天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

有識者会議

2017-04-24 11:17:08 | 時事
小泉政権時の会議は「皇室典範に関する有識者会議」であった。

今回安倍政権では「天皇の公務負担軽減等に関する有識者会議」であるが、当初から『生前退位』という極めて問題のある造語に踊らされたのか現在でも「生前退位の有識者会議」と両方が使われている。

必ずしも正式名称が正しいかと言えばそうでもなく、軽減等の"等"が曲者であると考えている。

小泉政権下では悠仁親王殿下がお生まれになったので次のような報告書は白紙となった。

・女性天皇及び女系天皇を認める。
・皇位継承順位は、男女を問わず第1子を優先とする。
・女性天皇及び女性の皇族の配偶者も皇族とする(女性宮家の設立を認める)。

元々慎重論の自民党であったが、官房長官だった安倍は、有識者会議が「男系維持の方策に関してはほとんど検討もせず、当事者である皇族のご意見にも耳を貸さずに拙速に議論を進めたこと」を批判した。

私はこの時の安倍氏の判断こそ正しいのであって、現在の支持率と一強の源となっていると確信している。

今回の負担軽減の結論は「一代限りの特措法」で恒久化を避けるため皇室典範の改正には至っていない。

要するに"等"がこの事を指していればなにも危惧しないのであるが、有識者会議代表の御厨貴氏が

現安倍政権での女性宮家と退位「将来的に制度化」を昨日毎日新聞が伝えた。

この事こそ私が危惧していた"等"であり、御厨氏の女性宮家創設であるが、女性皇族が宮家を創設した例は一度もなく、女系天皇も視野に入れた小泉政権時の焼き直しに過ぎない。

つまり、これをまた安倍政権で男系維持の方策も検討されないまま毎日新聞経由で持ち出してきたのだ。しかも記者会見では触れていないことが、気にかかる。

有識者会議の座長代理という立場ではお首にも出さず、御厨貴個人の発言と使い分けている周到さに底知れない力のようなものを感じるのである。

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