夢のスイカ(雌花)

2008-09-27 20:50:28 | 研究所日記
受粉をした雌花です。葉っぱも花もスイカそっくりだったのに(しくしく)

http://alic.vegenet.jp/panfu/suika/suika.htm

夢のスイカ

2008-09-27 20:05:11 | 研究所日記
研究所の裏口の植え込みにどうやらウリ科の植物があるらしいことに秘書のIさんが気づいて教えてくれたのが8月の終わり。調べると、葉っぱの形から、スイカ!?らしいことが判明。ヤッターーー!!

小学生の時、マンションの小さな裏庭にこっそり種を蒔いてみた。大きなスイカが実った夢を見て、即、飛んで見に行ったが、砂利のような地面からは芽すら出ていなかった・・・・。(シュロなどは誰かがこっそり植えて、かなり大きく育っていた。やはり東京の城南地帯は、熱帯に近いのでしょう)

この、うん十年前の私の夢が叶うかも・・・。

誰かが食したスイカの種を廃棄したものでも構わない。シマシマのスイカが実るところを見てみたいものだ。

9月初日、雌花発見!早速人工受粉を試みる(初めて)
しかし、雌花は知らないうちに落ちて消えてしまった。(受粉失敗)

数日後、また雌花を発見。祈るように再度受粉。
しかし、またこれも自然消滅してしまった。

はあ。こんなに大変なんだ。スイカを作るのって・・・。

シンデレラのカボチャのように、つるがどんどん伸びて、植え込みを我がもの顔に走り回っているスイカ。
咲いているのは雄花ばかり。

「やっぱりどこの世界もそうなんだな~」
と妙に納得し、不思議な感想を述べている研究者のIさん。どうやら男女比率の話らしい。
あの・・・お言葉を返すようですが、、、と私。
私の世界は、いつも女性が大勢だった。通訳学校も女性が殆ど。(一度、防衛庁(当時)の黒一点があっただけ)理系の研究所や大学院だけが、見事に男性ばかりなのであって、世の中女性ばかりの世界も結構多いのである。

さて、意気消沈している間に9月も終わりに。。
ふと根元近くに、大きく実っているものを発見!
既に、350ミリペットボトルほどの大きさで、誰かが下に紙までひいてくれている。わーーーーー!!

が、しかし!!
問題は形である。スイカの縞もない。どうみても冬瓜のようだ。(写真ご参照)
気を取り直して「まくわうり?」と思ったが葉っぱが違う。

植物に詳しい秘書のIさんも頭をひねっている。

葉っぱはどう見てもスイカ。でも、実の形はウリ。

これは一体何でしょう??

しかし、私は研究所に何をしに行っているのでしょうね?



タマゴ(その2)

2005-10-10 22:46:41 | アカヒレ(コッピー)飼育日記
こっちの写真の方がつぶつぶが良く見えるかも。

タマゴとうとう産まれる

2005-10-10 22:45:51 | アカヒレ(コッピー)飼育日記
今か今かとしょっちゅう水槽をのぞき込んでいた間には何も起きず(expectingの単語の意味を実感)、私が外出している間に、産卵してしまった。
「コッピーがタマゴを産んだよ!早く帰って来なさい!」と携帯に連絡があり、急ぎ家に戻る。

タマゴは、ゼリー状のチューブで、中に透き通ったツブツブが30個ほど。
藻に産む、とつい金曜に熱帯業屋さんで聞いたのに、水槽のはしっこに産みつけられており、くっついてはがれない。親と一緒だと食べられてしまうから、別々に、と言われていたので、仕方なく、親達を、ペットボトルのお仕置き部屋に隔離する。

今のところタマゴは生きている模様。
受精卵かどうか、、、分からない。
(相性の悪いカップルなので)

卵割などが観られるといいな。

わくわくする。


オシャレな朝顔

2005-10-02 20:30:29 | ネイチャー
本日は30度近い真夏日だったので、また朝顔が咲きました。
るこうそう、という赤い小さな花が、まるでかみかざりのよう。
朝顔ってオシャレー。

ししゃも状態のアカヒレ(コッピー)

2005-09-30 22:31:40 | アカヒレ(コッピー)飼育日記
アップルの満月の写真で一度登場したアカヒレだが、なんと2匹のうち1匹のおなかがふっくらとふくらんできた・・・。

4月に自宅のある駅ビルのお花屋さんで、ちいさな瓶に詰められて山積みになっていたのを見かけて、あ、可愛いー、と思っていたら、もう一度見た時に、瓶が残り一つ、になっていたので、「これは私が買うという神様の思し召し・・えいっ!」と買って、こちらに持って帰ってきたのが始まり。2匹ペアで、ちょうどメダカと同じくらいなのだが、ヒレのところがオレンジ色で、身体にも光る線があり、なかなか美しい魚である。(アロワナのエサという悲しい話しもあるが)
コッピーという名前で、コップのような200ミリリットルの世界で2匹が飼える(餌は2,3日に一回、水換えは1ヶ月に一回、新潟大学の学生のベンチャーが始めた?)というのがうたい文句だったので、そりゃあ便利なお魚、私向きね、と思っていたのだが、2匹の大きさがちょっと違って一匹がエサを独り占めし、小さい方がエサを食べられず、身体が傾いてきてしまったため、1匹ずつ小さな容器に別居させ飼うことにした。
買ってきた指示書通りに水も換えず、水草以外に、コケだらけ、どんどん泳ぐところが無くなるくらい、緑のもやもやしたものが発生しているのを放置していたところ、、飼育から1ヶ月もしない、ある日、突然、エサの食べ方が鈍くなった。おかしい、と思って良く見ると、動きも悪い。水底でじーっとしている。さらによおく見ると、身体に白い斑点が、、!!きゃああああ。
しかも、尾びれに、、一匹は尾びれが溶けて欠けてきているではないか!!
これは・・・大変だー。

調べると、カビのような、いわゆる「おぐされ病」というものらしく、急ぎ、熱帯魚屋さんに薬を買いに走った。
熱帯魚屋さんの店員さんは私が「コッピーが、、」と口にすると、憮然として「それは正式名称ではありません、学名は、、、、と言うんですよ。良くコッピーが、と言うお客さんがいる」と言う。私も「知ってます。中国原産で、コパーフイン、アカヒレって言うんですよね」というと少し、認めてくれたようで「コッピーと言って悪質な売られ方をしているが、本当はそんな狭いところでは飼えない、あいつは良く泳ぐ」とまだ怒っている様子。
学者肌の店員さんだったようだ。
結局2リットルほどの水槽を購入(浄化装置付き)、青い薬液で治療後、2匹を入れると、なるほど、元気に楽しそうに良く泳ぐようになる。(200ミリリットルから2リットルの世界へ!)
店員さんの言う通り、溶けたヒレも再生した。
弱々しかった小さな方も、初めは傾いていたが、だんだん元気に泳ぎも達者に、素早くなってきた。
ホッと一息。

しかし、大きい一匹が、小さな方を追いかけていじめる行動が目に付き(ビュッと突進してつつく)見ていて、あまりいい気持ちがしなかった。

そのうち、大きい方が、よりオレンジが鮮やかになり、小さい方が、色が薄く、お腹がなんとなくふっくらしてくる。
そっかー、もしかして、これはオスとメスのカップルだったのね♪ラッキー!

ネットで調べると、オスがメスを追うのは繁殖行動のようだ、、。
(大学の先生に話したら「オスの愛情表現かもよお、、」と仰っていたが当たりだ。
さすが、男性心理が良く分かる先生??)

エサも、メスの食欲が日に日に増して、オスよりよく食べるようになってきた。
タマゴがあるとお腹が空くらしい。

2週間ぶりに水槽を覗いた人に「ししゃもみたいになってきましたね」と言われ、
やっぱり、私の錯覚では無い、本当に産まれるかも・・・。
可愛い稚魚が水槽を泳ぐ姿を想像してうっとり・・・♪
早く産まないかなあ、、と心待ちにしている日々である。
(養子に出す先まであれこれ考えている。・・・最近コッピーを亡くしたばかりの大学の秘書さん、すでに犬と猫を飼っている研究所の友達、大学の先生のお嬢さんに、とか)ネットで調べたら(アカヒレ飼育記のwebはかなり多い。愛好家も多いということだろうか)やや心配な記述が、、、(アカヒレレポート http://homepage3.nifty.com/kotopy/aka/a1.html 「うちの妊婦さん」より)。

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メスはだんだん成長とともに、お腹に丸みが出てきてメスだなと分かります。それとオスに比べて 背びれや尻ビレが鮮やかではありません。繁殖期になると、オスに追い掛け回されて水面近くで難を逃れている ものもいます(笑)オスと相性が合えば一緒に泳いで産卵を繰り返します。やっぱり誰でもいいって分けではないようです('-'*) 最初の繁殖の時にメス3にオス1の割合で1つのケースに入れて観察したときも一組だけで産卵していました。残りのメス二匹は 合わなかったようです。それでメスをまた別のオスと会わせると一匹は産卵まで漕ぎ着けましたが、やはり一匹は逃げ回って 産卵が上手くいきませんでした。。お腹は大きくパンパンなのに産卵できないで可哀相と思いましたが、もしかしたら密かに 卵をバラ撒いていたのかもしれません(笑)
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ええー、相性があるの?
うちのは、メスが一方的に逃げており、かなり相性が悪そうである。
「私の前で、DVはいかん!」とオスをペットボトルの独房お仕置きの刑に処していたこともあったのだが、反省の様子が全く見られないのでやめた。
仲良く無いと、稚魚は産まれないの??、、しくしく。

人によっては「勝手に水槽で増えている」とか「産卵水槽は特に必要ない」と書いてあるものや「食欲旺盛な親なので、卵を食べてしまう恐れがあり、卵はすぐに隔離する」とか「妊婦さんににはフレークエサでは足りないので、特別なミジンコエサなどで栄養をつけてもらう」とか「稚魚にはブラインシュリンプとかというエサを自分で繁殖して用意する(ひええ!)」など手厚い飼育など、様々。私はちょっと混乱気味。

いずれにしても、このまま無事に産卵してくれると良いのだが。

小さな小さな魚だが無邪気に泳ぎ回る姿はこの上なく可愛く、私の宝物である。




アップルの月

2005-09-24 21:36:28 | アカヒレ(コッピー)飼育日記
アップルの月と昇り竜、ならぬ「おさかな」

これでお月見を・・・。
(満月じゃない、という指摘有り(--))

アップルのCMに使ってもらえるといいな。


写真が載せられるのは面白い。


ブログ

2005-09-14 23:26:04 | つれづれ
ブログのアクセスが昨日50件を越えていました。
一体どんな方が読んでいらっしゃるのでしょうね。

ちょっと気になります。




セミの一生

2005-09-08 23:30:08 | ネイチャー
今年はセミが多かったらしい。台風一過、真夏日となった今日も、夜は既にコオロギの大合唱だが、昼間、まだセミの声が聞こえた。
セミさえいないところに住んでいたので、昨年、初めてセミの脱皮を見た時は、感動的だった。
(もちろん激写!)
そして、今年は、駐車場や、大学の非常階段などで、全く無傷のセミのなきがらが、転がっているのを何度も目撃した。これも初めてである。
何に食べられることなく、まるで生きていたそのままの姿で、コロッと落ちているのである!

ちょっと羨ましかった。

数週間、一生懸命、無心に大音響で鳴いて(雌だったら、ちゃんとタマゴを産んで)、精一杯生きて、そのまま力尽きる。

地中で過ごす幼虫時代に比べ、遙かに短い、大人の時間。

でも、皇帝ペンギンのように自分よりも大切なタマゴで次世代を残して、満足して終わるのだろうか?


私もそんな風に、
普通の日常生活を一生懸命送って、ある時、燃え尽きるように、
コロッと逝けたらいいのになあ。
(でも、セミも死ぬ時、実は苦しいのかも)


てんとうむしの季節の到来

2005-06-08 22:10:33 | ネイチャー
今年も、はや6月。
てんとうむしの季節がやってきた。(既に5月から始まっているが)
今年は、5月が涼しかったため、アブラムシが大量発生し、農家やあちこちで被害が出ているらしい。うちも例外ではない。「炎のベランダー」である母が、初めて植えた「シシトウ」の、てっぺんの新芽の部分に「うじゃっ」とアブラムシがおてんこもりになっているのを発見。
さっそく、近所の公園の「花梨」の木(こちらは例年、アブラムシが発生し、てんとうむしのゆりかごになっている)に足を運んだ。
いたいた!
なみてんとう君の、様々な段階の子供達でいっぱい!!
この木は食べ放題だなあ、、、。

うちのシシトウが4本きりなのを考えるとあまり食欲旺盛な大きい子はダメ。
となると、2齢くらいのおちびちゃんがいいかな。
と、ちょっと小さめのなみてん君をヘッドハントする(いわば拉致・・・)。

さっそくシシトウにおろすと、つるつるしているらしく、ちょっと歩き難そうだが、がぶっと食べ始める。
おおー!この光景、久しぶりい!(満悦)。
なみちゃんが大きめのアブラムシにかじりついて、アブラムシが「あ~れ~」と手足をバタバタさせている。今年は、レンズもかませて写真も撮る。いいのが撮れたぞ!

良く考えると恐いシーンだが、なぜかアブラムシには悲壮感は無いのだ。
能天気なアブラムシは、能天気に食べられてゆく感じ。
食べてるてんとうむしも、スローだから、かな??

なみちゃんは、ひとしきり食べると、ぱんぷくりんに膨れ、まるでパンパンに空気を入れた自転車のタイヤのようになった(見たところ黒いゴムみたいだし、「はりはり」しているところまでそっくりです)と思いきや、しーんと静かに動かなくなった。
そして、ひくっ、ひくっと、腕立てふせを始める。
母が心配する「どうしたのかしら?」
てんとうむしブリーダー3年目突入の「てんとうなな」としては
「あー、これは脱皮前の動作ですね」

予言通り、私が仕事から帰宅すると既に脱皮を終えてなみちゃんは、終齢の大きな幼虫になってしまった。
(かよわさを残した赤ちゃんなみちゃんは消えていた)

しかし、てんとう虫の威力はすごい。
シシトウからはあっという間にアブラムシの姿が消え、緑の色もさえざえと、元気を取り戻した。

生物農薬として、もっと活用ができたらいいのにね。

さて、生き餌しか食べない、なみちゃん、、どうしよう?
じゃ、次は、、、オクラかな?
こちらも、天候のせいで生育不良のためか、あまりつきにくいはずのアブラムシがついている。
こっちで食べてもらう。小さいのでアブラムシの数も少なく1日も、もたない。

仕事場からお買い物のご用聞きの電話を入れると母が「餌がいなくて、てんとうむしが死んじゃうよ!!」と慌てている。
(幼虫は怪獣みたいで気持ち悪い、などと言っていながら、一番生き物思いなのは母なのだ・・・)


えーと、そしたら、次は、、、焦ってくる。何かな?
毎年、食べ尽くした後のてんとうむしの餌探しは大変なのだ。
いそうでアブラムシがなかなかいなかったりするので(ヒメジョオンなどもいるのといないのがある)。

すると、おお、ボケの盆栽(もらいもの)にもアブラムシがいるではないか。しかも緑と赤のが!
さっそく枝に乗せる。やはり、花梨の木育ちのせいか、木に乗せると、一段と歩き易く、嬉しそうだ。
しかし、葉っぱが多いとなかなか、アブラムシのいるところに辿り着けず(かれらの動きは全くランダム。むやみやたらに歩き回って、アブラムシと頭をごっつんこするまで、気付かないのだ。
時々、踏んだり、蹴落としたりしている。嗅覚は無いのだろうか??良くそんなことで生き残ってきたなあ。ま、そんなとろいところが、可愛いんだけど)
実のまわりにぼってり付いているのに、なかなか気付いてくれない。
すぐにスルーして、アブラムシのいない方にばかり行こうとする。

いらいらして、とうとう「神の手」登場。

指に乗せ、実のアブラムシに顔をつけてやる。
最初は、パニックして、実に登ろうともしないが、そのうち、「!」と気付き、私の指に乗ったままアブラムシをぱくぱく食べる。
あ、あのー、降りて欲しいんですけど。手乗りてんとう虫って初めて(^^;)
嬉しいけど、足がしびれてくる。悪いが、実のそばの枝につける。
(後で見たら、実に自分でとりついて食べていた)

そうこうするうち、ボケもあらかた、食べたなみちゃん。
さて、どうしよう?

なんとミニトマトまでにアブラムシがたかっているのを発見!。
(トマトは、独特の匂いのせいか?どうだか分からないが、今までアブラムシがついたことはなかった)
しかし、トマトの茎は毛だらけで、つるっと落ちてしまう。
土に落ちて「あわあわ」しているので、ちょっとアブラムシがリバイバルしたオクラに戻す。

が、じっとしている。動かない。
うーん、どうしだんだろう?まだ終齢としては身体が小さいような・・・。
寒いから動けないのか?

仕事から帰ると母が「てんとう虫、動かない。死んじゃった。あまりいじり過ぎたんじゃないの?」と私を批難気味。

確かに、動かなくなって2日。

しかし翌朝、めでたく「さなぎ」になっていた。
(ああ、さなぎになる時の、洋服をくるっと脱ぐとこが見たかったのに!!)


そして、約1週間後の、本日、無事に、丸いオレンジの星2つのなみてんとう虫が生まれていた。
帰宅した時に、まだ羽化後のレモン色をしており、羽を乾かしているところだった。
次第に、模様(まんまるの点)が浮き上がってきて、レモン色が、黒に変わってゆく。
漆の塗り物みたいに、ぴかぴかになるんだよね。

でも、明日には、飛んで行ってしまうんだろうなあ。

1週間の間に、またオクラにアブラムシが増えているから、腹ごしらえしてから旅立って欲しい。

私、てんとうなな、のお願いである。