吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

おひめさまだっこ

2016-12-07 14:23:02 | 日記
昨日、つるつるぴかぴかに凍った道路は、今朝は一段とつるつる度を増して
冬用の、ごつごつした靴底の靴を履いていても、油断すると直ぐに足を滑らせそうになってしまいます。

今朝、送迎バスまでの短い距離を、さっちゃんと手を繋いで歩いているとき
用心深いさっちゃんは、慎重な足取りで歩いていても、時々足を滑らせてしまい
その度に、「あっ!」「やーん!」と、小さく叫びながら、私の手を握りしめていました。
その様子があまりにも可愛らしかったので、つい「ぷっ!」と、吹き出すと
さっちゃんは、「なに!」と、苛ついた声で私を責めました。
一生懸命歩いていても、つるつる滑って怖いのに、笑われるなんて!と、思ったのでしょうか。
だって可愛いんだもの、笑うくらい許してよ。


そう言えば、昨夜、利用者の女性をご自宅へ送るときのこと。
膝に慢性的な痛みを抱える彼女は、道路は滑るわ、膝は痛いわで、とても苛々していました。
ぶつぶつ言いながらも、やっと車の後部座席のドアまで辿り着いて、車に乗り込もうとすると
今度は、お尻を車のシートに乗せることが出来ません。
普段はそんなことはないのですが、寒くて一段と膝が痛むことや
体を縮込めて、姿勢が悪くなっているせいもあるのでしょう。
寒い、膝は痛い、身体は言うことをきかない、車には乗れない。

普段できることが、出来ない。

彼女の苛立ちは、最高潮です。

混乱している彼女に、なにを言っても伝わりません。
「もう少しお尻をこちらへ」
「わかんない!」
「身体をこちらへ向けてもらえますか」
「わかんない!できない!」

寒さは増し、時間は経ち。
しかし、私には次の仕事も残されており。

「分かりました」
私は、彼女の片腕を自分の肩に掛け、右手で彼女の背中を抱き
「今から、いち、にの、さん!で抱き上げますね」
そして、彼女の両足の膝の裏を支えました。
「いち、にの、さん!」
小柄な彼女は、軽々と私にお姫様抱っこをされ、車の後部座席に腰をおろしました。

少女漫画なら、確実に胸キュンなドキドキする場面ですが
方や80過ぎの小柄な女性と、方や50代の、筋トレとストレッチが日課の、体格のいい中年女性。
キュンやドキドキがあるはずもなく。

「力持ちなのね」
「そこだけは自慢です」

こうして私たちは、本当の意味でドキドキする、凍結路面へと車を出発させたのでした。



お姫抱っこかー。
されるより、する方が楽しいぞ、なんとなく。
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