「問う」

★★★irasuto「菫」★★★

「問う」





何時も心を過る

何の為に生きる

心臓は鼓動する

弱気鼓動なれど

強く刻んでいる

我心の叫び何を

心ある限り求め


私は私と自己に問う

新たなる芽吹きに感動

我が儘な心一人踊る！







「生きるため　芽吹く草木の　弥生月」

「思う心は」

「思う心は」





響く心に


言葉伝わずとも



押し寄せる


熱い思いは



きっと伝わる





「言葉無く　熱き心の　春の花」

「心の中Ⅹ春運ぶ」

★★★irasuto「思い空」★★★

「心の中Ⅹ春運ぶ」



小鳥の囀り歌う声

春が来たと歌うは

姿見えず梅の木に

メジロ安らぐ一時

鶯の姿見えず鳴く

見違えても嬉しい

心が和む日和なり

尚今無縁なる人の

悲しみ何時消える

と言えるのだろう

頑張れと言うには

虚しくて我は祈る

愛する人の悲しみ

癒される時来ない！







「見違えて　嬉しき思い鶯の　姿無くとも　梢に遊ぶ」

「心の中Ⅸ」

★★★irasuto「使い」★★★

「心の中Ⅸ」




我神の存在信じず

都合良き心故に

悲しみに出合う時

苦しみに耐える時

信じぬ神に祈る

愚かな心と思うも

弱気心は救い乞う

信じていないのに




「愚かなる　信じぬ言いて求めるは　見えぬ神故　祈る救い也」

「心の中Ⅷ」

★★★irasuto「春山へ」★★★

「心の中Ⅷ」






時にはくだらない意地を張る

我が儘な心が言葉と飛び出す

君を傷つける言葉浴びせても

反発しない君愚かさを知って

優しく語れば返る優しい言葉

それでも時には傷つけている

君は笑顔で馬鹿ねって言った

清き白梅の香に恥じらいつつ






「梅の香が　匂いたちゆく　春小道」

「心の中Ⅶ」

★★★irasuto「想い」★★★


「心の中Ⅶ」





此の地に降る雪よ

かの地には降らないで

寒さに飢えに苦しむ地

奢れる人々であったか

天よ優しくあれ人々に

嘆く言葉哀れなる姿も

届いているだろう天よ

鎮めたまえ宇宙の中の

青き惑星の命に憐みを





「青きなり　水の惑星宙の中　総てのひとつ　破壊悲しむ」

「心の中Ⅵ」

★★★irasuto「春」★★★

「心の中Ⅵ」




混沌と渦巻く心我

木々が芽吹きだし

前へと歩き出せと

青空も言っている

我思い信念のまま

固い意思有るなら

道は開けるのだと

芽吹きだした銀杏

大樹の声聞え言う

我も歩き出さんと





「春だから　芽吹く万象跡を押す　悲哀乗り越え　人間だから」

「心の中にⅤ」

★★★irasuto「想い遠き」★★★

「心の中にⅤ」





悲しみに深く傷つき

涙も残さず闇襲う心

言葉は届かず閉じた

癒されぬ心は虚しい

心をそっと抱きしめ

固く閉じた心の扉を

開くまで優しく包み

温もり伝え言葉無く

心開くまで抱きしめ

このままずっと待つ

時過ぎて心開くまで

生きる力蘇るまでは

このまま抱いて君へ





「癒されぬ　心あるなら何時までも　あなたの心　開くまで待つ」

心の中Ⅳ」

★★★irasuto「風景心」★★★

「心の中にⅣ」




心と言うものは難しい

笑顔が素晴らしい悩み

悲しみが襲う泣き顔も

苦しみ悩みに見失う心

心潰れる人持ち直す人

誰も傷口を両手で塞ぐ

何も無い様な顔をして

偽善者の様に振りまく

笑顔に隠し生きている

己を隠して生きるのも

真実を己に問い生きる

心は混沌の中で揺れて

人々の心が変わる欺瞞





「様々な　苦しみ隠し笑う人　心のままに　素直さ失くし」

「心の中にⅢ」

★★★★irasuto「無題思い」★★★★

「心の中にⅢ」




闇の心の小さな光が

私を包んでいます優しく

小さな光が仄かに残り

少しずつ大きくなり

心は満たされて行きます

暖かな思いありがとう

人々の心の中優しい光

いつまでも留まって下さい

再び暗闇に陥らない様に

いつまでもいつまでも





「安らぎは　光り包むや我身にも　小さな灯かり　あなたへつなぐ」