天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

侵攻と侵略

2017-06-07 12:50:47 | 時事




侵攻(invasion)とは、

ある国家・武装勢力が別の国家・武装勢力に対して攻撃を仕掛けて、その領土・勢力圏を侵す行為
目的を問わず相手方勢力・領域を攻撃する行動



侵略(aggression)とは、

国際法上、ある国家・武装勢力が別の国家・武装勢力に対して、自衛ではなく、一方的にその主権・領土や独立を侵すことを意味する。相手の主権・政治的独立を奪う目的の有無に注目した用語




となりますが、明確な違いがあります。第一次世界大戦後の1928年のパリ不戦条約によって侵略戦争が禁止されました。

つまり、侵略戦争は違法、犯罪行為ということです。



埼玉大名誉教授、長谷川三千子氏は、侵略という語は「戦争の勝者が敗者に対して自らの要求を正当化するために負わせる罪」であるとし、負けた側が侵略戦争で戦争犯罪国、勝った側が自衛戦争となる法ではなく力によっての支配を肯定し、敵対関係を継続させる概念だと正論で述べておられます。

要するに当時の戦勝国が日本に対して行ったのが自衛戦争で、日本もまた自衛戦争で対抗したのです。その結果が日本の戦争は侵略戦争で戦争犯罪となってしまった訳です。

日本がこの「侵略」を未だに使う限り、戦争責任者は戦争犯罪人であることと、かつて戦争犯罪国であったと世界に向かって発信し続けているということなのです。

ここに慰安婦や南京事件などの「侵略」的要素を新鮮なままに保つ「偽りの過去」がいつ迄も日本の戦争への反省と謝罪の保冷剤として機能しているのです。

高須先生が三ヶ根山の殉国七士廟に良く参拝されますが、ここに眠る7人の(A級戦犯)戦争責任者は戦争犯罪者ではない、侵略戦争ではなかったと口では言われませんが、私にはそう聞こえるのです。

日本人自らが反省の意味で使う「侵略戦争と植民地支配」はそろそろ使うのを辞める時期が来ているのです。



百田氏がブロックする田中秀臣からブロック⁉️

2017-06-07 11:38:14 | 解説




百田氏ツイート

『感動してしまった…
僕、なんで、この人をブロックしてたんやろう。よく知らない人なんやけど、きっと、何か気に入らないことがあったんやろうなあ。これからは反射的にブロックするのはやめよう。』


として田中秀臣氏のKODAIRA祭に関してIRONNAに『百田尚樹に嫌われる私でも、一橋大「講演中止」の判断は残念に思う』と題して寄稿している。

『作家の百田尚樹氏が一橋大学の学園祭「KODAIRA祭」で行う予定だった講演会が中止になったニュースは、ここ数日のネット界の話題となった。まず最初に書いておくが、筆者は百田氏の著作や発言には批判的なほうである。そのためか知らないが、彼のTwitterアカウントからブロックされている。ちなみにブロック行為は個人の自由なので最大限尊重されるべきだ。ただ、百田氏と筆者にはかなり意見の相違があるのだ、ということをまずは注記したい。』

『19世紀の偉大な啓蒙(けいもう)思想家のジョン・スチュアート・ミルは、古典的著作『自由論』の中で、規制されることのない言論の場こそが人々の満足(効用)を増加することができるとした。』

田中氏は早稲田大学を卒業し、上武大学ビジネス情報学部教授で専門は日本経済思想史である。自らを「韓流好きのリフレ派」とし上念氏より思想面では左だろう。

「百田氏の著作や発言には批判的なほう」であれば私のことはネトウヨレベルでブロックしたに違いないが、スチュアート・ミルを持ち出して言い訳じみた百田氏擁護を展開している。擁護と言うよりは寧ろ言論の自由を保証した方が良いと言っている。

ただ「ミルはヘイトスピーチを規制することはかえって言論市場を損ねてしまうと批判的だ」などと百田氏がまるでヘイトスピーカーである様な言説は健全なナショナリズムさえこれっぽっちも受け入れないとする頑なな戦後アカデミズムの井の中のツチガエルである。

私ごときをブロックする度量の無さに器の小ささを実感している。