ
前ブログのタネあかしです。

一斉に飛び立つ鳥を見て、山頂に先客なしの判断は、実は宮城谷昌光さんの「劉邦」の次の件を参考にしたものでした。

劉邦軍が渭水のほとりにさしかかり、川を越えて軍を進めようとする場面。

徒渉の前に、偵察を出して対岸に伏兵がいないか確かめるべきだと主張した劉邦。
対岸に伏兵はいないと言い切る軍師。
(以下、括弧は「劉邦」本文より引用 宮城谷昌光さんの文はいいですね)

「勝負において、迷うことほど悪いものはない。劉邦は度胸を船に乗せた。はたして対岸に敵兵はいなかった。」

もし、伏兵がいたら劉邦軍は甚大な被害を被っていたであろうが、どうして軍師(この時は韓信)は伏兵がいないと断定したのか。上陸の後に、劉邦の問に韓信は

「『地の模様が天に映るのです。地が静かであれば、天に擾(みだ)れはありません』と、答えた。うまいことをいいやがる。劉邦は内心嗤(わら)った。なるほど天空を飛ぶ鳥の群れに乱れがあれば、その下に伏兵がいるということであろう。」


(本来羽を休めるべき夕暮れ時に、私に驚き一斉に飛び立ったカラスの群れ)
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久しぶりの上山

2015年09月08日 | 上山の四季
9月8日、今夜の月が中秋の名月だが、雲が厚くて見られそうにない。
残念だが、少しホッとしている。
月が昇ろうものなら、よもすがら月見で明日が仕事にならないかも知れないからだ。

さて、久しぶりに上山に登った。8月23日以来なので実に16日ぶりだ。
甥の結婚式で東京行きなど、仕事もプライベートも忙しくおざなりになっていた。
忙しいときこそ上山歩きが必要なのは頭では分かっているのだが…

件のユリが気になっていた。今年は花を見ることはできなかったが、みごとに実を結んでいたので安心した。まるで我が子のようなユリである。






ユリの無事を確かめた後は山頂の展望台を目指す。山頂といってもたかだか122mである。
最近、展望台に登るときはいつも緊張する。展望台に人がいるときがあるからだ。
めったに人と会うことのない夕暮れの展望台だが、人がいるとすれば若いカップルである。
普通に夕焼けの空を眺めながら愛の語らいでもしていてくれれば問題ないのだが、あられもない姿でいるときがあるからだ。そういう場面に何度か出くわしたことがある。若い二人をじゃまするようで申し訳ない。だから、展望台に登るときは緊張してしまう。わざと足音を大きくして登っているのだが…

しかし、今日は緊張しなかった。事前に私一人の上山だと確信が持てたからだ。
私に驚き、屋根や木々で羽を休めていたカラスの群れが一斉に飛び立つ様を見て、先客はいないと推理したのである。
まるで名探偵コナンのようだと自画自賛。



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