ゆとろぎへの道 仲村峯夫 一隅を照らす素晴らしきかな人生 照らさずとも好し また素晴らしきかなこの人生(とき)

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自分探しの旅は 違う景色の見える道

対米追随&積極的平和主義&印象操作

2017-07-14 17:36:14 | 日記
   対米追随&積極的平和主義&印象操作
 1997年に一人の防衛官僚が「国際平和の維持回復の為に国際協調に基づいて、日本も『積極的平和主義』の立場から、軍事オプションも含めた自衛隊の海外派遣の検討をすべきである」との見解を述べたようである。
 「軍事オプションも含めた自衛隊の海外派遣」とは、明かに自衛隊の海外での武力行使を意味し、国際平和の名のもとに日本が海外で武力介入することを「積極的平和主義」と定義している。
これに触発されたかどうかは知らぬが、安倍首相が、集団的自衛権の行使や自衛隊の海外派遣問題を国会で議論した際に盛んにこの「積極的平和主義」なる言葉を使っていた。
 この「積極的平和」は平和学の父と呼ばれる、ノルウェーの社会学者ヨハン・ガルトゥングが1958年ごろから使い始めた言葉という。
しかも彼の言う、「積極的平和とは、ただ単に戦争や民族の争いがないだけでなく、飢えや貧困や差別や抑圧がない信頼と協調のある状態」としている。
安倍首相や、かの防衛官僚の認識とは180度も意味合いが違うのである。
 更に、ガルトゥングは「消極的平和を積極的平和と言い換えるだけなら単なる無知だが、世界の歴史を見ても、最も好戦的な米国に追従する姿勢を積極的平和と言うのは悪意のある『許しがたい印象操作』である」とまで言っている。
 「米国が初めて、他国に介入したのは1801年(ジェファーソン大統領)の時で、それ以来米国は今日まで248件の軍事介入をしている。
第二次大戦以後に限っても37か国で軍事介入し2000万人以上を殺害している」とし、好戦国アメリカを批判している。
 日本の対米従属については「日本は戦後70年経っても、好戦国アメリカの支配下にある。
日本の政治家たちは、首都のど真ん中の六本木ヘリポート(米軍用地内の赤坂プレスセンター)に降り立つ、米軍や米政府の顔色を伺い、ワシントンの意向を忖度しながら政治を行っている」と手厳しい。
 集団的自衛権の行使についても「殺された側の怒りや悲しみは必ず、米国やその同盟国に降りかかる。それが欧米各地でのテロである」と指摘している。
要するに海外での武力介入は、言い換えれば国家がその国の国民を殺傷することで「国家テロリズム」であり、正当性の根拠はなくそれは永遠にテロを拡大再生産するだけなのだろうと思う。
 日本の学者や中央の大手マスメディアが公然と避けて通る、安倍首相批判だが、ガルトゥングのそれは鋭く、小気味が良い。

 



 
 
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